表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

596/617

k-512

 町中を確認しつつヴォルフスザーン城に戻った俺たちは、すぐに事件の捜査にとりかかった。


 念のためレスタの町の被害状況も確認したが、出現したのはパニックワームのみで、あのデカいのまでは出現していないようだった。


 ただし未だに散発的にパニックワームの襲撃は続いているようなので、予断は許さない。うちの町でも、限界態勢を強いているため下火にはなってきているが油断するといつまた襲撃されるかわかったものではない。


 襲撃犯を叩かないことには、事件の真の解決とはいえない。


 レスタには、兵士長のドニーさんにこちらが掴んでいる情報を持たせた伝令を走らせ、パニックワームの皮製マスクを100枚ほど渡すことにした。


 また連戦になってしまうが、首切りに参加したハルバート部隊から増援パーティを1パーティ編成し、レスタの救援に向かわせた。


 レスタにパニックワームが出現するようになったことの責任の一端は俺にもあるし、レスタにもパニックヒュドラワームが出現するようなことがあれば、おそらく町を守り切れるかどうかも怪しい。その場合は改めてサラサがもっている通信の魔道具に知らせるよう、兵士に指示した。



 さて、こちらでもやるべきことをやろう。一連の事件の犯人の特定と身柄の拘束である。


「まあ、手がかりはあるからな」


 それはパニックヒュドラワームが出現する直前に捜査本部に飛び込み通報してくれた、トラキアの女諜報員スパイシーナさんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ