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【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


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k-475

 俺たちはビードラに乗って、北へ北へと飛んだ。



 途中途中、ビードラにエリューン様の指輪の力を借りた魔力回復魔法フォレストヒーリングをかけたり、体力回復ポーションを大皿に入れて舐めさせたりして休ませた。


 俺たちもその度に、エコノミー症候群にならないようラジオ体操をしたり、仮眠や食事をとったりして休憩した。




 さて、伝承の魔法使いは獣たちの案内で、神樹までたどり着いたとされている。



 口伝くでんの伝承によれば、レスタから西に行った山麓のとある場所に【牙の大岩】と呼ばれる鋭利で巨大な岩群があるということになっていて、魔法使いはそこで案内の獣と出会ったとされていた。



 なのでまず俺たちは、その【牙の大岩】を見つける必要があった。



 さあ、そろそろ空から視界の片隅にレスタの町が点になって見えてきたぞ。


 岩のある場所もそろそろだ。



 俺はビードラに若干西に向け旋回させて軌道修正した。


 すると、山麓に広がる森林地帯の深い緑が少しずつ眼下に広がってきた。




 ここからは【牙の大岩】とやらを探さないといけない。


 俺はビードラに高度を少し下げさせ、全員で籠から下を目を凝らして見て、それらしいものがないか探した。




 それから若干目の奥に疲れが出てきた頃、ターニャが「あっ」と声を上げた。


 アッシュもワンワンいっている。何か見つけたようだ。



 全員でターニャの指さす方を目を凝らすと、確かに牙のようにとがった大岩が何本も生えている丘があった。



 それから俺たちは、その大岩のある丘の降りられそうな場所を探して着陸したのだった。

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