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【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


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k-460

 俺たちは、神兵がメレンゲの出した音に気を取られている隙に神殿内に侵入することに成功した。



 メレンゲを回収したココリさんとも無事合流できた。


 とりあえず中に人影らしきものはなかった。


 シーナさんの先導で俺たちは素早く、教皇が祈りを捧げるという本殿の方に急いだ。



 とはいえ通路に全くだれもいないかというとそうでもなく、巫女らしき女性たちが掃除をしたり食事の準備などをしている姿があった。



 俺たちはその度に物陰に隠れてやり過ごしたり、それができなさそうならメレンゲのデコイを使って注意をそらして通り過ぎた。





 奥へ奥へと進んだ俺たちは、威圧的な装飾の施された本殿の大扉の前にたどり着くことができた。




 そしてここで案内役のシーナさんとはお別れすることになった。



 スパイが敵に姿を晒すわけにはいかないし、帰りはここまでの道順を辿ればいい。


 きっと彼女はこのまま山小屋に戻り、任務を継続するのだろう。



 彼女は一言「ご武運を」と言い去っていったのだった。

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