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【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


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k-420

 この知恵の間にあるものの中で、今すぐにでも使えそうなものが瞬間移動装置ワープポータルだった。



 これは二つのカップリングされたポータルのアイデアを瞬間移動できるという代物。一緒に備え付けられていた石板の説明書きによると、特にこの星の中であれば距離の制限などはないらしく、俺はイトシノユリナに片方を持ち帰り、知恵の間との行き来に使うことにした。



 それから数日俺たちは知恵の間に入り浸り、調査をしたが残念ながら神槌ミョルニルに関することはわからなかった。


 デルムンド氏も協力してくれると言うので、今後の調査に期待しよう。



 そして最終日の調査を終えた俺は、



「そろそろ領地のことが気になりますし、俺は一度イトシノユリナに戻ろうと思います。ありがとうございました」



 今回の遠征ではたくさんの成果があったな。



 俺はバンデッド王とデルムンド氏に礼を言い、鉱山都市ミルスランを後にしたのだった。




 帰り道は、バンデッド王からもらった鉱物の精霊が封じられた【地精霊指輪ノームリング】を使い、地精霊の坑道と呼ばれる抜け道を作り通ることになった。



 バンデッド王は「迷わないように」と言って、わざわざドーリア兵をつけてくれた。



 地精霊の坑道を馬車で進むこと1日と少し。



 1週間くらいかかると思われた行程を踏破することができた。もちろんモンスターとも出くわしていない。


 地精霊指輪ノームリングは鉱物資源の豊富な場所でのみ使用ができるとのことだったけど、他にも使い道がありそうな気がする俺であった。



 それから俺たちはドーリア兵と別れ、トラキア商業国家連邦に入ったのだった。

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