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【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


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k-403

 さて次の目的地はガンド王国だ。



 一度行ったことのあるハインリッヒ曰く、「火山地帯がヤヴァかった」とのこと。


 通常ルートで行くと一度砂漠地帯に戻った後南下するのだが、今回は別ルートで行く。


 メキア王国の森林地帯を南方に抜けたところが国境になっているのだけど、普通は森の中を抜けられるものではない。


 だが今の俺たちにはエリューン様の指輪がある。



 精霊都市に来る際に通った精霊の小道。馬車が通れないような森林地帯をショートカットして進むことができる便利な道。


 これを指輪の樹木操作をスキルを応用すれば通ることができるのだそうだ。



 念の為についてきてくれた森人フォリア兵士さんのいう通り、地図とガンドへ続く道をイメージしながら樹木操作スキルを発動。



 すると、木々の中にぼんやりとした緑の小道が現れた。どうやら成功したらしい。



 森人兵士が頷いたのを確認すると、俺たちは馬車を進めたのだった。



 ……



 馬車を進めること1日と少し、森を抜けると目の前にゴツゴツとした岩肌の丘陵地たいが広がっていた。


 国境で間違いなさそうだ。



 普通の距離感なら1週間はかかりそうなところ、大幅にショートできた計算になるな。


 この精霊の小道は森林地帯なら使えるらしいので、また今度試してみよう。



 森を抜けたところで森人フォリア兵士は森の方へと引き返して行った。



 それから少し休憩した後ガンド王国との国境に向けて馬車を進めると、ぼんやりと大きくゴツゴツしたフォルムの物体が並んで動いている姿が見えてきた。



 あれは一体なんだろう。

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