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【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


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k-46

 翌日、朝食を食べた後、俺はベルジン魔力草、デルーンの実、イレーヌ薬草を煮込み、使ってしまったデュアルポーション(中)を作成した。パルナの解毒薬も石化耐性をつけるため飲んでしまったので、ベルジン魔力草と、ムレーヌ毒消草を煮込んで作成した。


 そして、昨晩しとめたヘルハウンドをギルドに討伐報告するため、荷馬車をレスタの町に走らせた。


 12:00

 ギルド掲示板にはヘルハウンドの討伐クエストがあったので、ギルドポイント29と討伐報酬金貨二枚をもらえた。スライムなどの雑魚も倒していたので、合計ギルドポイントは合計59になった。


 ヘルハウンドを解体したところ、火袋、爪、毛皮、肉(毒で食べられない)に分けられた。何かに使えるかもしれないので火袋と爪の一部をもらうことにした。


 残りの素材を売却したところ、金貨七枚になった。ついでにあまり気味だったハーブ鶏の卵を見せたら、解体屋のオッチャンが個人的に買い取ってくれた。


 16:00

 俺は食料や飲料水を補充し、帰宅した。


 17:30

 帰宅した俺は、鍛冶小屋で再度、『石化の粉』に挑戦することにした。


 となりには、心配そうにお座りしているアッシュ。大丈夫。俺は大丈夫だ。さあ、いくぞ……。この間の二倍の粉末だ。ペロ……。


 パキパキパキ。先日よりはゆっくりと、しかし確実に石化する皮膚。低下していく体温。


 ぎゃああああああ! 俺は急いでパルナ解毒薬を飲み、ぶっ倒れた。



『個体名:奥田圭吾は石化耐性Lv2→Lv3を獲得しました』



 ゼーハー。ゼーハー。俺は肩で息をする。これで、コカトリス対策はバッチリだ。


 アッシュが呆れたようにフン! と鼻を鳴らした。


 気がつけば、もうかなり遅い時間になっていた。俺は適当に飯を食って、眠ることにした。

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