表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

418/617

k-337

 サラサとエルザを出迎えた俺は、連日の部下たちとのドンチャン騒ぎの末に二日酔いでダウンしていたマルゴとジュノの部屋に案内してあげることにした。(陛下からめちゃくちゃデカい貴族用邸宅を借りていたので、マルゴとジュノにも邸宅の部屋を貸していた)



 部屋に入ったサラサとエルザは、二日酔い特有の酒臭さに思わず顔をしかめていた。


 当然感動の再会というわけにはいかず、二人はプリプリ怒りながらおかゆを作ってあげていたよ。



 事前にこっそり部下に確認したら、前みたいにハメを外しすぎたということはなかったようだった。


 流石にマルゴとジュノは前回のアッシュブラジャー事件が相当トラウマになっていたようで、「副官二人を労わねば!!」と言って4人で普通の女の子のいない居酒屋さんみたいなところで飲んでいただけらしい。



 とりあえず一安心。



 むしろ独身で彼女のいない副官二人が他の兵士たちのように女の子のいるお店に行きたいだろうに、気の毒だったかも。


 こんなことなら俺がマルゴ、ジュノと飲んで引き止めておくべきだったか……。


 でも俺は俺で、久々にユリナさんと二人でゆっくり静かにお酒でも入れながらゆっくりしたかったんだよね。



 まあ後で二人のグロッキー状態が治ったら、絡みのうざい上司になって部下に嫌われるなよ? とだけは忠告はしとこう。




 というわけで、サラサ、エルザ。マルゴとジュノはノットギルティだ。


 できれば戦争が終わった後のドンチャン騒ぎくらい許してやってくれ。



 俺はそう心の中でつぶやきながら、最終戦争アルマゲドンを回避できたことにほっと胸を撫で下ろしたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ