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陛下に謁見する前に一度自分も含めステータスの確認しておこう。
ターニャのステータスは必ず報告するよう求められるだろうし、その場で鑑定する手間をかけさせるのも申し訳ないだろう。
というわけで鑑定。
【奥田圭吾(Lv30、種族人間):体力75、魔力72、気力69、力76、知能112、器用さ82、素早さ73、攻撃力76+241、防御力75+568。保有スキル:グラシエスノヴァLv3、グラシエスシールドLv3、竜神の聖光Lv2、竜神の聖域Lv2、バッシュLv7、ソードピアーシングLv5、ラウンドスラッシュLv5、フォートレスLv5、シールドバッシュLv4、チャージアローLv4、シャープシュートLv3、足刀蹴りLv5、ムーンサルトキックLv5、錬金術Lv12、鍛冶Lv13、テイミングLv3、毒耐性Lv8、石化耐性Lv4、麻痺耐性Lv2、恐怖耐性Lv2、物理衝撃耐性Lv4、火炎耐性Lv2、鑑定Lv6。保有魔法:ウインドLv5、ライトLv5、アイスLv4、バーニングマッスルLv6、ストーンスキンLv6、バブルLv4、フェザーオブウインドLv3。加護:神竜グラシエスの加護(特殊)。称号:運命人。契約従魔:ビードラ、ツッチー、マペット、アッシュ(サブ契約)】
【ターニャ(Lv15、種族人間):体力1016、魔力1014、気力1025、力1073、知能1008、器用さ1058、素早さ1081、攻撃力1073+271、防御力1016+468。保有スキル、グラシエスノヴァLv3、グラシエスシールドLv3、竜気法Lv3、飛竜剣Lv3、次元異相切断Lv1、テイミングLv2、ダブルキャストLv2、無詠唱Lv1。保有魔法:サンダーストームLv2、ファイアストームLv2、トルネードカッターLv2、アーススパイクLv2、ブリザードLv1、ホーリーライトLv2、ヒールLv2、ハイヒールLv1、解毒Lv2、解呪Lv1。浮遊Lv1。加護:神竜グラシエスの加護。称号:勇者。契約従魔:アッシュ】
【アッシュ(Lv14、魂魄Lv6、種族フェンリル):体力711、魔力752、気力724、力731、知能712、器用さ717、素早さ842。保有スキル、神獣爪斬Lv4、神獣牙突Lv4、神獣咆哮Lv4、悪意感知Lv3、獣気法Lv2、獣気結界Lv1、テイムホテルLv3。保有魔法:凱旋獣歌Lv2、浮遊Lv2。契約者:ターニャ】
【ビードラ(Lv14、魂魄Lv6、種族ベヒーモス):体力485、魔力576、気力467、力512、知能461、器用さ471、素早さ452。保有スキル、魔獣竜の息吹Lv3、魔獣竜の魔眼Lv4、魔獣竜のオーラLv3、テイムホテルLv3。魔獣竜の鞭Lv1、保有魔法:火炎陣Lv2。契約者:奥田圭吾】
【ツッチー(Lv13、魂魄Lv6、種族土小精霊):体力295、魔力309、気力329、力297、知能328、器用さ321、素早さ309。保有スキル、水分吸収Lv5、鉱脈探知Lv3、掘削Lv3、テイムホテルLv3。保有魔法:真土弾Lv5、真土壁Lv2。契約者:奥田圭吾】
【マペット(Lv5、魂魄Lv2、種族樹木小精霊):体力261、魔力385、気力324、力389、知能318、器用さ282、素早さ432。保有スキル、束縛、魔木剣創造、テイムホテルLv1、精神錯乱耐性Lv5、石化耐性Lv7】
【シエラ(Lv17、種族人間):体力218、魔力241、気力357、力237、知能212、器用さ243、素早さ292、攻撃力237+102、防御力218+126。保有スキル:風刃剣Lv4。保有魔法:エアリアルウインドLv4、ミラージュウインドLv4、浮遊Lv1】
俺はそれらの鑑定結果を紙に書き写していった。(量が多すぎて腱鞘炎になりそうだ……)。加護と称号が気になるが、運命人が何かについては不明だ。加護に(特殊)とあるのが関係しているのかもしれない。
最近俺は盾スキルや補助魔法の訓練に比重を置いており、それに応じてスキルレベルもアップしていた。
ごらんのとおり、俺はテイムモンスターにすらステータスで置いてけぼりをくらっている有様なので、攻撃役よりも防御を固め司令塔に徹した方がいいだろうという判断だ。
補助魔法のレベルがあがると底上げ効果や持続時間が伸びるようになって便利だ。
治癒師のミズチさんから教えてもらい新しく取得した魔法フェザーオブウインドは、風の力で60秒間素早さが5底上げされる補助魔法だ。レベル3になると持続時間80秒、素早さ+9と性能が上がった。
テイマーとしては相性のいい魔法だろうから、優先的にレベルアップを狙っていこうと思う。
ターニャは化け物じみてきていて、ステータスがアベレージ1000の大台に乗っていた。
スキルや魔法を見ても攻撃、防御、回復どこをとっても非の打ち所がない。
新しく覚えた次元異相切断も、使うと空間に不思議なひび割れができしばらく消えないという、名前からしてちょっとヤバイ剣スキルだ。
また、ターニャはテイミング枠が一個あいているので、何か良さそうなモンスターがいれば契約しようと思う。
アッシュも順調にステータスを伸ばしており、魂魄レベルがあがったことで獣気結界Lv1が生えていた。獣気結界は防御スキルなんだけど、背中に乗って移動する場合に風防代わり使えたりしそうだ。
ビードラはステータスと一緒に体も成長し、もう家に入るのはちょっと厳しくなってきている。一応テイムホテルに入れるから持ち運びには問題はないのだが。
あと魂魄レベルが6になったことで魔獣竜の鞭が生えた。
体からオーラの鞭を数本生やして前後左右の敵をビシバシ攻撃する技だ。ベヒーモスは図体が大きなると死角ができてしまうのが弱点だけど、かなり補うことができそうだ。
ツッチーは魂魄レベルが6になり、鉱脈探知がLv3になったことで新たに銅鉱脈と銀鉱脈を探せるようになった。また土弾と土壁が真土弾と真土壁に変化。亜空間に保存してある鉄・銅・銀の壁を作って防御したり弾を打ちだすことができるようになった。
銀の壁なんてちょっともったいないけど、即席で鉄の壁を作れるというのはかなり強い気がする。
テイムしたばかりのマペットは元々ステータスが高かったため、かなり強かった。
高レベルの精神錯乱耐性と石化耐性の文字にマペットの無言の悲哀が滲み出ているような気がして、申し訳ない気持ちになった。
シエラさんも順調に強くなっている。装備(レイピアや魔獣素材の軽鎧)も町を出る前にマルゴに作ってもらったものに変更していた。浮遊Lv1は重力魔法と呼ばれる魔法で、ホワイトさん直伝のものになる。(ターニャ、アッシュも取得済み)
ステータスを確認し終えた俺は、主要メンバーを引き連れ王城に足を踏み入れたのだった。




