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【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


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k-186

 そしてお次は光属性を持つ揮光石の実験だ。


 光属性ということはライトのような効果があるんじゃないかと踏んだ俺は、あることを思いついた。


 まず劣鉄を削って砂鉄を作る。それに揮光石とフェムト研磨石を砕いた粉を混ぜてみた。すると……。



 ピカアアアア



 すると、混ぜ合わさった瞬間まるで化学反応が起こったように、天○飯の太○拳もかくやという程の強烈な閃光が走った。



「目がー! 目がー!」



 とム○カ大佐をやっている場合じゃなかったな。


 閃光はしばらくすると収まり、微かに発光する『光鉄の粉』が残った。


 光鉄自体にも興味があるけど、俺はこの強烈な閃光を発するという性質が使えそうだなと思った。




 ということで、実験だ。


 ユリナさんが採取した、木の実をくり抜いたもの、それに魔力を込めた怪鳥爆薬、研磨石の粉と砂鉄を混ぜたもの、揮光石の粉の三つを紙袋に包んで入れて樹脂で蓋をする。


 それで、ちょっと離れた場所から念じて爆発させてみた。



 ピカアアアアア



 うし、実験成功。閃光弾の完成だ。



 試しにユリナさんにも作ってもらい投げて試したところ、真っ昼間にもかかわらず強烈な光が走った。



 成功は成功なんだけど、ユリナさんがどんどん生体兵器になっていくよ……。


 自分で教えておいてなんだけど、左足を上げ、おおきく振りかぶったピッチャーの投げ方で投擲するユリナさんが、なんだろう……。俺の中のユリナさん像が大きく揺らいでいっている気がしてならないよ……。


 あんまり荒々しいことは教えたくないな。ユリナさんに暴力的なことはやっぱり似合わないよ。


 あと、閃光弾が強烈すぎるのでどうにかしてサングラス作れないかな? 麻痺弾のためのガスマスクもそうなんだけどさ。

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