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【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


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k-185

 野営地の周りに配置したアンクルスネア。そして警備をしてくれているブルーウルフのおかげで安眠できた。


 朝の鍛錬はユリナさんと一緒に行った。


 彼女の投擲がかなり様になってきていて、ステータスやスキル補正もあり時速100kmは出てるんじゃないかと思うほどだ。


 普通に石を投げるだけでもダメージを与えられそう。



 朝食を食べた俺とユリナさんは、怪鳥爆薬と揮光石の実験をすることにした。


 魔力を込めることで任意のタイミングで爆発させることができると鑑定結果にあったのだけど、 どういうことだろう。



 まあ、ものは試しだ。


 俺は切り株に乗せたポーション作成で魔力を込める要領で怪鳥爆薬に魔力を込める。


 すると爆薬が紫色に発光し収まった。



「なんだろこれ? じゃあ試しに念じてみるか」



 そして「爆発しろ!」と念じてみたところ、パン! と音を立てて怪鳥爆薬が爆発した。


 切り株がちょっと焦げていたよ。なるほどね〜、これは使えるかも。罠的な感じで設置して使うとかね。



 爆薬の仕様を把握したので、今度はユリナさんにもやり方を教えてみる。


 ジェスチャーだけで教えるのは流石に難しかったので、紙にランカスタ語を書いてやり方を教えた。


 するとレベルが上がり魔力が増えたこともあってか、魔力を込めることは問題なくできた。


 試しに作った怪鳥爆薬の手榴弾を投げたところ、念じなければ的に当たっても爆発せず。逆に念じれば衝撃がなくても空中で爆発させることができ、麻痺粉を散布するといった使い方ができることがわかった。



 俺の可愛いユリナさんがどんどん兵器になっていくよ……。追われているので、ありがたいっちゃありがたいけれども。

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