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翌朝、気持ちよく起きることができた。
俺は冷たい水で顔を洗う。清清しい朝だ。
三人も目が覚めたようで、じゃあと一緒に鍛錬を行うことにした。
家畜の世話と朝食作りはサラサがやってくれた。
俺たち三人は小一時間ほど鍛錬を行った。相手がいると、実戦形式で訓練ができて良い。
『個体名:奥田圭吾は力34→35、敏捷29→30となりました』
9:00。
朝食はハーブ鶏の卵の目玉焼き、干し肉にパン。それにルミーの実が添えてあった。朝食を食べ終わると、マルゴたちはレスタの町へと帰っていった。
今日は植物の採集と畑仕事でもするとしよう。
11:00
俺は、背負子を背負って川の方に向かって歩いた。植物を鑑定しては根から掘り出し、背負子に入れていく。
13:00
腹が空いたので弁当を食べることにする。といっても、干し肉とパン、ルミーの実を食べ、冷ましたハーブティを水筒に入れたもので喉を湿らす。
ふー。肉体労働後の飯はなんでも美味く感じるなあ。さて採集を続行だ。
14:30
もうそろそろ頃合か。ショイコが一杯になった。
不思議なことに、モンスターに襲われなかった。冒険者ギルドに討伐依頼を出したおかげだろうか。
15:30
家に戻りショイコを置き、お手製テーブルセットで少し休憩をする。
太陽の光を浴びて、沢山運動をした。本当に健康的な生活をしていると思う。
さて……。畑仕事をしないと。俺はショイコに入った植物に目を向けた。
18:00
畑仕事が一段落した。、アッシュと揃って泥だらけになっているので、風呂を追い炊きして入ることにした。
……薪の火の温もりは心が安らぐ。
この火で温めた風呂だと思うと、よりリラックスできるような気がしてくるから不思議だ。
アッシュと一緒にザプンとやる。ふー。アッシュも気持ちよさそうだ。
風呂から上がりタオルで体をふいた後、ウインドでアッシュを乾かしてあげた。
今日の晩飯は昨日のイノシシ肉が残っているので、ステーキにでもしよう。
俺はアッシュの分と一緒に少し多めにステーキを焼き、ミランの果実酒と一緒に食した。
アッシュも、夢中でハグハグしている。
今日一日の疲れを癒すために、果実酒をチビリチビリと飲んだ。こういう時は時計の時間を気にしないようにしている。
ほろ酔いになったところで、アッシュと一緒に布団にもぐりこんだ。
アッシュに「おやすみなさい」と言った後、俺は、ランタンから魔核を抜き取り、明かりを消したのだった。




