プロローグ
第五章の始まりです。
「はぁ~やっぱりウルティマさんの背中は最高ですね~」
「うむ!このフォルムは私も好きだぞ!」
俺たちはゲルギルグ王国の王女様方をお国に置いて、独立学術国家メイリアへ向かっていた。
「にしても、実際どんなところなんだろうな~」
「あ~!私ちゃんと教えましたよね?もう忘れたんですか?」
「いや、そうじゃなくてさ。学術国家に関して勉強したことは覚えてるよ。だけど、見ると聞くとじゃあ大違いだろ?実際に目の当たりにしてみないとわからないことって多分にあると思うんだ」
「確かに、それはそうですね」
独立学術国家メイリア。議会制の国家だ。貴族制度は無いが、完全なる縦社会で、各研究部門の主席に近いほど権力を持っているという構造らしい。もちろんその中でも、どの部門がどのように力を持っている等あるらしいが。大まかには生産部門、魔道具部門、学術部門、魔術部門、武術部門、魔法部門の合計6つが台頭している。議会に参加できるのはその中の主席から3席までの3人のみ。緊急の場合はその限りではないが。
そして、その中でも発言力がの強い順に並べると、魔道具部門、生産部門、学術部門、魔術部門、剣術部門、魔法部門の順らしい。
やはり魔道具部門はこの国の経済を支配していると言っても過言ではないので相当な発言力を持っているらしい。一応民主主義的に議会は進められるらしいが、やはり発言力が高いほど、その部門の意見が通りやすいらしい。
「見えてきました!」
「おお!」
「美しいな……」
この国家のもう一つの特徴は水の都というところだろう。その他にも最先端の文明を保持していると言っても過言ではない。この国が本気になれば、魔族すら撃退できうる可能性を秘めているらしい。
閑話休題。
この水の都、具体的には地球で言うとヴェネツィアのようなところだ。とはいえ、海に面しているわけではなく、湖の中央にぽつんとあった平らな島を人が住めるようにしたらしい。そこに水路をたくさん作り、人の行き来は船を使うらしい。ただ、これは住居区画のみらしいが。六芒星の建物が中央にあり、回りが住居。中央の建物は少し高いところにあり、各部門の研究塔が六芒星の先端にあたる。そして中央にひときわ大きなお城があり、そこでは意見交換のための交流であったり、各部門の主席たちの会議の場になったりしているらしい。もちろん、居住スペースもあるらしく、各部門のトップ20はこのお城かに住んでいて、各塔へ出勤するらしい。
そして、このお城の最大の特徴はお城そのものが一つの学園になっているというところだろう。どの部門で何を学ぶかは生徒の自由。ただし共通科目はあり、貴族教養などの科目も存在する。ここは世界中から人が集まってくるため、そのような科もあるらしい。
とにかくありとあらゆる学問が集中している場所であり、唯一魔道具を作成することのできる国家なのである。
「ウルティマ、湖の手前に関所があるから、その手前で降りてくれ。できれば結構離れたところで」
「御意」
俺はウルティマにそのように指示を出し、俺の言う通り結構手前で停まってくれた。
「さて、それじゃ歩きますか」
「は~い」
「うむ!」
そして、関所に着く。今回はなんの問題もなく普通にお金を払い通ることが出来た。そして、船に乗り湖の中央まで大きな連絡船で移動した。
「なんかワクワクするな」
「ですね!」
「うむ」
俺らは期待しながら独立学術国家メイリアへ、別名学園都市メイリアへ着々と歩を進めるのであった。
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