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声楽家のサモナーさんが異世界で謳歌します  作者: euch nicht
第三章 ゲルギルグ王国
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第十一話

『Votre toast, je peux vous le randre, Senor, senors, car avec les soldats

Oui, les Toreros, peuvent s’entendre;

Pour plaisirs, pour plaisirs, ils ont les combats!


Le cirque est plein, c’est jour de fete! Le sirque est plein du haut en bas.

Lespectateurs, perdant la tete,

Les spectateurs s’interpellent agrand fracas.


Apostrophes, cris et tapage pousses jusques a la fureur,

Car c’est la fete du courage,

C’est la fete des gens de coeur.

Allons! en garde! Allons! Allons! Ah!


Toreador, en garde! Toreador, Toreador!

Et songe bien, oui, songe en combattant

Qu’un oeil noir te regarde,

Et que l’amour t’attend, Toreador, Lamur t’attaend!


Tout d’un coup, on fait silence… Ah! Que se passé-t-il?

Plu de cris, c’est l’instant! Plu de cris, l’instant!

Le taureau s’elance En bondissant hous du Toril!


Il s’elence! Il entre, Il frappe! un cheval roule, Entrainant un Picador.

Ah! bravo! Toro! Hurle la foule!

Le taureau va, il vient, il vient et frappe encore!


En secouant ses banderilles, Plein de fureur, il court!

Le cique est plan de sang! On se sauve, on franchit les grilles!

C’et ton tour maintenant!

allons! En garde! Allons! Allons! Ah!


Toreador, en garde! Toreador, Toreador!

Et songe bien, oui, songe en combatant

Qu’un oeil noir te regarde,

Et que l’amour t’attand,

Toreador, L’amour l’amour t’attand,


Toreador, Toreador, L’amour t’attend!』


 本日は恒例となりつつある、王城での演奏会である。勢いのある歌のほうが良いと思い、カルメンをチョイスした。当然のごとく、皆さん空いた口が塞がらない。数名を除き。そして、王城で歌う前、何箇所かで歌ったが、やはり明るく元気な歌が受けるようだ。


「いかがだったでしょうか?」


 というとガリュウが言った。


「これほど素晴らしい歌があったのだな……芸術とは素晴らしい。もう少し芸能ギルドを贔屓せねば」


「いや、贔屓しちゃだめでしょ。俺なんのためにここに来たのよ。不正とかをなくして清く正しい国の運営のためにやってきたんですよ?王様がそんなのでどうするんです?」


「いや、全くだ。ガハハハ」


 俺は深い溜め息をつきながら、パーティーへと戻っていく。


 このゲルギルグ王国でも劇場の建設は急がれている。なかなか様になっている。これは期待できるかもしれない。まぁ、地球にある教会や、歌劇場の音響的な教科書を配布したしね。その他にも、建築技術が遅れていたため、そっちの書籍も取り寄せた。


 因みにリリアとキリエの強さの秘密を嗅ぎつけた、戦闘狂のガリュウと第一王子のビルグが戦いを挑もうとしていた。俺は全力でそれを阻止した。具体的には。


「リリアとキリエを狙うなら、あなた方に行った攻撃を上方に撃ち、魔力の矢の雨をこの王都中にばらまきますよ?もちろん、戦ったときのように手加減などせずに」


 とにこやかに言うと、二人は悔しそうな顔をしながら引き下がった。因みに、嗅ぎつけたのは例のごとく三姉妹だった。フィリアとリリアの戦いがバレたのだった。


 そして、俺はいつものごとく、結婚式までの間に、ティア、ティーファ、フィリアの三人に銃の使い方を教え、射撃スキルを覚えさせた。もちろんその間、リリアやキリエも修行を怠らない。まぁ、いろいろ忙しいみたいだから、そこまで時間は取れてないみたいだが。そして、召喚獣たちは十二神将が代わる代わる護衛をして、残りが経験値を稼いでくるという状態になっている。だから俺は常に課金アイテムを使いまくってる。召喚獣用の。


 閑話休題。


 とりあえず、全員にCZ P-10を持たせて、その他に専用の装備を渡す。ティアは力があるからとりあえず、バレットM82A1を渡してある。実を言うと、俺の趣味だったりする。因みに、リリアとキリエもできるが、バレットを片手でハンドガンを撃つことが可能だ。何かのときにはリリアとともに遠距離攻撃の中核を担ってもらおう。

 次に、ティーファだが、珍しく魔術が得意な獣人だ。魔術には以前ティアが使ったように、面攻撃があったりするため、ショットガンを渡すことにした。AA-12、フルオート射撃が可能なショットガンだ。もちろんフルオートで撃ったら、いくらこの世界の人間だと言っても死ぬ可能性が高いので、遠くにいる敵にのみフルオートを許可した。

 最後に、フィリアだが、初期型のミニガンを渡した。ただし、これはお金がかかるため、よっぽどのことが無い限り、P-90を二丁渡しておく。一応縦断をばらまいてもユルドを消費するよう設定しているので、大丈夫といえば大丈夫だが、ちょっと怪しい。因みに、二丁持ってすばやく動きながら、連射で正確に狙い撃ちしていく様は圧巻だ。

まだ三人と挙式を迎えていないため、複製装備は渡していない。が、素でここまでの強さがあるならもういらないんじゃないかと思う。

 というわけで、日々色々な出来事と共に過ぎていった。


 そして、結婚式直前に三人に呼ばれた。


「ヴィルが旦那になるからな、俺らの秘密を教えておこうと思って」


「秘密?」


「そうです。獣人は本来特殊な能力を持つ個体がたまに産まれます。因みに私達はアルビノといい、体中が白くなり、更に眼が赤くなります」


「うん。それは知ってる。俺の世界にもそういう方も居たので」


「なんと!ハーフエルフにもアルビノが!」


「ああ、そういえば異世界のはなししてなかったけ?」


「リリア達から聞いた。でも、よくわからない」


「まぁ、その異世界っていう別の世界から俺は神様に呼ばれてここに来たんだ。そのときにハイエルフと真祖の吸血鬼のハーフ、つまりダンピールになったんだよね。だから、ハーフエルフにアルビノが居るかどうかはわからないけど、俺の居た世界では人種でもアルビノが居たりする。数はものすごく少ないけどね。自然界でも」


「獣人にはアルビノというのはわりかし多いのです。確かに稀有ではありますが、滅多に見ないというほどではありません。人種や亜人は聞いたことがありませんが」


「それで、獣人にはアルビノがまぁまぁ少し珍しいかなぐらいには居るわけだ」


「はい。ですが、アルビノはほぼすべての方が能力を持ちません。そのかわり戦闘能力が高いのです」


 そこまで言うと、フィリアが手を上げ静止する。


「私が話す。私達三人アルビノ。でも、私だけ特殊能力がある。だから私は他のアルビノや獣人たちより強い。因みに、アルビノは遺伝とか関係ない。ただ、王家ではアルビノが産まれやすい。歴史上初めてではないが、私は特殊能力を持っている。それについて教えたいと思っている」


 俺は少し考え、先に答えた。


「特殊能力って言うと、あのリリアとの戦いで使った魔術を全て霧散させる技か?」


 三人は大きく目を見開いた。


「どうしてわかった?」


「いや、リリアの魔術が霧散したし、何より体感だな。魔術が一瞬封じられたような感覚に陥った。召喚獣は魔術的要素が無いのか、大丈夫だったが」


「そのとおり、一度だけ一瞬魔術を完全に無力化できる。そのときに展開していた魔術、すでに発動されている魔術を含めて。最終的には神器によって転移されたから意味なかったけど」


「いや、これは言いづらいのだが、攻撃が成功したとしても、多分リリアは倒れなかったと思うぞ。今回の装備は防御面で冒険者ランクA+++が認められるレベルまで上げたからな」


「……それ、勝てない……無理。一応私、ティア姉さまの次に力が強いし、兄上よりも力はある。父には負けるけど……10万超えのステータスを破ることは出来ても、多分それだけの強さの防具ならHPも上がってるはず。完全に無理」


「ズルをしたみたいで済まないな」


「構わない」


「そう言ってくれると助かる」


 そう言いながらフィリアの頭を撫でる。いつもだと子供扱いするなとか言うのだが、今日は嬉しそうに撫でられている。


「ところでさ、俺聞き忘れてたけど、みんな何歳?俺は一応この間28歳になったところだ」


「私は今年で15ですわ」


「俺は14だぜ!もう少しで15だ!」


「13」


 OH、どうしてこう、年齢低いんだろうか……とはいえ、ティアは大人顔負けなぐらい大きい。なんでも虎の獣人だからだとか。ティーファとフィリアは小さい。特にフィリア。ティーファはまだ身長140cmあるように見えるが、フィリアはどう見ても120cmぐらいだろう。ますます犯罪臭がする。いや、日本なら完璧犯罪だが。まぁ、どっちみち、子作りは全員18歳になってからしかやらないからな!

(だけど、その子達はまだ別だけど、リリアちゃんとキリエちゃんはもうほとんど成長しないよ?種族変わったから。体の変化を求めるなら後数百年は待ったほうが良いよ)


 急な神様の通信に俺は絶句する。


 俺は、あの子達を……いやいやいや、ムリムリ!いくら俺がロリコンだと言ったって……それは流石に……。


(気にすること無いんじゃない?郷に入れば郷に従えって言うじゃない。この世界のロリコンは喜んで結婚してチョメチョメするよ?)


(なんか、もう疲れたよ……)


(あはは、とりあえず、その三人に確認とって。種族変えても大丈夫か。多分、君と添い遂げたいと思うほどにはこの数ヶ月で情が湧いたでしょ?全員)


(……わかった。聞いておくよ)


「なぁ、みんな。俺はハーフエルフだ。寿命とかが君たちとは違う。それでも俺と結婚するのか?」


「当たり前です!ココ最近はずっとヴィル様の強さに惚れるばかり。何があってもどんな手を使ってでもヴィル様と添い遂げます!」


「俺もそうだぜ!当たり前じゃないか!」


「もちろん」


(ってことらしいよ)


(おっけー、ハーフエルフほどじゃないけど、アルビノのダンピールも結構長生きするんだ。それのダンピールだから見た目は変わらないだろうね。そもそもアルビノ並に吸血鬼って肌白いし)


(確かにそういうイメージだな)


(じゃあ、結婚式が終わって、その後指輪や腕輪、ネックレスをプレゼントした後、僕の方で種族変えておくからよろしくね!あっ、そうそう。君の嫁たち今後、成長するに従ってどんどん職業が変わって、強化されるように調整しといたから後で見といてね~、それじゃあまたね)


 やはり一方的に切られる。


「とりあえず、神様からの許しが出たから、リリアやキリエと同様にダンピールになってもらうから。寿命がそれで解決するらしいよ」


「なんと!」


「すっげー!」


「♪」


 こうして俺は秘密と言えるかどうかわからない秘密を聞き、神様からまた強化のお告げがあり、いろいろと大変になるのであった。


お読みいただきありがとうございます。

誤字、脱字等ありましたらお知らせいただけると幸いです。

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