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241プロローグ

   (プロローグ)




 日本の辺境にある街、渋山台市。そこが擁する渋山台高校は、各学年3クラスしかなく、この国の少子高齢化問題を想起させる。


 そこの職員会議が打ち出したのは、全校生徒たちによる新たなる祭典『百花祭ひゃっかさい』の開催――


 担任からことの詳細を聞かされたとき、その人物は決心した。自分の敬愛する物語を上演し、『百花祭』の優勝を勝ち取るのだ。


 台本の粗筋はそらんじられるほど覚えている。その人物はごり押しに次ぐごり押しで、やる気のないクラスメイトたちを説き伏せ、無理矢理クラス演目に決定させた。


 後は登場人物5名の演者を決めるのみ。その人物は内心歓喜の雄たけびを上げながら、ホームルームの行く末を見守るのだった……

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