スコルペンド
◆記念すべき最初の対戦相手
紫紺色の巨大なサソリの姿をしたシェイド。この「スコルペンド」は京都府内のある大通りに出現し周囲を破壊していたところでみゆきに襲い掛かり、駆け付けた健と戦闘に入った。
硬い外骨格に覆われた体はエーテルセイバーの斬撃をも弾き、両手のハサミは鉄骨をも引き裂く。しかも最大の武器である尻尾の毒針はコンクリートの壁も貫き、攻防ともに優れている。その獰猛さと強靭さで戦い慣れていない健を徹底的に叩きのめし、気絶させるところまで追いつめたが颯爽と現れた不破のサンダーストライクを受けて爆散する。
しかし、数日後、時間をかけて上半身が刺々しい甲冑のような人型、下半身が巨大サソリというまさに半人半虫ともいうべき凶悪な姿「スコルペンド・リダックス」となって復活。今度は自分にとどめを刺した不破を圧倒するが、自信をつけて立ち直った健の猛攻の前に散った。
なお、本編の前日譚にあたる『EPISODE ZERO』では、赤い体をした「スコルペンド・アンタレス」という個体が登場し、明雄やアルヴィーと死闘を繰り広げていた。これにより、東條家は親子二代にわたって最初にサソリ型シェイドと戦ったこととなる。
【身長(全長)】456cm
【体重】358kg
【能力/特色】硬い甲殻、ハサミによる拘束や打撃、猛毒を秘めた尻尾を突き刺す、全身に開いた穴からマヒ性の毒針を撃ち出す
【ひとこと】
仮面ライダー龍騎でいう「ディスパイダー」のポジションにあたる巨大シェイド。
クリーパー以外ではじめてのシェイドということでインパクトを強くしようと思い、非等身大のサソリのバケモノとしました。
あ、降伏か死を迫るスカーレットニードルは打ってこないのでよろしく。そもそも蠍座の黄金聖闘士じゃないしなこいつ。
モチーフはサソリと、バビロニア神話の怪物ギルタブリル。そして、仮面ライダー龍騎の「ディスパイダー」。




