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第22話 人気Vtuber

 あれから、1週間もしないうちに、次々と仕事が入った。


 やはり、多いのは配信系の仕事だ。

その次にゲームイベントへの出演、Webメディアでのインタビューや莉央との対談企画が決まった。


 そして、今日は白瀬さんと打ち合わせの予定だった。


 俺は、事務所の会議室で白瀬さんを待っていた。


「すみません。お待たせしました」

「いえ、構いませんよ」


 白瀬さんはそう言うと、俺の対面の椅子に腰を下ろす。


 恐らく、俺のせいで相当忙しくなっているらしい。

今までは、複数人のインフルエンサーを担当していたが、今回の一件で、俺の専任になった。


 白瀬さん的には出世というものらしい。


「高森さん、来月のスケジュールまでいっぱいですよ。まさか、ここまで影響があるとは思いませんでした」

「まあ、莉央のおかげですね」


 個人的には半分以上、莉央のおかげだと思っている。

やはり、美少女というのは強いコンテンツである事を認識させられた。


 そこに加えて、世界一のプロゲーマーというパワーが加わった結果、爆発したのだと考察される。


「それで、今日打ち合わせしたかったのはですね、こちらです」


 白瀬さんは俺の前に一枚の資料を置く。


「桜田凛花ってご存知ですよね?」

「ええ、そりゃ、これでも同じ配信業をやってますし」


 桜田凛花は、同じ事務所の人気Vtuberである。


 Vtuber を一言でまとめるなら、主に2Dまたは3Dのアバターを使って活動しているYouTuberのことだ。


 キャラクターの姿で、YouTube上で動画を投稿したりライブ配信をしたりしている人たちを指して、バーチャルYouTuber略称としてVtuberと呼んでいる。


 その中でも桜田凛花はトップクラスだ。

チャンネル登録者数は350万人を突破して、その勢いは止まる事を知らない。


「凛花さんのマネージャーさんとは、個人的にも仲良くさせてもらってまして、今度、凛花さんがFPSをプレイするらしいんです」


 最近は、Vtuberがゲーム実況をする事も多い。


「なるほど」

「そこで是非、高森さんとのコラボ配信をお願いされまして、いかがでしょう?」

「いいですよ。逆にこちらからお願いしたいくらいです」


 Vtuberの視聴層と俺の視聴層とではかなり、差があるだろう。

新たな視聴者を掴むには大きなチャンスに繋がるだろう。


「ありがとうございます! じゃあ、これはこのまま進めて行きますね。今月中には配信出来るようにセッティングします」

「分かりました。よろしくお願いします」


 こうして、Vtuber桜田凛花とのコラボ配信が決定したのであった。


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