アリス様が感じるお母様への思い(98話)
☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
~第98話~
(この話は、アリスの視点です)
私が小さい時にお母様が亡くなりました。
ですからお母様の事は、そんなに覚えていません。
でもお母様は、花が好きで良く庭園で花の世話をしていたのを覚えています。
庭園で咲いている花の中で私にとって特別な花があります。
ピンク色のサザンカです。
お父様から聞いた話では、お母様が私が産まれた事を祝う為にピンク色のサザンカを植えてくれました。
ですからこのピンク色のサザンカは、お母様から私へのプレゼントだと思います。
お兄様は、お母様が亡くなってから日頃からつまらなそうに冷めた眼差しをするようになりました。
お兄様の中でお母様が特別な存在だと実感をしました。
学園に通うようになりしばらくしてからお兄様の様子が変わりました。
学園生活が楽しいのか良く笑う様になりました。
お兄様の口から良くアンジュお姉様の名前が出てくるのを聞いてお兄様を変えた相手がアンジュお姉様だと思いました。
私は、それが信じられなかったです。
アンジュお姉様は、良く私に意地悪をされました。
だからアンジュお姉様の事が怖かったです。
そんなアンジュお姉様がお兄様を変えたのが信じられませんでした。
「お久しぶりです、アリス様。
元気そうで安心をしました」
お兄様が学園が休みになると学園の友人と私に会いに来てくれました。
でもアンジュお姉様も一緒に会いに来てくれて優しく微笑んで私に挨拶をしてくれました。
「ひっ!?
ア、アンジュ様、お久しぶりです。
アンジュ様も元気そうで良かったです」
私は、アンジュお姉様にまた意地悪をされると思い怯えた様にように涙目になり恐る恐る挨拶をしました。
「これまで意地悪をしてごめんなさい、アリス様!
もう意地悪をしないしアリス様に危害を絶対与えないから許してください!」
アンジュお姉様は、何回も地面に頭を叩き付けて『ザ・土下座』をして何回も謝りました。
「ア、アンジュ様、その様な事は止めてください!
貴族の女性がそのようにするは、良くありませんわ!?
そ、その……アンジュ様の気持ちは、良く解りました……
アンジュ様は、本当に変わられたのですね……」
私は、アンジュお姉様の『ザ・土下座』を見て慌てて両手を振りアンジュお姉様に土下座をするのを止めてほしい事をお願いしました。
「アンジュ様の土下座を久しぶりに見ました。
アンジュ様の土下座を見たら誰でも驚きますよね。
私も初めて見た時は、驚きました……」
アイリス様は、初めてアンジュお姉様が土下座をした時の事を思い出してアンジュお姉様の土下座を初めて見たら驚くと思い懐かしそうに苦笑いを浮かべました。
「それならば良かったです……
アリス様の事は、妹のように大切に思っています。
だから気軽なく仲良くしてくれたら嬉しいです」
アンジュお姉様は、私を安心をさせるように優しく微笑みました。
アリス様を妹の様にように大切に思っているから仲良くしてほしい事をお願いしました。
「そ、その……ありがとうございます……
私の方こそこれからも仲良くしてください、アンジュお姉様……」
私は、アンジュお姉様の提案に素直に答えるのが恥ずかしかったです。
だから恥ずかしそうに顔を赤らめて俯きました。
恥ずかしそうにアンジュお姉様の事をお姉様付けで呼びました。
「はい、これからよろしくお願いしますね、アリス様」
アンジュお姉様は、私を安心をさせるように優しく微笑みました。
これからよろしくお願いしますってお願いしました。
それからアンジュお姉様と過ごしてアンジュお姉様が本当に変わったと実感しました。
アンジュお姉様と話している時に落ち着いて安心をしている自分に気がつきました。
マリー様の誕生日パーティーが終わってからしばらくしてアンジュお姉様が私に会いに来てくれました。
「ごきげんようです、アリス様。
マリー様の誕生日を一緒に祝っていただいてありがとうございました」
アンジュお姉様は、優しく微笑んで私に挨拶しました。
そしてマリー様の誕生日パーティーを祝ってくれた感謝を伝えました。
「ごきげんようですわ、アンジュお姉様。
い、いえ、私は、日頃、皆様にお世話になっています。
それにマリー様の誕生日を祝いたいって思っていました。
ですから気にしないでください」
私は、アンジュお姉様にマリー様の誕生日パーティーのお礼を言われて慌てて両手を振り皆様にお世話になっている感謝をしたくなかったから気にしないでほしい事をお願いしました。
「アリス様に日頃の感謝の気持ちと言うわけでありません。
ですから宜しかったらこれを貰ってください。
アリス様の事は、本当の妹の様に大切に思っています。
ピンク色のサザンカの花言葉は、「永遠の愛」って意味です。
私は、アリス様の事を妹として永遠に愛し続けるって思いを込めてこのブローチを渡します。
宜しかったらこのブローチを私だと思って大切にしてくださいね」
アンジュお姉様は、私に感謝の気持ちを込めてピンク色のサザンカのブローチをプレゼントをしてくれました。
そしてピンク色のサザンカの花言葉を教えてくれました。
そしてサザンカのブローチを私だと思って大切にしてほしい事をお願いしました。
私は、お母様が私の為にプレゼントしてくれたサザンカの花と同じ花のブローチをアンジュお姉様からプレゼントをしてくれた事に驚きました。
「そ、その……ありがとうございます、このブローチを大切にしますね……」
私は、アンジュお姉様からピンク色のサザンカのブローチがプレゼントをしてくれたのとアンジュお姉様の気持ちが嬉しくてほんのり顔を赤らめてやんわりと微笑みました。
そしてアンジュお姉様に感謝の気持ちを伝えました。
私は、アンジュお姉様からお母様と同じ母性を感じて安心しました。
この先もアンジュお姉様と一緒にいられたら良いのにって願わずにいられませんでした。
ーTo Be Continuedー




