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イオン様の親からのプレゼント(96話)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第96話~


(この話は、イオンの視点です)


僕には、大切にしている花があります。

それは、産みの親から貰った花です。

産みの親から離れて新しい親の家に行く朝になりました。

玄関で産みの親が僕を見送りに来てくれました。


「良いですね。

体には、気をつけるのですよ」


お母さんは、心配そうに僕を見つめました。

僕の健康には、気にする事をお願いしました。


(僕を貴族に売ったくせに今さらそんなことを言うのですか?)


「はい、ありがとうございます。

体に気をつけますね、お母さん」


僕は、自分の気持ちを隠す様にニッコリと笑いました。

そして体には、気をつける事を伝えました。


「……イオン、この花を持っていきなさい。

きっとあなたを護ってくれるとはずですよ」


お母さんは、シオンの花の植木鉢を僕に渡しました。


「ありがとうございます、お母さん。

この植木鉢を大切にしますね」


僕は、ニッコリと笑い植木鉢をくれた感謝を伝えました。


僕は、この時、植木鉢に隠されたお母さん達の思いに気づいていなかったです。


産みの親から別れて色んな事がありました。

貴族の養子になったり、聖フォルテ学園に入学したり、アンジュお姉様にぼろ負けになったり、そしてアンジュお姉様の弟になったり、色んな事が起きました。

苦しい事も沢山ありました。

でも今は、良い思い出です。


アンジュお姉様が最果ての洞窟に闇のオーブを取りに行って帰ってくると3人の子供を連れてきました。

3人の子供は、アンジュお姉様が助けただけのお荷物の様な存在だと思っていました。

だからアンジュお姉様の足を引っ張る存在のエリカ達の事が許せなかったです。

そして学園長先生に学園入学テストの為に子供のエリカ達と戦う提案をされました。

エリカ達を自分達の住んでいる街に追い返すチャンスだと思いました。


だからエリカ達を本気で負けさせる勢いで戦いました。

でもエリカ達は、強かったです

相手が3人でこちらが2人だけでした。

エリカ達は、強かったです。

僕は、エリカ達に負けました。

エリカ達は、アンジュお姉様に護られるだけの存在でなかったです。

僕は、エリカ達に嫉妬したのが恥ずかしくなりました。

エリカ達のエリカ達の入学テストが終わりました。

その夜にある人が会いに来てくれました。


「どうぞ、入ってきてください」


誰かが宿の部屋の扉を叩きました。

僕は、返事をして部屋に入ってきて良い事を知らせました。


「失礼しますね、イオン様」


アンジュお姉様が僕の泊まっている宿の部屋に入ってきました。


「ア、アンジュお姉様!?

どうかされたのですか!?」


僕は、まさか、アンジュお姉様が宿の部屋に入ってくると思わなくて驚きの声を出しました。


「イオン様には、エリカちゃん達の学園入学テストの時にお世話になりました。

これまでの他の事も感謝しきれません。

それで感謝の気持ちも込めてこれを貰ってくれませんか?」


アンジュお姉様は、優しく微笑んで僕に感謝をしている事を知らせました。

そしてシオンの花のキーホルダーを僕に渡しました。


「アンジュお姉様、僕にこのキーホルダーをくれるのですか?!

ありがとうございます、大切にしますね!


そう言えば僕が産みの親が離れて暮らす時にもシオンの植木鉢をもらいました。

ですからシオンの花は、思い出の花です……」


僕は、親と別れる時に貰ったシオンの花の植木鉢の事を思い出してシオンが思い出の花だと知らせました。


「そうだったのですね……


イオン様、シオンの花言葉は、「君を忘れない」と「遠方にある人を思う」なのですよ。

きっとイオン様の親が遠くに行くイオン様の事を思ってこの花を渡してくれたと思います。

私もイオン様と何処にいても弟のイオン様の思っているって意味でシオンの花のキーホルダーをイオン様に渡しました。


だからシオンの植木鉢を渡したイオン様の産みの親もきっと私と同じ事も思っていたと思いますよ。

産みの親もシオンの花言葉と同じでイオン様と離れても「君を忘れない」と「遠方にある人を思う」って思っていたのだと思いますよ」


アンジュお姉様は、優しく微笑んでシオンの花の花言葉を知らせました。

僕の事を思ってこのシオンのキーホルダーを渡したことを知らせました。


「遠方にある人を思うってアンジュお姉様は、僕を置いて何処かに行くのですか!?

お願いします……

僕を置いて何処かに行かないでください……」


僕は、シオンの花言葉を聞いてシオンの花言葉の意味と同じ様にアンジュお姉様が何処かに行くかもって思いました。

だからアンジュお姉様の洋服を掴んで涙目でアンジュお姉様を見つめました。

僕を置いて何処にも行かないでほしい事をお願いしました。


「もう、イオン様は、心配性ですね。

私は、イオン様を置いて何処にも行きませんよ。

大切な弟を置いて何処かに行くわけありませんよ。

ですから安心をしてください、イオン様」


アンジュお姉様は、僕を優しく抱き締めて僕を慰めるように背中を撫でて優しく微笑みました。

僕を置いて何処にも行かない事を約束しました。

僕が大切って思いを伝える様に僕のおでこにキスをしてくれました。

僕は、アンジュお姉様の気持ちと体温が安心できて声を出して泣きました。

アンジュお姉様は、僕が泣きつかれて眠るまで僕を抱き締めてくれました。

でも僕は、アンジュお姉様と離れ離れになるかもって胸騒ぎが押さえる事ができませんでした。



ーTo Be Continuedー

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