ルイ様の私に対する気持ち(76話)
☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
~第76話~
(この話は、ルイの視点です)
僕の婚約者のアンジュは、常識はずれに強かったです。
だから最果ての洞窟に闇のオーブを取りに行った時も大丈夫だと思いました。
でもある事を忘れていました。
そうアンジュは、モテます。
しかも天性の人たらしです。
アンジュが闇のオーブを無事に取ってきた時は、安心しました。
でも子供を3人連れて戻って来ました。
エリカちゃんとエリック君とジュリーちゃんは、アンジュの事をお姉ちゃんとして慕っているのが解ります。
アンジュは、面倒見が良いから子供に好かれます。
でも婚約者の僕がいるのにもう一人ジュリーちゃんって婚約者が現れるのは、どうかと思いました。
しかも婚約者が子供の女の子だと言うのだから驚きを隠せなかったです。
まったくアンジュは、どれだけ人を惚れさせれば気がすむのでしょうか?
ライバルが多すぎてため息を吐きました。
僕は、アンジュから闇のオーブを受け取りお父様の王様に闇のオーブを届けました。
「王様、アンジュから受け取った闇のオーブを持って来ました」
僕は、お父様に闇のオーブを渡して後ろに下がり頭を下げました。
「そうか……
アンジュ達が闇のオーブを持ち帰って来たか……
ご苦労だった……」
お父様は、闇のオーブを受け取り満足したように微笑みました。
「それで報告があります。
街で魔族の転移門を何個か見つかりました。
たぶんロベルトの差し金だと思います。
見つけた転移門は、処分しました。
ですが数が多すぎて全ての転移門の処分は、無理かと思います。
でもさいわいなことに街にアンジュが出掛けています。
今回もどうにかしてくれるはずだと思います」
僕は、膝を地面につけてお父様を見上げました。
街で転移門が見つけて処分した事を知らせました。
街にいるアンジュに任せてほしいことをお願いしました。
「そうか……
アンジュが街に出掛けたか……
念のために騎士団には、街の警備の強化を命令しておこう。
そしてアンジュの邪魔にならない様にするように伝えておく」
お父様は、アンジュが街に出掛けているって言葉を聞いて口元を押さえて少しだけ考え込み直ぐに顔を上げました。
街の警備を強化する事とアンジュの魔族襲撃の邪魔にならないようにする事を知らせました。
「気遣いありがとうございます」
僕は、少しだけ頭を下げて魔族をどうにかしようとするアンジュの気持ちに了承してくれる事に感謝を伝えました。
僕にもアンジュの手伝いが何かあるかもって思い街に出掛けました。
街に出掛けて感知魔法で直ぐに大量の魔族がこの街に転移して来たのが気がつきました。
慌てて魔族の気配がする方に向かいました。
でも魔族のところに向かう前に大きな音が聞こえたかと思うと黒色の炎の花火が空に咲きました。
今の出来事で魔族の気配が大分と減ったと思うと魔族達の気配が慌ててこの街から離れようとしているのに気がつきました。
さらに連続で大きな音が聞こえたかと思うと沢山の黒色の炎の花火が空に咲きました。
魔族達の気配がどんどん減っていきました。
アンジュが魔族達を撃退しているところだと気がつきました。
またアンジュにこの街は、護られたと思いました。
アンジュには、感謝をしてもしきれないって思いました。
僕は、魔族達の気配がこの街からいなくなったのを確認しました。
状況報告の為にお父様のところに戻りました。
「王様、報告があります。
今回もアンジュが魔族達を撃退してくれました。
どこも被害がないみたいです。
もう少ししたら城に戻って来ると思います」
僕は、膝に地面につけて頭を下げてお辞儀をしました。
そしてアンジュが魔族達を撃退した事を知らせました。
「そうか……
またアンジュがこの国を護ってくれたか……
アンジュには、感謝をしてもしきれないな……
アンジュが城に戻ってきたらアンジュとジュリーとエリカとアイリスを地下にある結界の間に連れて来てくれ。
聖魔結界を作るのには、アンジュ達の力が必要だ」
お父様は、自分の髭を触りアンジュに感謝してもしきれないな事を伝えました。
アンジュ達を地下室の結界の間に連れて来るのをお願いしました。
「解りました。
必ずアンジュ達を結界の間に案内をします」
僕は、軽く頭を下げてお辞儀をしました。
アンジュ達を結界の間に案内をする事を約束をしました。
王座の間を出てお城の門の前でアンジュ達が戻ってくるのを待ちました。
アンジュ達が戻ってくるとアンジュ達を地下室の結界の間に案内しました。
そしてアンジュ達に聖魔結界を張るのを見届けました。
闇のオーブを嵌めている石盤と街の全体が黒色と黄金色に神々しい光に包まれました。
そしてアンジュ達が倒れました。
僕は、慌ててアンジュに近づきました。
アンジュ達の体調を確認すると気を失っているだけでした。
「良かったです……
アンジュ達は、魔力切れで気を失っているだけみたいですね……」
僕は、アンジュ達が魔力切れで気を失っているだけだと解りました。
だから安心したように微笑みました。
「闇のオーブからなんと神々しい光が輝いているのだ……
この聖魔結界があるのだったらこの国は、安心じゃな。
ルイもご苦労じゃったな。
アンジュ達を城で良い部屋で休ませるがよい」
お父様は、闇のオーブで張られた聖魔結界を見て満足そうに頷きました。
アンジュ達を城の部屋に案内をさせる事を命令しました。
「王様、アンジュは、死んだお母様の部屋に寝かせたいです。
よろしいですか?
やっぱりお母様の部屋を誰も使わないのは、やっぱり寂しいです……」
僕は、アンジュをお母様の部屋のベッドで寝かせたいことをお願いしました。
「っ!?
そうか……
ルイがそうしたいのでしたら反対をせんぞ。
あいつの部屋には、他人を誰も入れたがらなかったのにな……
そのルイがアンジュに使わせようとするとはな……
ルイがそれで良いのだったら構わないぞ」
お父様は、自分の髭を触りニコニコ笑顔で僕の心の変化を喜びました。
僕は、お父様の態度が恥ずかしくなりました。
それを誤魔化す様にアンジュを姫様抱っこをしてお母様の部屋に運びました。
アンジュをお母様のベッドの上で寝かせました。
「今日は、ご苦労様でした、アンジュ。
アリスを護る為に1人で魔族を撃退してくれましたね。
聖魔結界も張ってくれました。
アンジュには、無理をさせてばかりですね。
僕がアンジュの事をどれだけ大切に思っているのか知らないのでしょうね……
でもアンジュは、僕の気持ちを気付いていないのでしょうね……」
僕は、優しくアンジュの髪を触り優しく微笑みました。
そしてアンジュの唇にキスをしようとしました。
「眠っている相手にするのは、さすがに卑怯ですね……
だから今回は、これで我慢してあげます。
でもいつか必ずアンジュの唇を奪ってあげます。
ですから覚悟をしていてくださいね」
僕は、アンジュの唇にキスをする直前で眠っているアンジュにキスをするは、卑怯だと思いました。
アンジュの唇にキスをするのを止めました。
その変わりにアンジュのおでこにキスをしました。
アンジュの眠っているベッドの横にある椅子に座りました。
そしてアンジュの右手を握り締めてアンジュが目覚めるのを待ちました。
ーTo Be Continuedー




