バレンタインでの出来事(ミシェールの場合)(332話)
☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
(季節外れですがバレンタイン特集です)
~第332話~
(ミシェールの場合)
(この話は、ミシェールの視点です)
『私は、今でも忘れられないお菓子があります。
ある人から貰ったお菓子が今でも特別なお菓子です……』
私は、天国で落ちこぼれの天使でした。
だから他の天使から虐められて仲間外れにされていました。
そんな私に気にかけてくれたのが大天使ルージュ様でした。
そんなルージュ様が私の為にあるお菓子を作って来てくれました。
「えへへ~~ミシェールちゃん、探したよ~~」
ルージュ様は、私の後ろから抱き締めて頬擦りしました。
「ひゃん~~!?
ル、ルージュ様、いきなり抱き着いたらビックリします!」
私は、ルージュ様にいきなり抱き着かれて驚きの声を出しました。
そしてルージュ様を睨む様に見つめました。
「えへへーー、ごめんね、ミシェールちゃん。
実は、チョコレートって言うお菓子を作って来たんだよ。
ミシェールちゃんに味見をしてほしいなって思うんだよね。
お願いできないかな、ミシェールちゃん?」
ルージュ様は、小さなハートの形の黒色のチョコレートを私に見せました。
チョコレートを味見をしてほしい事をお願いしました。
「わーー、可愛らしいお菓子ですね!?
食べても良いのですか!?」
私は、ルージュ様の作ったハートの形のチョコレートを目をキラキラさせてルージュ様を見つめました。
「はい、もちろん構わないよ。
チョコレートを食べてね、ミシェールちゃん」
ルージュ様は、ニコニコ笑顔で私を見つめてチョコレートを食べてほしい事をお願いしました。
「ありがとうございます、ルージュ様。
わーー、凄く美味しいですね!?
チョコレートって言うのですね。
こんな美味しいお菓子があるだなんて知りませんでした」
私は、ルージュ様の作って来たお菓子を食べてチョコレートが美味しすぎてニコニコ笑顔になりました。
そしてチョコレートが美味しい事を知らせました。
「ミシェールちゃんがそんなにもチョコレートが気に入ってくれたのならばこれからもミシェールちゃんにチョコレートを作って来てあげるね」
ルージュ様は、私がチョコレートを美味しそうにニコニコ笑顔で食べたのを見て嬉しそうにニッコリ笑いました。
私にこれからもチョコレートを作って来てくれる事を知らせた。
私は、これからもルージュ様のチョコレートを食べられるって思っていました。
でもルージュ様が死んだ為にチョコレートを食べられなくなりました。
それから数千年後にルージュ様が転生したアンジュ様と出会いました。
ルージュ様は、前世の記憶がない様でした……
でもまたルージュ様、いや、アンジュ様に再会できて嬉しかったです。
それからしばらくしてからアンジュ様が私に会いに来ました。
「ミシェールちゃん、いきなり訪ねてすいません。
会いに来てしまいました」
アンジュ様は、試練の洞窟に私に会う為にわざわざ来てくれました。
『ア、アンジュ様!?
今日は、どうされたのですか!?』
私は、アンジュ様が私に会いに来てくれたのを驚きの声を出しました。
何故私に会いに来てくれたのか質問しました。
「今日は、バレンタインです。
大切な人にチョコレートを渡す日なのですよ。
何故かミシェールちゃんの事が気になりました。
だからチョコレートを渡しに来ました。
宜しかったらチョコレートを食べて下さい」
アンジュ様は、私にチョコレートを入った袋を渡しました。
そして私が大切だからチョコレートを渡した事を知らせました。
『ありがとうございます、アンジュ様。
えっ、これって……?』
私は、アンジュ様から渡されたチョコレートの入った袋を開けると小さなハートの形のチョコレートが沢山出て来ました。
ルージュ様の作ってくれたチョコレートと良く似ていてビックリしました。
「あ、あの……
ミシェールちゃん、どうかしましたか……?」
アンジュ様は、私の態度を見て不安そうに私を見つめました。
『えっ……?
い、いえ、何でもありません……
それでは、いただきます、アンジュ様。
んっ……
凄く美味しいです……』
私は、軽く首を横に振りました。
そして何でもない事を知らせました。
アンジュ様が作ってくれたチョコレートを食べました。
アンジュ様が作ってくれたチョコレートがルージュ様に作ってくれたチョコレートの味と良く似ていてビックリしました。
そしてチョコレートが懐かしい味がしました。
そして自然と涙が流れました。
「それならば良かったです……
来年もバレンタインのチョコレートをあげさせてもらいますね」
アンジュ様は、私の涙を右手で軽く拭いて優しく微笑みました。
来年もバレンタインのチョコレートを渡してくれるのを約束してくれました。
『あ、ありがとうございます、アンジュ様』
私は、アンジュ様の気持ちが嬉しくてほんのり顔を赤らめました。
そしてアンジュ様の気持ちに感謝を表しました。
私は、改めてアンジュ様の事が特別だと思いました。
そして今度は、アンジュ様を護ろうと心に誓いました。
ーTo Be Continuedー




