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魔王と呼ばれる女パート2(18話)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆



注意事項

19話と同じ時間軸です。

2つの小説が1つの話になりますので2つとも読んでください。

シリアスがコミカルに変わります。


~第18話~


☆魔王と呼ばれる女パート2☆


(最初は、ロベルトの視点です)


俺は、いずれアンジュに殺されるって理解している。

だから殺される前にせめて愚かな人間どもに少しでも絶望させようと思った。

戦闘訓練所に魔族が攻め込められる様に転移の門を設置した。

俺は、満足して気持ちを落ち着かせる様に図書館に読書に向かった。


「ごきげんよう、ロベルト様。

ロベルト様も読書ですか?」


俺の後ろから誰かに話し掛けられて振り向くとアンジュが立っていた。


「ア、アンジュ……俺を殺すつもり……いや、何でもない……

読書だ。

せめてこの本を読み終わるまで待ってくれ……」


(な、何故、アンジュがこんなところにいるんだ!?

まさか俺の計画をアンジュの策略で操られていたって言うのか!?)


俺は、このままアンジュに殺されるのか聞こうとした。

でもアンジュの冷徹な笑みを見て聞いた瞬間殺されるって理解した。

俺は、せめて最後にこの小説を読んでから殺してくれってお願いをした。


「すいません、邪魔をしたみたいですね。

後日、また改めて話をさせてもらいますね」


アンジュは、薄く微笑みどす黒いオーラを纏っていた。


俺は、アンジュの魔王の笑みを見るだけで体がガタガタと震えた。

アンジュは、小説を読み終わるまで殺すのを待ってやるって意味を込めて後日、また改めて話をさせてもらいますって言ったのだと理解した。

アンジュは、俺を虫けらを見るような眼差しで見つめそのまま去って行った。

まさか俺の最後に読む小説が大罪人だとは、運命を感じた。


大罪人の小説のストーリーは、世界を憎んで悪行を働くストーリーだ。

まるで俺の人生を描いている様だった。

最後の読書を楽しもうと思い日当たりの良い席に座って小説を読み始めた。


(ここからは、魔族のリーダーのアコルの視点です)


アンジュがロベルトと話をしてから2時間後戦闘訓練所から転移してくる者がいた。


「上手く潜り込めたみたいだな。

ロベルトが上手くやってくれたか」


魔族達が隠蔽魔法を自分にかけて姿を見えなくして転移門からぞろぞろと転移してきた。

そして俺は、侵入に成功したと思い顔がニヤケた。


「『ダークサンダーー!!』」


いきなり上空から黒色の雷が落ちてくると魔族達に当たり消滅した。


「いったい何事だ!?

俺達の姿は、隠蔽魔法で見えないはずでないのかよ!?」


俺は、いきなり攻撃をされたのを見て慌てて声を出した。


「おい、あそこを見ろ!

誰かいるぞ!」


魔族達は、仲間が黒色の雷に当たって消滅をしたのを見て慌てて周りを見渡しました。

仲間の魔族が指を指した方を見るとこの前に襲撃を邪魔をした令嬢が立っていた。


「魔法の練習をするのに適していますね」


令嬢は、俺達の方に右手を向けて話した。


「何!?

俺達との戦いが魔法の練習だと!?

ふざけるな!!」


魔族の1人が令嬢に襲いかかった。


「『ブラックホール(小バージョン)』」


令嬢は、魔法を唱えると小さな黒色の玉を出して俺達向かって放った。


「そんな小さな玉がなんだ!

叩き割ってやるぜ!


ぐわーー!?

吸い込まれる!!」


令嬢に襲いかかった魔族が令嬢の出した黒色の玉を叩き割ろうとして斬ろうとした。

でも魔族が黒色の玉に近づいただけで玉に吸い込まれて魔族が消滅した。

黒色の玉が威力が収まる事なく魔族達の方に向かっていった。


「くっ、あれは、ヤバイぞ!

魔法で打ち消すぞ!


『ファイヤーアロー!!』」


「『アイスニードル!!』」


「『ロックハンマー!!』」


「『サンダーボルト!!』」


俺は、あの魔法がやばいと思いました。

だからあの魔法に魔法をぶつけるのを命令した。

魔族達は、魔法で炎の矢と氷の針と岩のハンマーと雷を黒色の玉に向かって放った。

でも全ての魔法が黒色の玉に吸い込まれた。


「くっ!?

撤退だ!!

あの黒色の玉に吸い込まれたら全滅だ!!」


俺は、あの魔法で全滅されると思い撤退を命令した。

魔族達は、慌てて転移門を使ってアジトに戻った。


「転移門は、どうだ?」


俺は、アジトに戻ると転移門が無事なのか質問した。


「駄目だ。

あの黒色の玉に転移門が吸い込まれたみたいだ」


魔族は、転移門を出そうとしてでも何も起こらなかった。

首を横に振り転移門が壊れた事を知らせた。


「くそ!!

あの女は、何者なんだよ!!」


自分達の襲撃がまた失敗に終わったのを見て悔しそうに自分の両手を握り締めた。


「まだだ、まだ機会があるはずだ!」


魔族達は、次の襲撃の機会を考えた。


こうして襲撃は、誰にも解らないうちに失敗した。

でもこれが魔族達の悪夢の始まりだと誰も思ってもいなかった。



ーTo Be Continuedー

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