旦那、面倒臭い好き嫌い(後編)
とうとう『旦那の好き嫌い』完結!
世の男性陣よ、震えて眠るがよい!(すみません)
(*゜∀゜*)「面倒臭せぇなぁぁぁっ!!」
正直、旦那の好き嫌いがわからない。
『海老寄せフライ』と『海老カツ』の間に何があった!?
そして、その後も食えるの出るわ出るわ。
特に『挽き肉料理』。
『ハンバーグ』
挽き肉があんまり好きではない。……そう思っていたのに、某有名ハンバーグレストランで旦那は嬉しそうに特大バーグを注文し完食。(レストランへ行くと言った時、自分は嫌な予感がしていた)
( ´-ω-)「ハンバーグ……食べるの?」
(*´ー`*)「モ○バーガーとびっくりド○キーは好き」
……後にマク○ナルドでビッ○マックも食っている。
対策→『ドンキー ハンバーグ 再現レシピ』をネットで検索して自宅で再現。解決。
その他、作って完食した『挽き肉たっぷり』メニュー。
・ミートソース、ボロネーゼパスタ
・麻婆豆腐、麻婆茄子
・キーマカレー
・鶏そぼろ丼
・つくね串(塩、照り焼き)
・焼き餃子(やっぱり水餃子はダメ)
・ピーマンの肉詰め
他にはチャーハンやらなんやら、隙あらば挽き肉を使っていったところ…………
食えるじゃあああああんっっっ!!
子供が産まれて、普通の食事をするようになったのも大きいが、いわゆる一般的な挽き肉料理は全く問題なく食している。
結婚最初の一年くらいの「俺、肉は塊じゃないと食欲なくなるんだよね☆」みたいなのはなんだ!!
あと『練り物』!
練り物が苦手なら『おでん』は無理か? と思われたが、旦那の好きなおでん種が『大根』『玉子』『はんぺん』………………はんぺんは練り物だろぉがぁぁぁっ!!
なので、うちのおでんは“はんぺん以外の練り物を少なくし、代わりに鶏肉を入れる”という不思議な内容。おでんは好きな具を取って食べればいい。うん、解決。
まぁ、それでもどうしても食べられないものはありました。例えば『がんもどき』『豆腐ハンバーグ』『焼売』『水餃子』『ワンタン』『春雨スープ』など。
…………豆腐と小麦の皮?
いや、でも奴は『湯豆腐』や『きしめん』は好き。
春雨も炒めたもの(麻婆春雨、チャプチェ)は大丈夫だが、スープに入るのがダメ。基本的にスープに入るのが嫌なだけのよう。でも中華スープは飲む。『春巻き』はやはり微妙。
『焼売』は駅弁なら食べる。
乗り鉄のプライド?
だいぶ紹介したが、これはほんの一部。
要するに“食べられないこともないが食が進まないので、できれば食べるのは好きなものだけ食べたい♡”である。
世の中の旦那さま方、けっこういるのではないか?
名付けて“なんちゃって好き嫌い”!!
アレルギーでもなく、生理的拒絶でもない。
(*゜∀゜*)「面倒臭せぇなぁぁぁっ!!」
贅沢言わずに食って!!
お前も毎食作ってみればいいっ!!
…………結婚してから、うちの旦那の好き嫌いには本当に振り回された。
ちなみに、他の家庭でよく悩みのネタになるおかずの『カボチャの煮付け』は大好物である。あれに関してはうちの旦那は飯が進む。野菜で文句言われたことはない。
さて、旦那の好き嫌いに関しては、もうこれくらいにしておこうと思う。
え? 自分?
あぁ。昔は好き嫌いはありましたが、結婚した時に「いずれ産まれる子供に親の好き嫌いは見せたくない」と思い克服しました。ちなみに『牡蠣』と『セロリ』です。
( ´-ω-)「自分はちゃんと直したもん……」
だから余計に、この旦那の好き嫌いには「キーッ!!」となりますね。
ここでちょっと心配なのは、この父親を持った我が息子である。好き嫌いは家庭環境が大きく関わりますので。
今日のおかず……『ピーマンの炒め』
材料:ピーマン、ごま油、塩、コショウ
作り方:縦に細切りのピーマンをごま油で炒め、塩とコショウで味をつける。
息子三才。
(*´∀`)「おいしー♪」
今日のおかず……『ゴーヤチャンプルー』
材料:ゴーヤ、もやし、豆腐、豚肉、玉子
作り方:ゴーヤを……(略)
息子三才。
(*´∀`)「おいしー♪」
……ゴーヤもピーマンもモリモリ食べる幼児。
( ; ゜Д゜)「息子さんや。苦くないの?」
(*´∀`)「苦いのおいしー♪」
( ; ゜Д゜)マジか? 最強じゃん!!
最初は味覚を疑いましたが、本当に美味しく食べていたようです。
息子が一番、好き嫌いがないというオチ。
子供の好き嫌いには悩まなかった。
ただ、遊びながら食べるのに悩んだくらい。
旦那よ。
自分はたぶん一生、そちらの好き嫌いは理解できない。いや、したくない。出されたら大人しく食べようか?
御後が宜しいようで…………m(_ _)m
どうしてもマ○シンハンバーグが食べたいので、息子に食べさせ刷り込んでみる。
( ´-ω-)「息子さんや。マルシ○ハンバーグ好き?」
(*゜∀゜*)「好きー!」
(*´ー`*)「………………」
モグモグと○ルシンハンバーグを食べる息子。
それをじっと見る旦那。
(*´ー`*)「………………食べる……」
( ´-ω-)「どーぞ」
こうして、我が家でマルシン○ンバーグは市民権を得たのである。
食えるじゃあああああんっっっ!!
結局こうなる。




