表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/104

まぁ、どっちもどっち、って話。

その会社の戦略は、営業店別で利益を競わせるというものだった。

毎年、決算後に表彰式がある。

金、銀、銅に、敢闘賞。


賞が貰えた店も貰えなかった店も、来年こそはと躍起になった。


サービス残業は当たり前、無理な営業も当たり前。

多くの従業員は、ただ利益を求める機械と化さねば、賞レースについていけなかった。


それを気違い沙汰と、辞めていった者は評した。残った者は、辞めた者を負け犬と評した。

理解しあうことはなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  一定の規制が無ければ、競争は激化する一方ですからね……。  皮相な思索に囚われて、目的と手段の倒錯を起こした訳ですね。  生計が成立しているならば、更なる豊かさのために労働している筈です…
[良い点] 200文字で収めるところに脱帽です インスピレーション頂きました (*´Д`)ノ [一言] 書き始めると感想が200文字では収まらない笑 頂いたものを自作に反映させたく思います なので一言…
[一言] こういうのは難しいですよね (;'∀') なんとも言えないです ><。 自分は負け犬ですけど……きゃんきゃん。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ