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あたいから胃袋へ。

あたいはね、大食いチャンピオンだったのさ。


ああ、懐かしいねえ……

ラーメンを30杯、餃子を10人前、丼5杯の杏仁豆腐とアイス1kgを平らげて、賞賛を浴びた日々……。


母親はいつも眉をひそめ、父親の遺言は 『腹も身の内』 だったがね。

家族には理解されなかったあたいが、好きなことをして誉められる。


どれだけ嬉しかったか、わかるかい……?


ふふ。悪いことも良いことも皆、アンタのおかげだったね。


さいなら、ありがとよ。

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― 新着の感想 ―
[一言]  ……胃袋へ別れを告げる。生き様をよく表していますね。  きっと、幸せな人生なのでしょうね。
[一言] さよなら、胃袋!?それは……ざんねん。 そういうことも人生あるか……。 意味が分かると怖い話を思い出しましたが、ちょっとシュールな笑いがありました。
[一言] どんな形であれ誇りだったことがなくなってしまった。 そういうことでしょうか?
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