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いつから。

男が離婚を決意し、妻もまたすんなりと同意したのは、お互いに歩み寄ることへの疲れからだった。


ふたりは離婚届を貰いに市役所へ行った。


「少々、お待ちください」


ベンチに妻と腰を下ろし、男は、ふと気づく。


こんな時でさえ、妻が隣にいるのが、普通なのだ。


「もしかして、並んで座れるだけで良かったのかもな」


「いつから、一致しなきゃって決めちゃったんだろう」 と、妻。



しばらく考え、男はぽつりと言った。


「一緒に帰ろうか」


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― 新着の感想 ―
[一言]  追い付きました……!どれも、すらすらと読めました。二百字に物語を纏める……。見事な手腕です!  人付き合いって、幾ら親い相手でも、難しいものですよね……。決別することなく済めば、それだけ…
[一言] 意外と離婚届けを手元に置いて、いつでも出せるなと安心しちゃってそのまま……と、なるときもあるかも。 離婚するって、結婚よりもエネルギーを使うと聞いたことがあります。それもめんどくさいと思っ…
[一言] >「もしかして、並んで座れるだけで良かったのかもな」 そうかもしれないですね。 男と女が完全に一致するのはほぼ不可能だと思ってるので、無理に合わせようとすると逆に上手くいかない気がします。
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