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なんでもない日々。
電動のコーヒーミルではなく
手挽きの方が香り高いと
時間をかけて豆をひいていた。
季節が少し変わるたび
なんでもないことを書いて
「また遊ぼうね」 と添えた
手紙が届いていた。
春になれば、
イカナゴのくぎ煮。
そういえば この
白菜と豚の煮物、
好きだったね。
そして会うたびに
ツマラナイことを説教して
ツマラナイものをくれるのだ。
生活の中の、なんでもない端々に
その不在が
しみこんでしまった 夜
子供が眠るまで
私の好きな歌をうたう。
電動のコーヒーミルではなく
手挽きの方が香り高いと
時間をかけて豆をひいていた。
季節が少し変わるたび
なんでもないことを書いて
「また遊ぼうね」 と添えた
手紙が届いていた。
春になれば、
イカナゴのくぎ煮。
そういえば この
白菜と豚の煮物、
好きだったね。
そして会うたびに
ツマラナイことを説教して
ツマラナイものをくれるのだ。
生活の中の、なんでもない端々に
その不在が
しみこんでしまった 夜
子供が眠るまで
私の好きな歌をうたう。