表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/104

失うもの。

男はユーチューバーを志していた。


人気動画を撮って、多くの人に称賛されることが夢であった。

が、人気動画など、なかなか撮れるものではない。


どうすべきか。


悩む中で、男は思い立った。


「人気ユーチューバーの物真似動画はどうだろう」


その企画は、そこそこウケた。

真似される本人への尊敬を露にすることで、共感を得たのだ。


彼は満足した。





パソコンの前で、1人の視聴者が首を傾げていた。


「この人、昔は良かったのになぁ……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] なんだか全然見てもらえないのは悲しいことですし。 どうしたら良かったんでしょうね?
[一言] 失礼します。 でも、寄せられた評価は本当に共感だけだろうか。 本家動画は評価しないが男の真似動画は評価する、そんな人はいなかっただろうか。 パソコンの前で「この人、殻を破ったなあ」と呟く視…
2020/04/28 17:04 退会済み
管理
[一言] 身につまされるお話です。 見てもらいたいし、自分の作りたいものを作りたい。 正解はないですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ