表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

秘密の合い言葉

こちらは『第7回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞(https://www.joqr.co.jp/ag/article/164182/)』企画への参加作品です。


・文字数(空白・改行含まない):1000字 (ぴったりにしました♪)


・全キーワード(年賀状/オルゴール/合い言葉/自転車/雨宿り/ギフト/ホットケーキ/風鈴/サバイバル/木枯らし/舞踏会)使用(だいぶ無理やり詰め込んでますけどw)


かぐつち先輩!僕がんばりました〜(ToT)

頑張ったご褒美に…

挿絵(By みてみん)

ファンアートをかぐつち先輩からいただきましたー♪

めちゃくちゃ嬉しいです(*^^*)♪

作中の、ひろっぴ課長と、部下のゆいぴーです♪ゆいぴー可愛い♡

 それは2025年12月某日の出来事であった…


「先輩っ!大変です!」


「ん?どうしたんだゆいぴー、そんなに慌てて」


 先輩と呼ばれた男性は、奈朗なろう県警の生活安全課の課長、ひろっぴである。直属の後輩であるゆいぴーは課長に詰め寄る。


「なろう市のみなさんが…ものすごい無気力になってしまってるんです!」


「無気力??」


 いきなり言われても、意味がわからないのは当然である。


「うーむ…何かそうなる原因って考えられることないのか?何か前ぶれがあったとか」


 困っているゆいぴー。と、その時。


──ピコーン♪


 デスクのパソコンがメール着信を知らせた。素早くパソコンを操作するひろっぴ。


「どうしたんですか、先輩?なんのメールが来てたんです?」


「これを見てみろ」


『歩くより早い 自転車』

『聞いたらほっこり オルゴール』

『パンケーキよりふっくら ホットケーキ』

『いつも書くのギリギリ 年賀状』

『やる気スイッチいれる 合い言葉』

『年末はみんなで踊ろう 舞踏会』

『あなたの応援がなによりの ギフト』

『無人島から脱出するぞ サバイバル』

『寒くなってぴゅうぴゅう 木枯らし』

『ガラスより鉄の方がいい音鳴るよ 風鈴』

『願ったり叶ったり 雨宿り』

「秘密の合い言葉を答えろ。さすれば住民はまた動き出す。ヒント:しりとり」


「え…なんなんですか、これ…」


「いや、俺に聞くなよ。全然わからんし…ヒントのしりとりて何?」


 ゆいぴーもひろっぴも頭をひねる。ふとゆいぴーが何かを閃いたようだ。


「あっ、先輩。ここに書いてる言葉の空白のあとの単語。この中に暗号が隠されてるんじゃないですか?…単語でしりとりをするのかなぁ…?」


「あっ!単語のお尻の文字なんじゃない?ちょっと待てよ…や、る、き、う、ば、い、と、る、し、ん、り。やるき うばいとる しんり」


「「やる気 奪い取る 真理!!」」


「って。なんなん??」


「まぁとにかく、打ち込んで返信してみよう」


 ひろっぴはさっそく、謎のメールに閃いたワードを打ち込み返信してみた。


──ピコーン♪


「さっそく返ってきたぞ…なになに」


『やる気を奪い取る真理。それはすなわち無気力、無感動、無反応である。この世には素晴らしい作品が山ほどある。だが、それが知られぬまま、埋もれていくのはとても悲しく辛いものである。なるべくなら、みんなが一生懸命書いた作品は、全て世の中に広めてほしい。お願いだ。くろくまくんより』


「え、くろくまくんて誰ですか?」


「いや、それは俺が聞きたいよ」


下野紘様、巽悠衣子様、今回は作品の中にそれっぽいニックネームを勝手ながら使わせていただきました。お二人が読まれるということなので、登場人物をお二人のイメージであえて書いてみました。


逆に読まれなかった場合、全く意味のない作品になってしまいますが、どうかよろしくお願いします。僕も含め、様々ななろう作家さんの思い(たぶんそうだろうと僕が思っているだけですが)を込めて書きました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
かぐつちさんのイラストは可愛いのに、ゆいぴーとか呼ばれているとそれだけてボリュームが3倍くらい増えてしまった気がするな(▼∀▼)
縦気付かなかった〜。 。:゜(;´∩`;)゜:。 採用されるといいですね〜。 (*´ω`*)
左から順にたて読みしたのですが、 まさかのラストとは。 Σ(-∀-;) 流石の魔神にも、読みきれませんでしたよ……。 IQ3しか、にゃいけどねっ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ