06.【絵師】加純 ▷【作者】ジャガイモ探偵
★絵師情報★
絵師:加純
描きやすい性別 :女性。でも男性も描けます。
描きやすい年齢 :赤ちゃんから老人まで。奮闘します!
描きにくい人物:ガチ筋肉。できる限り善処します!
描けない人物:努力します!
何かあれば:アナログ派ですが、少しでしたらデジタル作画も出来ます。
カワイイ系からシリアス系、妖艶系も描けますが、少女漫画テイストがブレンドされるのは容認してください。そのかわり縦ロールから十二単まで、コスチュームものはどんと来い! です。
★キャラクター依頼内容★
【部門】中級者バッチコイ部門
【絵師】加純
【作者】ジャガイモ探偵
【出演作品】肉一体、八ポンド。
【作品URL】https://book1.adouzi.eu.org/n2062hv/
【ジャンル】歴史
【名前】ジョン・バルフォア
【性別】男性
【種族、人種】スコットランド人
【年齢】19歳位
【身長】175cm位
【体重】健康体重
【髪型・髪色】うねった濃い茶髪。
【目つき・目の色】青、眉は濃いめ、目はちょっと垂れ気味
【肌の色】白人
【体型】細身だけど健康的。
【服装】19世紀初期(1820年代)の中~上流階級。学生。白黒。
【表情】ちょっと気取っている方。でもすぐしかめっ面してしまう悪癖はありそうです。
【性格】若さゆえに感情的。幼さが少し抜けない。頭は悪くないけど単純。
【その他】顔は地味だけど良い方かな~と思っています。ただ、年齢が年齢なので、些か頼りないかと。19世紀初期の医学生です。恋人の仇を討とうとしますが、肝心の仇は誰か不明。今の所、本作では唯一のフィクションキャラなので、バルフォアをお願いします!
Mission complete!
★絵師コメント★(文:加純)
重々しいタイトルどおり、ストーリーも重厚で暗いイメージが漂う作品。この物語の影の主役(!?)19世紀初頭のエディンバラの闇深い夜を描きたくて、画面はほぼモノクロームで統一しました。
物語の特性上、あまり描きすぎてはネタバレに。かといって、この複雑怪奇な物語の面白さを伝えるには、ナイーブな青年の立ち姿だけでは物足りない。あれこれ描きたいモチーフを描いて削って、繋げていったら、思った以上におどろおどろしくなってしまいました。
バルフォア君のイメージは、最初からナイーブで優しげな雰囲気だと決めていました。時代物ですから、作者の探偵さんにその頃の雰囲気のわかる風景画や服装の資料をいただいたり。自分でもネットで調べたりと、描くよりこちらの時間の方がかかったような気もしますが、これがまた楽しくて止まらない(←おいおい……)
キャラの設定は早くに出来ていたのですが、バルフォア君が事件に巻き込まれる過程を、どんな風にどれだけ描くかが最大の問題でした。(←わたしが描きたかっただけです)
本当は不幸な恋人たちの幸せだった時間も描いてあげたかったのですが、わたしの技術ではどうにも1枚の画面に全てを納めることが出来なくて、泣く泣くカットしてしまったのが最大の無念でしょうか。
グラスからこぼれたウィスキーが流れてバルフォア君の涙に変わる……と云う演出(理由はぜひぜひ作品で!)をしたくて、これだけはどうしても譲れなくて、あちこち動かしたり大きさを変えたり。最初はアナログで描いていたのですが、この配置のバランスが図れずに四苦八苦。作業がストップしてしまい、仕方なく途中でデジタル作画に切り替えました。
(完成品のアナログ作画版、ペン入れ途中)
モチーフだけ先に作画しておいて、大きさと位置は後で何度でも修正しようという魂胆。しかし、一度ハマった迷いの沼からはなかなか抜けられず、最後の最後まで悩まされました。
ウィスキーが琥珀色より黄色っぽく見えるのは、ご愛敬で。茶色に寄せたら目立たなかったのよ! 涙が目立たないと、この絵の意味がなくなっちゃう。
作品はまだ序盤を過ぎたあたり。バルフォア君のこの先の活躍を誰よりも期待して、思いっきり描かせていただきました。大切なキャラを預けてくださり、誠にありがとうございました。
ご覧いただけた方に、作品の世界観を少しでもお伝えすることが出来たなら幸いに思います。
★作者コメント&作品紹介★(文:ジャガイモ探偵)
中々更新できない歯痒さもありますが、加純さんにはとても素敵なイラストを描いて頂き、感謝しかありません!何としてでも冬休みに更新を再会させねば…と、モチベーションになっております。初のフィクション連載、及び慣れない言語…と言い訳を重ねたところで、少しやりにくい相手だった自覚はありましたので、本当、勿体ない位の素晴しいイラストです!
本篇はまだ序盤も序盤ですが、一応プロットは出来ているので、何時かは多分完結します。気長に、気長に…
設定は19世紀エディンバラ、医学の発展が凄まじかった時代ですが、その裏の闇について綴ったテーマです。奇麗な町並みも、素晴しい発展も、必ずしも綺麗事のみでは成り立たなかった事、そこからどう変化していったか…そして、純粋にその時代の面白さや歴史の布教もしたいと思っております(笑)
バルフォア本人もそうですが、路地のディテール、「あ、あそこだ!」と直ぐに解る背景の町並みと、全て凝っていて、見ていて非常に楽しいです。
最後にもう一度、加純さん、素敵なイラストを描いて頂き、ありがとうございます!




