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魔法少女が変態でした。  作者: 三色ライト
本編

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41話 煩悩だらけのクリスマス:後編&戦闘開始

「か、輝夜ちゃん! やっぱりこういうことって段階を踏んで行くべきだと思うんだけど...」


 もぞもぞ動く輝夜ちゃんの動作で浴衣がどんどん着崩れていく。肩まではだけていたけどあと少しで胸まではだけてしまう。私の胸の抵抗が少ないと申すか!


「いいじゃないですかぁ〜。真面目ですね、灯さん」


 輝夜ちゃんのがよっぽど真面目なのに!

 でも聞いたことがある...学校や職場でまじめに勉強や労働をしている人の方が実はエロいと(諸説あり)。つまり学校で寝てばっかりな私より、優等生である輝夜ちゃんの方がエロいんだ!


「ひぇっ!?」


 輝夜ちゃんまでベッドに乗ってきた! 私の右足にお尻を乗せ、若干違うけど馬乗りの形になる。ベッドのふち側にいるから気を抜くと落ちそう。


「ふふ。いただきます」


 チュゥゥッと鎖骨を吸ってくる。この吸われ心地に覚えはあるけどうまく思い出せない。


「ちょ、輝夜ちゃん落ち着いて!」


「灯さんがいけないんですよ? いつも私に優しくして...」


 顔を上げた輝夜ちゃんの目がギラギラしている。


「好きになっちゃうじゃないですか」


 !!!


「そ、それ!」


「え?」


 ガシッと輝夜ちゃんの腕を掴む。


「それ、しっかりと聞きたい...かな」


 しっかり輝夜ちゃんの目を見つめ、伝える。ここから「先」へ行くなら...言って、輝夜ちゃん!


「・・・私は...」


「「きゃっ!?」」


 輝夜ちゃんの腕がベッドで滑って二人同時に落下した。と、同時に意識を失った。




 ーー----------------------




「うわぁ。やっぱりシャワー室にいたのはナイトだったのかだお☆」


 危なかったお☆。灯を魔法少女にしたとナイトに知られたら確実に殺されていたお☆...


 なんで二人で転がってるのかは知らないけど、そろそろ起きてもらわないと0時になっちゃうお☆...


「お☆?」


 スマホがブルブル震えているお☆。そっか、人間は魔力通話ができないから機械に頼っているんだったんだお☆。一応出ておこう。面白そうだ...あっ、お☆!


「ピッ!だお☆」


『あっ!もしもしお姉ちゃん! やっと出たね!その...やっぱりシてたの?』


 なんか知らないけど怒ってるお☆...あと少し悲しみの感情も混ざってるお☆。


 ・・・これは...!


『ちょっとお姉ちゃん! 聞いてる?』


「またね、だお☆」


『ちょ! お姉ちゃん? 声大丈夫?』


 ピッと電話を切っちゃうお☆。さて、ナイトを後回しにするとうるさそうだからナイトから起こすか...面倒な奴らだ。あっ!お☆




 -----------------------ー




 眩しい.....


「んん〜」


「やっと起きたかお☆?」


「え!? ディスポン、なんでここに?」


 あれ、頭痛い...てかここどこだっけ...

 あ、ホテルに泊まりに来たんだ。ってもう23:55!? 今まで何してたっけ...


「あれ?輝夜ちゃんは...」


「さっきコンビニかどこかへ出かけるのを確認して僕が出てきたんだお☆」


「そうだったんだ。良かった、ちゃんと変身できそう」


 本当なら私がコンビニに行くって嘘ついて変身する予定だったから手間が省けたね。


「『マジカルインストール!!!』」


「うんうん。いい変身っぷりだお☆。しばらく見ないうちに成長したようだお☆」


「緊張するなー。どこに飛ばされるかもわかんないけど...できるだけ狭いとこだと嬉しいけどなぁ」


「完全にフラグが立ったお☆...お疲れだお☆」


 0時ちょうど! ブワッと風が吹いた。


 ・・・ん?


「どこ?ここ...」


 見知らぬ土地だ...前には田んぼで後ろは林...フラグ回収しちゃったじゃん。


「今年は[星乃川市]の西にしたお☆。ランプは東の人だから見慣れてないのは当然だお☆」


 あっ、今日はディスポンは付いてくる感じなんだ。


「さてと、ガチャろっと」


「え? ガチャるかお☆?」


「もちろん!」


 手数は増やしたいし、こんなに農村だとろくに街灯もない。ガチャは必須でしょ!


「今じゃないと思うお...」


「構えておけば大丈夫![メルヘンロッド]・・・ん?」


 ドゴォッと隣の田んぼが水しぶきをあげながら爆発した。


「ええ!?何なの!?」


「マップがいつもの4分の1なんだから遭遇率が高いのは当然だお☆」


 そのルール忘れてた!


「『フレイムボール!!!』」


 後ろの木の上に魔法少女がいるのか、斜め上の方向から魔法が飛んでくる。


 くっ、私だって!


「『サンダーボール!!!』」


 炎の球と雷の球がぶつかり合う。[メルヘンロッド]のおかげで私の魔法のが威力が高いので競り勝った。


「よしっ!」


「痛っつー...まじ萎えじゃん」


 魔法少女が木から落ちて尻餅をついた。紫色のパーティドレスがキラキラ光ってる...スパンコール?


「よっと。うわ。こりゃまたクソカワちゃん!アガるわぁ」


 ギャ、ギャル?


「やぁ。【スティッキーハート】。奇襲失敗はドンマイだお☆」


「おお〜ディスちゃそ!おひさー! その子は?」


「私は【ハニーランプ】。どうする?戦う?」


 できればガチャりたいから見逃して...!


「いや確チャン戦い丸っしょ」


 ・・・なんて?


「やるっしょ![デコデコ銃!]」


「そんな武器ないお...[フラワーガン]だお☆ ツッコミにつかれるから僕はおさらばするお☆」


 ディスポンがしれっと退散する。ズルイ!


「【ハニラン】たそ。あんた金髪でウチとキャラガン被りなんだわ。早めにリダよろ」


 だから何言ってんの!? ハニラン!?


「っつーわけで、『フレイム付与』。おつー」


 拳銃の通常攻撃に炎を纏わせ襲いかかってくる。


「『サンダーウィップ!!!』」


 なんとか雷のムチで払い落とす。・・・あれ?【スティッキーハート】がいない!


「こっちだよっと!」


「ぐっ!?」


 蹴り!? 魔法少女なのに!ドレススカートでキックしたらパンツ見えるじゃん。

 ってか結構痛い...


「さぁ。まだまだいくかんねー」


 言い終わった瞬間、私と【スティッキーハート】の間に黒い物体が落ちてきた。


「「!?」」


 言葉もなく同時に後ろに下がる。


「な、何!?」


「おいおい、アイツ追っかけてたら顔なじみがいるじゃねぇか!」

「意外ですね。あなたも【ハニーランプ】さんと戦ったことがあるのですか?」


 右から今月戦った【ベビーラテラル】

 左からもう槍を構えているナイト

 そして---


「ふむ。巻き込んですまなかったでござる。我らの勝負にこれ以上巻き込まれたくなければ即刻退散願おう」


 侍のような格好をした魔法少女が、爆発の中心に立っていた。

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