表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ制作資料】魔術師の杖 登場人物紹介・キャラクター詳細設定  作者: 粉雪@『魔術師の杖』11月1日コミカライズ開始!
◇各キャラ恋愛設定

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

54/58

【恋愛設定】ネリア・ライアス・レオポルド

☆☆ネタバレ注意☆☆

コミカライズに際し、各キャラクターの恋愛設定についてまとめたものです。

本編未読でネタバレを気にする方は読まないでください。

『バルザムの血筋は初恋相手に執着する』という記述が本文中にありますが、初恋相手を忘れないというよりは、『幸せにできなかった心残り』というものが、心の内に残っている状態……として表現しています。


【ネリア】

恋愛に関しては慎重で、王都にきたばかりのころは、はじめての仕事である師団長職をこなしつつ、きちんと生活していけるかで頭がいっぱいで、本人としてはそれどころじゃなかった。


彼女がようやく自分の恋愛に目を向けるのは、ヌーメリアやニーナ、メレッタといったまわりの女性たちに、きちんと相手ができてから。


三人組と同い年になる三つ上の兄がいるため、ライアスやレオポルドに対しても変に構えることなく、気安くグイグイいける。


よく笑うし、よく怒るし、喜怒哀楽がハッキリしていてわかりやすい。

食べている時の幸せそうな顔は、ユーリやオドゥにも観察されてなごまれている。


感情を表に出さないレオポルドは、ネリアの自由な言動にあきれつつも、憧れている。(それも表に出さない)


ライアスとはお互いに好意しかない。


ネリアはライアスに対しては、よりよく見せようと背伸びをするし、いい子にふるまう。あまりにもカッコよすぎて、スキンシップは緊張すると感じている。


初対面の印象が最悪なレオポルドに対しては、好意なんてものを最初から期待せず素で接する。頼りになるヤツだとは認識している。


日本では自分の髪を大事に伸ばしていたネリアは、髪に対するこだわりがあり、レオポルドのサラサラした銀髪を、さわったりいじったりしたい願望がある。

(6巻の書籍オリジナルエピソードにて野望達成)


スキンシップをしたいというより、髪にさわったりさわられたり、という関係なら受け入れる。(親しい間柄でないとそういうことはしない、という認識あり)


オドゥはネリアの召喚に深く関わっており、根っこの部分で互いにしかわからない共通点がある。ネリアが光・命を象徴し、オドゥが闇・死を象徴している。


奈々にはこっちの世界に、ちょっと意識するイイ感じの男子がいた。

バス事故に遭わなければ、もしかしたら未来に何か始まっていたかもしれない。


【ライアス】

男兄弟だったせいか、女性と接するのは苦手。

なのに兄のオーランドには、ちゃっかり彼女がいる。


オーランドの方が女性に対してマメで気遣いも見せるため、恋愛偏差値はライアスより高い。

しかも兄が脳筋なところを遺憾なく発揮して、つまり趣味に走ってライアスを鍛えたため、弟は彼の考える理想の竜騎士に育ってしまった。


オーランドにとって父も理想の竜騎士であり、父のダグは母のマグダに一途だったため、ライアスの恋愛脳を育てようとは思いもしなかった。


学園時代のライアスは鍛錬に明け暮れ、汗と泥にまみれていたし、竜騎士見習いになっても血と汗と泥にまみれていた。→あまりパッとしなかった。


ところが騎士団長になって、キラキラした甲冑を身にまとったり、きちんと騎士服を着こなすようになったとたん、本人も困るぐらいモテだした。


生真面目で任務にも真摯に取り組む好青年。騎士らしいキビキビとした身のこなしに、均整の取れた体つき……くしゃりと笑うと、とたんに甘くなる笑顔。これでモテないわけがない。


ただしモテすぎるために受け身のことが多く、自分からあまり積極的に行かない。彼の恋愛に関しては、彼がどこまで積極的になるかが鍵。


等身大のかわいい女の子である〝ネリィ〟は、庇護する対象に見えて恋愛感情を抱ける。


父のダグが仕事を家庭に持ちこまないよう気をつけていたように、ライアスも緊張する仕事と、リラックスできるプライベートはわけておきたい。


錬金術師団長の〝ネリア〟には、自分も竜騎士団長としてふるまうため、抱くのは尊敬の念や親愛の感情になってしまい、恋愛感情に育ちにくい。


『きみが〝魔道具師のネリィ〟ならよかった』とは、7巻でこぼれるライアスの本音。


ちなみにライアスは、ネリアが仕事をすることには賛成でも、オドゥやユーリといった魅力的な男性がいつも側にいるのには、口に出さなくても心理的な抵抗を感じる。→関係が進めば居住区をでることを望んだ。


レオポルドは肩書きを気にせずネリアを見ていたし、オドゥやユーリ、ライアスの存在すらも受けいれている。その差がある。


【レオポルド】

無表情なのは雪に閉ざされる北のアルバーン領だと、寒すぎて顔が凍るため。

美麗な外見とは裏腹に、両親の関係について誤った知識を持って育ち、本人は自分のことを〝不自然でいびつな、醜い存在〟と感じている。


恋愛や結婚に対しても斜に構えていて、前向きになれない。

「自分と一緒になってもうまくいくはずがない」と考えている。


母を失ったことによる生活の変化、アルバーン領での暮らしの記憶が強く、幼少時の記憶はあいまい。研究棟に出入りするようになって、ポロリと思いだすことも。


親しいライアスや彼の家族、オドゥには打ち解けた態度をとるが、それ以外の人物には母の従兄であるアーネスト国王にも一線を引いて接する。


一方で魔術師団長の仕事には熱心に取り組み、部下たちのこともしっかり観察していて面倒見はいい。


『魔術師団に入った魔女たちは、一度はレオポルドに恋をして、相手にされず諦める』と言われている。


塔の美魔女たちによる親衛隊が存在するが、平均年齢は彼の死んだ母より上なので、美女に囲まれていても本人は嬉しくない。


貴公子としてのふるまいは、アルバーン公爵邸で厳しくしつけられた。ミラに茶会へ引っぱりだされた経験から、お茶を淹れるのも上手。


不愛想なくせに彼が淹れるお茶は、塔のバルマ副団長やマリス女史だけでなく、学園時代のオドゥやカーター副団長、ネリアの心まで和ませる。


彼が恋愛に対して前向きになるのは、7巻で自分の疑問を国王アーネストにぶつけ、両親が大恋愛で結ばれたことを確信できたから。

(なろう387話~過去編『レイメリアと魔術師の杖』あたり)


それまで〝不自然でいびつな、醜い存在〟だった自分を、肯定的にとらえることができた。その上で相手を幸せにすることも考えるようになる。


真剣になったらとたんに行動的。

腰が重いのに、火がついたら火の玉小僧。


軽くまとめるだけのつもりが(汗

少数派になるけれど「オドゥの味わいがいい」「ユーリは背伸びしてる感じがいい」「ヴェリガンに癒される」「ウブルグ推しです」「テルジオを幸せにして」「カーター副団長が今のイチオシ!」というご意見もあって、彼らについてはまた次回!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者にマシュマロを送る
☆☆11/1コミカライズ開始!☆☆
『魔術師の杖 THE COMIC』

『魔術師の杖 THE COMIC』

小説版公式サイト
小説版『魔術師の杖』
☆☆NovelJam2025参加作品『7日目の希望』約8千字の短編☆☆
『七日目の希望』
☆☆電子書籍販売サイト(一部)☆☆
シーモア
Amazon
auブックパス
BookLive
BookWalker
ドコモdブック
DMMブックス
ebook
honto
紀伊國屋kinoppy
ソニーReaderStore
楽天
☆☆紙書籍販売サイト(全国の書店からも注文できます)☆☆
e-hon
紀伊國屋書店
書泉オンライン
Amazon

↓なろうで読める『魔術師の杖』シリーズ↓
魔術師の杖シリーズ
☆☆粉雪チャンネル(Youtube)☆☆
粉雪チャンネル
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ