クオード・カーター
【クオード・カーター】
【職業】
錬金術師団副団長 師団長のグレンに代わり、長年実務を取り仕切っていた。
【年齢】
40歳
【物語における立ち位置】
突然現れ師団長になったヒロインを敵視し、追い落とすチャンスをうかがう。
【性格】
粘着質な野心家。
元は腕のよい魔道具師だったが、グレンの錬金術に魅せられ妻の反対を押し切って入団。
問題にならない程度の、ヒロインに対する嫌がらせをせっせと考える。
研究棟では常に二番手で、師団長のグレンを超える事はなかった。
同僚である他の錬金術師たちの面倒はきちんと見る。
研究第一で家庭を顧みないのはグレンを見習っているつもり。
グレンの鮮やかな錬金に憧れているが本人は職人気質で冒険できない。
コツコツと正確に仕事をこなしそれを評価される事を喜ぶ。
グレンの創った物には何でも関心があり、師団長室のエヴェリグレテリエも欲しかった。
魔術学園のナード・ダルビス学園長とは親しく〝エンツ〟を送り合う仲。
【表情】
へりくだる時は腰も低く、愛想のよい笑みを見せる。
にやりと笑う、ほくそ笑む等さわやかではない笑いかた。
ねっとりとした視線でじいっとヒロインの様子も観察。
腹に一物ありそうな嫌味な表情も得意。
興奮するとなんだかギラギラする。
気にくわない相手はギロリと睨む。
【持ち物】
イライラすると定規を手のひらに打ちつける。
【服装】
錬金術師団の特徴的な白いローブ。
王城の予算会議に出席することもあり、グレンよりは身だしなみに気を遣う。
・家では灰色のスウェット上下。
【出身地】
生まれも育ちも王都シャングリラ。
【特筆すべき身体的特徴】
165cmぐらい。白髪交じりの茶髪。目も茶色。
威厳と貫禄はたっぷり。太ってはいないが痩せてもいない。
髪はきちんと整え遊び心はない。
興奮している時以外は地味な感じ。
【研究室】
二階。元魔道具師だったこともあり、魔道具修理の道具はひと通りそろっている。
防犯設備や機密保持などのセキュリティは、ソラに任せず自分でしっかりしている。
素材を各種、自分用に保管。
薬草もあるため研究室全体がなんとなく薬臭い。漢方薬みたいな独特のにおい。
副団長として書類仕事を片づけるため、机や書類棚などの事務用品も充実している。
【住まい】
三番街にこじんまりとした二階建ての家。
クオードがせっせと魔道具の修理や手入れをするので、家族はわりと快適生活。
玄関まわりに小さな庭がある。
ペットにウポポを飼っている。
【物語の中での最初の印象】
次の師団長の座を狙う野心満々なおっさん。
【物語の中での最終的な印象】
愛娘に振り回されるも最終的には妻のリスペクトを勝ちとる。









