グレン・ディアレス
【グレン・ディアレス】別名『銀の錬金術師』
【職業】 王都三師団の錬金術師団長を長年つとめた老人。デーダス荒野でひとりぐらししていた。
【年齢】 60歳(ネリアが勝手に80歳ぐらい?と思いこんでいただけで、いがいと若い。研究にのめりこむあまり、不摂生な生活をおくったため、老けこんだらしい)
【物語における立ち位置】 ネリアの名づけ親にして庇護者、錬金術の師匠。
【性格】
人嫌いで偏屈な老人。いつも仮面をかぶってすごす。
琥珀色のクマルという酒をこのみ、食事などどうでもいいといいながら、舌は敏感で味にはうるさい。
観察力はある。整理整頓は苦手。かたづいた部屋はおちつかない。自分の研究いがいに関心はない。ヒロインとはよく言いあらそいをしたが、不器用なやさしさを示すこともある。
【表情】
ヒト嫌いのため、人前ではつねに仮面をつけており、表情を見ることはできない。
喜怒哀楽をあまり表にださないが、きむずかしく、研究に集中しているときは鬼気せまるものがある。
【持ち物】
仮面は錬金時の防護マスクをかねており、みためのわりにつけ心地はいい。
つけている事を忘れるほど。
デーダス荒野にさびれたあばら家と地下の工房をかねた一軒家。
王城の錬金術師団の研究棟に師団長室とそれに付属する中庭、居住区をもつ。
師団長室には管理と警護のために、エヴェリグレテリエというオートマタをおいている。
魔導列車や転移門の開発者でもあり、本人のみすぼらしさとは反対に、おおくの研究成果と稀少素材をもち、研究資金には余裕がある。
【服装】
服装に興味はなく、センスもない。
肌着をきたらヨレっとしたローブを身につけるだけ。
王都にいるときは、錬金術師団の特徴的な白いローブ姿だが、やはりヨレっとしている。
ネリアには少し気をつかってエルリカの街で服を買ってやった。
それも着れそうなものを買っただけで、女ものの服をあつかう店にはいる勇気はなかった。
ネリアはわりとがんばって手直しした。
【出身地】
エクグラシアではない。隣国サルジアの出身ではないかといわれているが不明。
【特筆すべき身体的特徴】
175cmぐらい?やつれたかんじのやせ型。
人に会うときはつねに仮面をつけている。
ぼさぼさの銀髪とミストグレーの瞳。背中は猫背でしょぼくれている。
【物語の中での最初の印象】
ヨレっとした老人。物語がはじまるときには、すでに故人。
【物語の中での最終的な印象】
この人がいなかったら、物語がはじまることはなかった。
たぶん読んだら「グレーン!」と叫びたくなる。









