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【コミカライズ制作資料】魔術師の杖 登場人物紹介・キャラクター詳細設定  作者: 粉雪@『魔術師の杖』11月1日コミカライズ開始!
◇各キャラクター詳細設定

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ネリア・ネリス

挿絵(By みてみん)

【ネリア・ネリス】

老錬金術師グレンが名付けた『誰だ?誰でもない』という、言葉遊びのような名前。

高速バスの事故で異世界転移。

グレンに助けられ錬金術を教わる。

師団長として錬金術師たちをまとめるのに忙しく、恋にはポンコツ。

イケメンたちにタコ墨を浴びせ、頭突きをかます。(なろう版8章、書籍6巻参照)

街歩き時はネリィと名乗る事もある。


【職業】

錬金術師 王都錬金術師団師団長

本人は魔道具師でもいいかな、と思っていた。

事態を収拾して居心地のいい居住区をキープするために働いているだけで、「錬金術の未来を創る!」とか「人々の生活のために!」といった気負いはない。


【年齢】

20歳


【物語における立ち位置】

ヒロイン


・レオポルドから見た印象は〝風〟

突風のようにやってきて、満足すると去っていく。

風のように気まぐれで自由、つかみどころがない。

グリンデルフィアレンに覆われた研究棟を燃やそうとして、守り切ったネリアの防壁に完敗した。

表には出さないが物語序盤から負けを認めていて、警戒しつつ観察している。

危なっかしく分かりやすいネリアをほっとけない。

思い切った行動をとるネリアに憧れてもいる。(顔には出さない)

おたがいに嫌われていると思っている。


・ライアスから見た印象は〝可愛らしい女性〟

とりあえずそれだけで庇護の対象。

話しやすく仕事にも理解があり、親しみやすい。

ネリアも背伸びしているが、ライアスも緊張している。

ミストレイ越しの感覚だと、ペット感覚で可愛がられるので閉口している。

とくに地面に仰向けになって寝っ転がって、腹をなでてもらいたくなるのは勘弁してほしい。

生真面目な性格ゆえに、仕事に恋愛を持ちこめず、同僚と考えるとやりにくい。

ネリアのまわりにユーリやオドゥが居るのも、内心では受け入れがたい。


・オドゥから見た印象は〝素材〟

異界から召喚した肉体。死者を呼び戻すための魂をいれる器。

それだけで貴重だし、眺めているだけでもゾクゾクするほど幸せ。

甘やかしたがりのオドゥは、ちょっかいをかける相手のことは可愛いと思っている。

彼は命に対する考えが、他人と違いあっさりしておりドライなため、ネリア以外の命はたいして大事じゃない。

ほしいのは体だけで魂はいらないが、ネリアの行動、考えすべてが興味深く、いつまでも眺めていたい。


・ユーリからみた印象は〝チョロそう〟

あけっぴろげで腹には溜めこまない性格から、初対面ではそう思った。

すぐにその認識を改めることになる。

遠慮なく自分をこき使い、振り回す上司。

話していて飽きないし、食事している所は見ていてなごむ。

今までに自分が知っているタイプとは何もかも違う女性で、興味を惹かれる。

背伸びしてでも付き合いたいし、隣に並び立ちたいと思うが、彼女の目がこちらに向いていないことも理解している。


【性格】

明るく前向きでさっぱりして活動的。

けっこうお気楽な性格で、とぼけた所もある。

気も強く芯もしっかりしているが優しいところもある。

処世術はばっちゃの格言を参考にする。

みっつ上に兄貴がいる。読む漫画は兄の影響を受けたものが多い。

高校時代はまかない目当てにお好み焼き屋でバイトをしていた。

料理は食べるのも作るのも好き。「料理は化学だよね!」が口癖。

理系女子でNewtonを愛読する。

英語の勉強をしようと辞書を片手にNatureに挑んだが、読むの自体は時間がかかる。

大学できちんと学べなかったのは心残り。

涙はそう簡単にみせないが、落ちこむと風呂の中でひとりで号泣。


【恋愛観】

思いきりのいい性格のわりに、恋愛については慎重。

恥ずかしがりやですぐ真っ赤になる。

ライアスに対してはちょっと背伸びして、自分をよく見せようと振舞い、わりといい子にしている。

レオポルドにはそういう気負いはないため、わりと素の自分がでる。そっけない彼に向かっていく気の強さもある。仕事を円滑に進めるため、バルマ副団長やマリス女史とも懇意にしており、ふたりからの評判もいい。

オドゥのことは警戒しているが、その複雑な内面を知るにつれ、その行動についても理解するようになる。

ユーリに対しては気安く、意外と情報通な彼のことを頼りにしている。


【表情】

錬金作業時や、王城内を歩くときは仮面をかぶる。

喜怒哀楽ははっきり顔にでる。

気は強い。言い争うときは黄緑の瞳を煌めかせて相手を見すえる。

おやつは大切、お茶を飲んでほっこりするのは欠かせない。

食べる姿は小動物っぽく、みているとなごむ。(ユーリやオドゥの感想)

恋愛モードには慣れておらず、すぐ真っ赤になってアワアワする。そのさまは可愛いが、男にしてみれば踏みこめなくなり、恋になかなか発展しない。

小柄できゃしゃなため、横顔はあごのラインが繊細で眼差しには知性を感じさせ、ふだんとのギャップがある。


【持ち物】

挿絵(By みてみん)

グレンの遺品のプレートが三枚ついた首飾り。五弁の花弁を持つリルの花が彫られている。

(リルの花:バラの原種をイメージ。旅立ちを祝福する花。たくましく育ち香りもいい。生命力があり、遠くからでもその香りがすることから、旅人の消息を伝える護りの花となった)


※最初護符は存在しなかった。表紙絵のデザイン(キャラクターの顔周りにアクセがあった方がいいとアドバイスあり)から、新たにエピソードを描き起こした。今ではすっかりキーアイテム。


容量たっぷりの収納鞄は2種類。

・デーダス荒野で自分で縫った帆布製の肩かけカバン。(よろづ先生のデザインあり)

・ミーナに作ってもらったフリンジつきの可愛いポシェット。(デザインなし)


ライガに乗るときは左腕にはめた腕輪から展開する。(よろづ先生のデザインあり)

・ネリアのライガ:HONDAのスーパーカブをモデルにしている。抜群の機動性と魔力任せのスピードを誇る。

・グレンのライガ:『風の谷のナウシカ』にでてくる〝半重力ポッド〟をイメージ。ふよふよと飛び、移動速度ものろい。


ライアスから→ミストレイを彫ったガラスの花瓶。(なろう版7章、書籍5巻)

ヌーメリアから→魔力暴走の薬を入れた小瓶のペンダント。(なろう版7章、書籍5巻)

レオポルドから→ベスト。(書籍5巻オリジナルエピソード)

        割れた乳鉢。(なろう版短編集ファンレターSS)

リメラ&ユーリから→デビュタント用の白いドレス(なろう版7章、書籍5巻でチラッと製作風景が出てきたが、480話現在出番はまだない)


【服装】

服は王都についてからは、基本的に『ニーナ&ミーナの店』で調達。

錬金術師団の白いローブは、王城の服飾部門が製作。

挿絵(By みてみん)

・王都へ向かう時 焦げ茶のズボンに生成色のチュニックを重ねてベルトを締め、茶色のショートブーツ。お洒落心など皆無のグレンが調達してきた服を、自分の体に合わせて工夫して着ていた。


グレンから譲られた三枚のプレートがついた首飾り。シンプルな肩掛け鞄はよろづ先生のデザインでお洒落になった。


【出身地】

日本 大和撫子!

挿絵(By みてみん)

(2025年巳年年賀イラスト)

【特筆すべき身体的特徴】

小柄。身長は155ぐらい?

ドレスアップして黙っていれば、「妖精のようだ」といわれることもある。

華奢で肩と手足はほそい。胸はひかえめだがくびれはちゃんとある。

髪は赤茶色のふわふわとした肩までのくせっ毛。

瞳はペリドットのような濃い黄緑色で大きい。

頬はふっくら、唇もぷっくりとしたかわいらしい顔だちで、年齢よりも幼くみえる。

横顔はアゴから首にかけてのラインが、繊細ではかなげな印象をあたえる。


【研究室】

師団長室とそれに隣接する資料庫、素材庫、工房が、ほかの錬金術師とも共同で使うが彼女の研究室といっていい。

あとはデーダス荒野に建つあばら家の地下にある工房。

ふつうの錬金なら研究棟でじゅうぶんだが、デーダスでしかできない作業もある。


【住まい】

・デーダス荒野のあばら家

荒野にポツリと一軒だけ建つ。簡単な木の柵で囲われ、庭には小さな畑や洗濯物干し場もある。

小さな家だが中は空間魔法により広い。

グレンの寝室、書斎、リビング、キッチンカウンターつきの食糧貯蔵庫などがある。

ネリアの部屋は階段を上がった二階。

地下にある工房は地上部分よりはるかに大きい。


・師団長室居住区

師団長室のある研究棟と中庭をはさみ独立した建てもの。

ドアを開けると広々としたリビングとその奥にキッチン、右手に小部屋のついた客室、左手にはトイレや風呂などの水回りがあり、さらにその奥に主寝室と小部屋がある。


【物語の中での最初の印象】

化粧っけもなく、着ざらしで辺境の地で洗濯物を干している。

色あせたチュニックにズボンで、少年ぽく活動的な印象。


【物語の中での最終的な印象】

多少は女らしくなるのかな……。

書籍公式サイトへはページ下部に並んだ表紙絵から飛べます。

表紙と挿絵担当のよろづ先生より、Twitter用画像の掲載許可をいただきました。

よろづ先生、ありがとうございます!

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