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登場人物紹介(2章完結ネタバレ)

今更感がありますが、登場人物紹介(2章完結前提)です。


アルマ(主人公)


17歳/栗色の長い髪/茶色の瞳/157センチ

村娘として生まれ育ったが、11歳の時にその特別な力ゆえに王宮へ連れて行かれ、王太子に見初められ、王宮お抱え聖女兼王太子の婚約者となる。

しかし、魔族であるエレナが第二の聖女を騙ったことからアルマは「魔族の繋がりがある偽の聖女なのでは?」と疑われて婚約破棄、国外追放を宣告される。

元々見限っていたことと、予知夢を見たことにより魔族のところに行ってやる!!!と城を出た結果、隠居魔王のジェイドと出会った。

王宮では虚勢を張っていたが、本質は地味で控えめでわりと根暗な優柔不断。

王太子によく揶揄られていたのでつり目がちな目がコンプレックスになった。

予知の力があるが、内容はあまり具体的ではなく外れることも多い。予知夢を見ると疲労からか白髪が一本できるのでそれを予知夢の目印にしている。


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ジェイド(元魔王)


?歳(外見年齢は23〜25歳程度)/烏の濡れ羽色のような黒髪、前髪が長い/翡翠の瞳/183センチ

黙っていると怖いほど顔が整っているタイプの美形。

エレナの実兄、エスメラルダとは従姉弟の関係。

全盛期は自分の魔力で他の全ての魔族を支配していたほどの魔力量を誇っていたが、封印から目を覚まして以降は乏しいカツカツの魔力になってしまった。

封印されている間は飲食が行えず、目を覚ました直後とんでもなく腹が減っているのに身の回りに何も食物がなく苦しんだことがトラウマとなり、自身で畑を作ったり、家畜を飼うようになった。

自分のせいで事実上魔族が滅んだことを気にしている。再び魔王になる気はない。

牛乳が好き。


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ブリック(生き残った魔族)


25歳(封印前は15歳。外見年齢は20〜23歳程度)/赤褐色の髪(硬い毛質、ポニーテールにしてる)/赤褐色の瞳/195センチ

魔族は魔力が無くなった時に死ぬが、彼の場合は魔力が許容値を超えたときに爆散して死ぬ(それが寿命となる)。封印前はまだ15歳だったが、もうすでに死ぬ直前だった。封印から目覚めたときには溜まった魔力もほとんど無くなっていた。

本人の意思に関わらず周囲の魔力を吸い続けるので、幼い時から迫害されて育ち、成長してからも戦争の道具として扱われてきたので、いいように利用されることに対して反発心が強い。

恵まれた体格をしていて、顔の造りも派手。

アルマのことがかわいいから好き。


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カイン(北の王国ザムクールの第三王子)


15歳/ミルキーグレーの柔らかい髪/クッキリ二重のヘーゼルアイ/165センチ

アルマのファンにして、実はアルマと同じ『大地の愛し子』で魔力持ち。

ただし、魔力の性質が違い、アルマは魔力を外に放出する能力に優れているが、カインの場合は徹底的に自分の身を守るために魔力が使われている。カイン本人は自分のためでなく、他人のために力を使いたいのに、そういった力の使い方ができず、あまり自身の能力は気に入っていない。

気候の変化、物理的なダメージはほぼ影響を受けない。また、絶対的な方向感覚を持っている。

滅びの子と予言を受けて、16歳の誕生日に殺されることを前提として人生を送ってきたので、何事にも飄々としており、人の言動に期待をしていない。殺される運命を嫌とは思っておらず、受け入れているが……。


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キリー(使い魔)


(人間形態)外見年齢15歳前後/紺色のシャギーなショートヘアー/瞳孔開き気味の金色の瞳 160センチ

西の森に住んでいて、ジェイドの屋敷まで勝手にくっついてきた蝙蝠型の魔物。普通の蝙蝠よりも丸くコロコロとした見た目をしている。手足が短い。

ジェイドは自身の魔力の量に自信がなく、契約していなかったがアルマがうっかり契約をしてしまい、アルマの使い魔となる。

わりと有能。一人で頑張っている時に労ってくれたブリックのことを気に入って懐いている。


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エスメラルダ(生き残りの魔族)


?歳(外見年齢27〜30)/ウェーブがかった艶のある黒髪/緑の瞳/167センチ

色っぽい女性。スタイルの良さを見せつける服装を好んでしている。

ダグラスという人間の夫がいる。封印から運良く生き残って目覚めて、もう魔族として生きる気はなくしているが、従姉弟のジェイドのことは気にかけている。

魔族である自分の子どもを残すつもりはなく、夫ダグラスもそれを承知の上で彼女を愛している。

立ち回りがうまく、要領のいい女性だが、昔からそうだったようで従姉妹のエレナには好かれていない。

予知の力があり、占い稼業をしている。


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エレナ(聖女を騙る魔族)


?歳(外見年齢は17歳前後)/白すみれ色のふわふわヘアー/鮮やかな黄緑の瞳/152センチ

魔族の中でも上位の力を持つ健全たる魔族。人が思い描く邪悪な魔族像にふさわしい魔族。

見た目は華奢で愛らしい少女。ジェイドの実妹。エスメラルダは従姉妹だが、彼女のことは嫌っている。

アルマが国から追い出されるきっかけとなった存在だが、彼女自身はアルマを気に入っている。


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レナード(王太子)


17歳/金髪/碧眼/177センチ

アルマの運命についての元凶。

田舎娘で初々しく可愛らしい態度のアルマが好きだったが、どんどん気が強くなり、かつ魔物に対して暴力的に強すぎるアルマを恐ろしいと思い始め、そんなこんなのうちにかわいいエレナちゃんが現れてホイホイ乗り換えてしまった。


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シグナル(生き残りの魔族)


19歳(外見年齢も19歳程度)/鮮やかな赤髪/赤目/180センチ

強い魔力吸いの力を持って生まれ、出生直後母親を殺してしまった。すぐに保護、幽閉された。

魔力が生命力に直結している魔族にとっては脅威の存在だったので、忌み児、滅びの子と呼ばれつつも、けして魔族を害さぬように魔族絶対主義者として洗脳されて育てられる。

封印された当時は17歳だった。


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他連載のご紹介

他連載/完結済み中編作品、本作の没設定からサルベージして書いたものになります
『追放聖女の再就職 〜長年仕えた王家からニセモノと追い出されたわたしですが頑張りますね、魔王さま!〜』

他連載/完結済み中編作品です。

ツンツンしていた彼が私の大好きな婚約者になるまで

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