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第二十九話 「神託の間」

今回は長いです。

というか、最近基本的に長いですね。

          ―――――第三章 G――――


 四月十五日、金曜日。

 制服に着替えらぁめんを啜り、仏壇に手を合わせ俺は家を走り出た。


「行ってらっしゃい」と母さんが言う声が聞こえる。今日も母さんは、俺が帰ってくるまで、いつあの土台達が来るか分からないらぁめんよつばで働かないといけないんだ。


 事は一刻を争う。


 1-Eの教室には、御簾川や宗田さんを含め、何人かの生徒が既に来ていた。時計は七時ちょうどを指していた。朝のホームルームまで、あと三十分。俺は自分の机にエナメルを投げおき、廊下へ出る。

 一年生棟を走り抜け二年生棟の宇治川さんのいる教室2-Fに入る。


「宇治川さん、いますか!」


 勢いよく扉を開け放った俺に、怪訝そうな瞳が向けられる。


「宇治川ならさっき携帯持って出ていったけど」


 誰かがそう言った。ありがとうございます、と言って俺は次にダリアさんこと有田千鶴さんの教室、2-Gへ向かった。ダリアさんも、宇治川先輩と同じく、教室から出ていったところらしかった。


「白詰くん、ふぅ、そんなに慌てて、どうしたの」


 後ろを振り向くと、ハァハァと苦しそうに息をする御簾川と宗田さんがいた。


「二人とも、何でここに」

「何でって、白詰くんの様子がおかしかったから、後を追って来たんだけど……一体どうしたの」と御簾川。


 宗田さんは、心配そうに俺を見つめている。昨日俺と会ったときとは大違いだ。あの時は突然だったから、仕方ないか。


「二人とも、夢は固まったか」

「夢?」きょとん、と二人。

「……私はもう決まってるけど」

「あたしも」

「そうか。じゃあ、そうだな、相槌憂子はどんな人だった?」

「え? ……元気で、爽やかで、ものすごくテニスの上手い人だったけど………それがどうかしたの?」

「相槌憂子さんは、信頼できる人だったか?」

「うん」と宗田さんが即答した。「優しい人だった」

「なら、安心だ」


 俺はほっと胸を撫で下ろした。唯一の懸念材料に問題がないのならば、俺の決意は揺るがない。推部の先輩は悪い人ではない。


「二人とも、ちょっと付き合ってくれるか」


 俺はそう言って、第三音楽室へと歩き始めた。



 ◇◆白詰朔◇◆



 御簾川は俺の意志を察したようで、何も言わずに俺に付いてきた。

 宗田さんは、訳がわからない様子で、俺の後ろをちょこちょこと付いてきている。

 五分ほどして、俺たちは、イケメン作曲家、ベートーヴェンにリストにシューベルトの肖像画が並ぶ廊下で、立ち止まった。

 ごくり、と唾を飲み、俺は一回、二回と扉をノックする。中から「入りたまえ」という声が聞こえた。

 俺は御簾川と顔を見合わせた。御簾川は何も言わずに頷く。


 ゆっくりと扉を開け、中に入る。宇治川さんが、奥にある王様風の椅子の前で、奥を向いて仁王立ちしていた。制服の尻ポケットに、リモコンのようなものが挿さっている。


「ようこそ、我が六陵高校推理探偵部へ。待っていたぞ、三人とも」と言って俺たちの方を向き、腕を広げる。


「何です、推部では朝練か何かしてるんですか、こんなに朝早くに部室に集まって」


 冗談混じりに言うと、宇治川さんは、はははと笑った。


「今朝は、君たちがここに来るような気がしてな」

「そうね」ソファーに寝っ転がっていたダリアさんが言う。「そんな気がしたような、しなかったような」


 宇治川さんは、俺たちに席につくよう促した。俺たちは手前のソファーに、俺サンドイッチの順で座る。


「ソーダに会うのは久しぶりだな。実に三日ぶりといったところか。だがしかし、ソーダはそれ以前にこの状況が何なのか理解できていないようだ」


 宗田さんは見るからにおろおろして、御簾川さんは分かってるの、と言わんばかりに、「えっ、えっ」と宇治川さんの顔と御簾川の顔を交互に見た。


「これを見れば、君でもこの状況が理解できるのではないだろうか。君がここにいる理由が、分かるだろう」


 そう言って、宇治川さんは三枚の紙を俺たちの前に取り出した。

 入部申請用紙だ。

 宗田さんが「あっ」と言った。


「さて、クローバー。この紙に名前を書いてもらう前に、君に聞きたいことがある。どうして、急に我が六陵高校推理探偵部に入ろうと思ったのだ? 昨日まで、私たちの周りをうろちょろと捜査して回っていたようだが、その必要は無くなったということか? 聞けば、ソーダとミス・カワサキは、相槌先輩にも会ったそうじゃないか」

「一刻を争う事態なんです」


 俺は、グッと拳に力を込める。「御簾川が言うように、ここが、超能力者(パワード)になることができるような部活なのなら、念入りに調査をして、本当にそんなことがあるのか、検証しなければいけないと思います。だけど、俺は力が欲しい。今すぐ力が欲しいんです。俺にとっては、例え嘘でも何でも、可能性があるのなら試さないといけない。俺には、今も家で俺の帰りを待っている人がいるんです。その人を安心させるために、俺には力が必要なんです」

「そうか。まぁ、どんな理由があるにせよ、我が六陵高校推理探偵部に入部せんとする新入生は、私は歓迎だ。碌な心も持たないような輩は、お断りなのだが」


 そう言って宇治川さんはボールペンを取り出した。「この紙に名前を書けば、これから三年間、君は六陵高校推理探偵部の部員になる。普通に辞めることも、もちろん可能だ。だが、ほんの少しでもこの六陵高校推理探偵部の関係者以外に、『六陵高校推理探偵部に入れば超能力を手に入れられる』などと吹聴すれば、その場で君を殺しに向かう。この紙は、『殺される意志』のあることを確認する誓約書のような意味合いもある。まぁ、君たちの中にそのようなことをする者はいないだろうことは、私の能力をもってすれば分かるのだが」


 殺される意志。

 上等じゃないか。

 俺は入部申請用紙を一枚掴み取り、クラスと名前、『白詰朔』と書いた。


「それにしても、クローバーが一番乗りとは驚いたな」宇治川さんは俺の書いた紙を見つめた。「私はてっきり、ミス・カワサキが最初に来るかと思っていたのだが……意外だ」

「僅差ですよ。私たち、昨日は酉饗って子とテニス部に捜査に行ってたので、ここに来れなかっただけで」


 そう言って御簾川が名前とクラスを書く。ダリアさんが少しだけ動いた気がしてそちらを見るが、別段変わった様子はない。「命を預けるって、こういうことなのかもしれませんね。さすがに超能力者になる道は険しいってことでしょうか」


 俺たちは宗田さんを見た。『殺される意志』の確認と言われ少し戸惑っていたが、おずおずとボールペンを手に取ると、クラスと名前、『宗田栞』と書いた。


「そうだ、君達は兄弟姉妹はいるか」

「あたしですか?」

「君たち三人だ」

「いませんよ」と俺。

「……兄弟なんていないです」と宗田さん。

「いません」と御簾川。「どうしてですか?」

「同腹継承の問題があるからな。その兄弟にも話を通しておかなければならない。いないのなら、まぁ、いいのだが」


 同腹継承。そうか、兄弟がいる場合、その兄弟も超能力を得ることができる。その兄弟が推部のことを話してしまったら、元も子もない。だから宇治川さんは、今このタイミングでそんなことを聞いたのか。


「さて……では、今から神託の儀式を行う」


 宇治川さんは尻ポケットからリモコンのようなものを引き抜いた。


「では、今から神託の間へ向かう。三人とも、準備はいいか」

「はい」俺は真っ先に答えた。準備といっても、心の準備くらいしかすることはないが。


「…………ところで、ダリア? そろそろ起きてくれないか。今から神託の間へ向かうのだが」


 ダリアさんはすーすーと柔らかな寝息を立てている。っておい。


「……あ、ごめん」


 ダリアさんは目を擦った。「で、何。紅茶淹れるところ?」


「違う、今から神託の間へ向かうところだ」「ああ、成る程」


 ダリアさんはセーターを翻した。「シーマン、貸して」


「あ、あぁ」ダリアさんは宇治川さんの手からリモコンをもぎ取った。真ん中の赤いボタンを躊躇なく押す。






 あっという間だった。

 大地を揺するような、地震が起きたのかと錯覚するほどの揺れが俺たちを襲い、俺たちは床に倒れ伏した。

「きゃっ」と言って宗田さんがヘッドダイブしそうになったので、俺はそれを下から支えた。揺れが止まると、彼女は顔を真っ赤にして「ごめんね」と呟いた。

 目を上げると、目の前にあった本棚が音も無く、その奥へ、何も無かったはずの空間へと、開いていた。


「さぁ、この先が神託の間(パワースポット)だ」


 まるで夢を見ているようだ。この部屋に隠し部屋があるのではないかという俺の推理は、間違っていなかった。だけれど、まさかこんな登場の仕方をするとは、思ってもみなかった。

 俺の鼓動が早くなる。よく分からない、本能的な興奮の衝動が、溢れそうになる。


 この先は異世界に繋がっているのではないか。

 そんな気さえした。


 少し昂りすぎなのかもしれない。もしかしたらこれは本当に夢なのかもな。そう思って目を擦っても、異様な雰囲気を発する神託の間への道は、俺を手招きしているかのように、その大きな口を開けていた。

 ふふ、と笑いが込み上げてきた。

 こんな馬鹿な話があっていいのか。

 本当の本当に、全国の、行き場を失った非能力者ディスパワードの高校生が集うここ六陵高校に、超力場パワースポットがあるだって?有り得ないだろ。


『意志の強い人の集まる場所』に超力場パワースポットは出来る、とダリアさんが言っていたことを思い出す。誰かが、『六陵高校内にある超力場パワースポット』の七不思議について、『超能力者パワードになりたい非能力者ディスパワードなら誰だって考えること』だと言っていたな。


 この高校には、超能力者パワードはもちろんのこと、非能力者ディスパワードからも迫害されてきた人たちが多い。


 もしかしたら、その人たちの『超能力者パワードになって仕返ししたい』とか、そういう気持ちが、超力場パワースポットを造り上げたのかもな。


 精神によって物質ができる、なんて……面白すぎるだろ。

 俺は、ダリアさんが前言っていた、観念論を、少し信じてもいいような気持ちになった。


「では、行くぞ」


 俺たちは、宇治川さんに続いた。錆びた金属の匂いが俺たちを覆い包む。






 一分ほど進んだところで、魔方陣が描かれた鉄扉が、俺たちの前に鎮していた。錆びた色が、長い年月の経過を感じさせる。


「ここから先は、三人だけで向かってくれたまえ。私たちが行く理由は無いのでな。二回、三回と行ったところで、能力を二個も得られるわけでも無いのだし。中に入ったら、自分の夢を心に強く願うのだ。超能力が欲しい、とかそういうことを願うのではなくて、その一つ前の、どうして超能力が欲しいのか、その夢を願うのだ。超能力が欲しい、等という理由では、超力場パワースポットは超能力を授けてはくれない。戸籍超能力者アウェイターのように、超力場パワースポットに入ったのに、超能力パワーを得られなかったなんていうことは、嫌だろう? それが嫌ならば、自分の夢を超力場パワースポットにさらけ出すのだ。本気でやらなければ、超力場パワースポットは共鳴などしてくれないぞ。ちなみに、神託の間の中は完全防音だから、いくら叫んでも外には漏れない。頑張ってくれたまえ」


 そう言い残して、宇治川さんは戻っていった。


「もうそろそろ予鈴が鳴るから、早くした方がいいと思う」


 ダリアさんはそう言ってセーターを被って戻っていった。


「……で、御簾川、よかったのか? 十分に調べてからこの部には入部するって言ってたけど」

「今更引き返せると思う? ここまで来たんだから、もう進むしかないでしょ。もしこれが壮大なドッキリだったとしても、気づかないまま進んだ方が、楽しいこともあるかもしれないし」

「……だよな。宗田さんは、本当にいいのか? 超能力を得るってことは、それがバレたら、殺されるかもしれないんだぞ」

「あたしは平気だよ。白詰くんは、いいの」

「ああ」どっちにしろ、殺されるかもしれないからな。


「じゃ、まぁ、そういうことで」


 俺はゆっくりと、慎重に、重い鉄の扉を押し開けた。ギ、ギ、ギ、という鉄が床を削る音とともに、一条の仄かに赤い光が漏れ出る。一条の光は次第に繋がり、光の束へとその様相を変えた。

 神託の間の中には、何も無かった。強いて言うならば、床に敷かれた魔方陣の描かれた蒼の絨毯と、その中央に燭台があるだけだ。燭台に置かれた蝋燭は、まだ新しいものらしい。俺たちが来る前に、宇治川さんたちが用意しておいたのだろうか。蝋燭の灯りはか細く、部屋の四隅は闇に包まれていた。その闇は、そこに神の存在を感じさせるかのような、そこしれぬ深みを抱えた、闇だ。俺は身震いする。


 宗田さんが部屋を見渡しながら鉄扉を閉めた。


 俺は絨毯の上にどかりと座り込み、目を瞑る。すぅ、と大きく息を吸う。いっぱいに胸を膨らませる。


「俺はッ、力が欲しい!! あのクソみたいな借金取りをぶっ殺せるくらいの!! あんな奴らをぶっ飛ばせるくらいの、力が欲しい!!」

「白詰くん、さっきの宇治川さんが言ってたこと、もう忘れたの? 『超能力が欲しい、とかそういうことを願うのではなくて、その一つ前の、どうして超能力が欲しいのか、その夢を願うのだ』って言ってたでしょ?」


 御簾川にツッコミを入れられ、そうか、と俺は座り直す。力が欲しいことを願うのでなければ、俺は――――

「俺は――――――守りたい!! 近くにいる大事な人を、守りたい!! もう誰も傷つかないように、もう誰にも傷つけられないように、俺は守りたい!!」


「……私も、覚悟を決めなきゃね」


 背後で、すう、と息を大きく吸い込む音が聞こえた。




「……アイドルに、なりたーーーーーい!!!」




 ぶほ、と俺は吹き出しそうになった。

 アイドルに、なりたい、だって?

 学年一の秀才御簾川紗希が、アイドルになりたいだって?

 あの馬鹿相模と同じじゃないか!


「アイドルになりたい!! アイドルになりたい!! アイドルになりたい!! アイドルになりたい!! アイドルに、なりたーーーーーい!!!」


 アイドルになりたいと連呼する御簾川の声には、どこか鬼気迫るものがあった。御簾川には、俺の想像もつかないような、何か深刻な理由があるのだろう。


「アイドル!! アイドル!! アイドル!! アイドル!! アイドル!! アイドル!! アイドル!! アイドル!!」

「……守る!! 守る!! 守る!! 守る!! 守る!! 守る!! 守る!! 守る!! 守る!! 守る!! 守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る、俺は近くの一人を守ることのできる男になるッッ!!」

「あ、あたしだってっ………!!」


 ひゅう、と宗田さんが息を吸う。





「認めてもらうもん!! 白詰くんに認めてもらって、あたしは白詰くんと、好き好きになるーーーーっ!!」





 今度こそ吹き出した。


「ぶほっ、げほっ! ……ちょっと、宗田さん、今何て?」

「だって、白詰くん、あたしのこと、助けてくれるけど、あたしのことは見てくれないもん!! 白詰くんは、人を助けるのが好きなだけで、あたしのことは何とも思ってないんだもん!! だからあたしは、強くなって、白詰くんに正面から見てもらえる女の子になるーーっ!!」

「そ、そんなこと無いって、宗田さん!! 俺は、宗田さんのことーーー」


『命の恩人』。


 宗田さんは、俺のことをそう呼んでいた。


「俺だって! 俺は宗田さんに、命の恩人とかそういう目で見るんじゃなくて、一人の人間として評価してもらいたいんだ! 俺のことをそういうふうに、その、いい人みたいに言うのは、頼むからやめてくれ!」

「だけど、白詰くんは、人を助けたいから、ここに来たんでしょ?」


 御簾川がそう言う。「白詰くんは、私から見てもいい人だけどな」


「そう、白詰くんはいい人なのっ! だけどあたしは、『助けた女の子』として見られるのは、嫌!! だからあたしは、自分一人でも自分を守れるようになりたいっ!!」

「んぁー、だからっ!!」ドン、と床を叩く。「俺はいい人じゃないっ!! 俺は、何かを失うことが極端に怖いだけの、一見お人好しの、ただの臆病者なんだ!!」

「分かんないよっ!」宗田さんの頬に、涙が流れた。


「……ねぇ、とりあえず今は、超能力を得ることに集中しない?」


 御簾川が淡々とした口調でそう言った。「栞ちゃんが強くなったら、白詰くんは、栞ちゃんを守らなくてもよくなるでしょ? なら、それってつまり、誰かに傷つけられる人が、白詰くんの近くから一人減るってことじゃない。そうなれば、白詰くんも嬉しいでしょ?」

「ん………確かに、そうだな」

「時間も無いしね。じゃあそういうことで」


 俺たち三人は、揃って息を吸い直した。

 これで、決める!!超能力を手に入れてやる!!


「アイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルアイドルッ!!!」

「守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守る守るッ!!!」

「好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好きッ!!!」


 その瞬間。俺の体は一瞬、宙に浮いた。

 比喩でなく。ふわっと。床に座った状態で。


「……え?」


 誰かの瞳が、俺を覗き込んだ。途端、視界が真っ赤に染まった。血のような、紅に。そして音もなく意識が飛んだ。

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