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TOD  作者: ナナシノススム
ハーフタイム
214/284

ハーフタイム 79

 試合が終わった直後、春来は上手く実感できなくて、しばらく呆然としていた。

 そんな春来に、隆や学など、他の人達が駆け寄ってきた。

「すげえよ! マジで勝っちまった!」

「春来さん、ナイスアシストでしたよ!」

「ワンゴールにワンアシストって、2点とも緋山のおかげだもんな」

 そんな風に褒められたものの、春来は首を振った。

「いえ、今日勝つことができたのは、みんなのおかげです。ありがとうございました」

 そうして春来が頭を下げると、みんなは何か察した様子で、お互いに顔を見合わせた。

「ああ、そうだ。俺達の勝利だ」

「はい、そうですね。僕達の勝利です」

「おい、おまえら! ちゃんと挨拶しろ!」

 そうしていると、試合後の挨拶を忘れていると顧問から指摘され、春来達は慌てて整列すると、挨拶をした。

 それから、春来は歓声を上げている観客に意識が向いた。

 涙もろい春翔は、感動して泣いていた。また、春翔の両親は、抱き合いながら飛び跳ねていて、そんな喜び方をするのかと、少し意外に感じた。そして、春来の両親は、笑顔でこちらに手を振っていた。

「おい、春来」

 その時、孝太が声をかけてきたため、春来はそちらに顔を向けた。

「悔しいけど、楽しかったよ。ありがとう」

「うん、僕も楽しかったよ。ありがとう」

「おまえら、このまま優勝しろよ」

「え?」

「そうすれば、これが実質決勝だったってことにできるじゃねえかよ」

 そんな言葉に、春来は笑顔を返した。

「うん、言われなくても、僕達は全部の大会で優勝するつもりだよ」

「……敵わねえわけだ。今回は完敗だよ」

 そう言われたものの、春来は孝太を相手に勝った気が全然しなかった。

「いや、ボールをキープしていたのは、ほとんど孝太だったじゃん?」

「そんなの意味ねえんだよ。サッカーは、点を取らねえと勝てねえんだ。あれだけボールを持ったのに、取れたのは一点だけ……それも春来の靴紐が切れたからなんて、俺の完敗だよ」

 春来としては、一対一の状況でほとんど孝太からボールを奪えず、完全に一方的だったという感想しかなかった。ただ、孝太はまったく違う考えのようで、色々と思うところがあった。特に、点を取らないと勝てないという言葉は、その通りだと感じて、今後試合するうえで、考え方を変えようかと思わせるものだった。

「来年、リベンジしてやるから、覚悟しろよ?」

「悪いけど、そうはさせないよ」

 そんな風に、最後はお互いに相手を挑発しつつ、春来と孝太は握手を交わした。

 その後、桜庭中学校サッカー部は、バスで移動する予定だったものの、春来と春翔は、春来の両親が車で来ていたため、そちらに乗って帰ることにした。

 また、春翔の両親も車で来ていて、このまま旅行先へ向かうとのことだった。

「春来君、素晴らしい試合だった」

「私も感動しちゃったよ!」

 そんな感想をもらったものの、春来は首を振った。

「ううん、今日の試合、僕は全然納得できなくて……もっと練習するよ」

「ああ、そうした向上心は、常に持っていた方がいい。頑張り続けることは大変だと思うが、応援する」

「でも、頑張り過ぎは良くないからね? 時にはしっかり休まないとダメだよ?」

 元々、春翔の両親は、息子ができたら、プロの世界で活躍するようなスポーツ選手にすることを望んでいた。そして、その夢を今は春来に託してくれている。そのことを改めて感じて、春来は胸が熱くなった。

「うん、わかったよ。それより、旅行、楽しんできてね」

「ああ、春翔のこと、頼んだ」

「別に、私は頼まれるようなことないもん」

「前にも言ったけど、準決勝まで応援に行けないから、春翔、私達の分まで応援してね」

「うん、任せておいて!」

 試合の感想と、旅行の話が混在してしまい、気付けば長話になってしまった。それも、どうにか落ち着き、春翔の両親が先に出発することになった。

「じゃあ、行ってくる」

 春翔の両親を見送る際、その後姿を見て、春来は自然と口が開いた。

「あ、待って!」

 春来が呼び止めると、春翔の両親は振り返った。

「えっと……旅行、楽しんできてね」

「それはさっき聞いたよ?」

「うん、そうだよね。行ってらっしゃい」

 春来自身、何で春翔の両親を呼び止めたのかわからなかったため、変な空気になりつつ、そのまま二人を見送った。

 それから、春来は両親と春翔と一緒に車に乗り、家に帰った。

「今日から少しの間、よろしくお願いします」

 今日から春来の家に泊まるということで、春翔は、家に入る前に礼儀正しくお辞儀をした。

「そんな、かしこまらなくていいよ」

「そうよ。自分の家みたいに思っていいわ」

 そんな春翔を、両親は歓迎していた。

「春翔ちゃんには、客間で寝てもらうわね。布団は押し入れに入っていて……あ、この前洗っておいたから、安心して」

「うん、ありがとう」

 春来が春翔の家に泊まった時は、空いている部屋があったため、そこを使わせてもらった。ただ、春来の家では、その部屋を倉庫のようにしてしまっているため、春翔には客間で過ごしてもらうことにした。

 それから、春来は一旦部屋に行った後、軽くシャワーでも浴びようと思い、着替えを用意すると、浴室の途中にある洗面所のドアを開けた。

「え?」

 そこには、下着姿の春翔がいて、春来は固まってしまった。

「春来のエッチ!」

「ごめん! シャワーを浴びようと思って……とにかくごめん!」

 顔を真っ赤にした春翔を前に、春来は慌ててドアを閉じた。

「もう、着替えを覗くなんてダメじゃない」

「いや、着替えているなんて思わなくて……」

 母親に注意されつつ、春来はその場で少しの間待った。そうしていると、着替えを終えた春翔が出てきた。

「本当にごめん! 春翔が着替えているって知らなくて……」

「もういいよ。私も、春来がシャワーを浴びたいなんて当たり前のことに気付かなくて……待たせちゃってごめんね」

 そんな気まずい空気が流れつつ、春来は春翔と入れ替わるようにして洗面所に入った。

 それから汗を流した後、またすぐに汗をかいてしまうだろうと思い、春来はズボンだけ履くと、上半身は裸のまま自分の部屋に向かった。そして、部屋に入ると、窓とドアを開けて空気の通りを良くした後、扇風機をつけた。

 春来は、どうも冷房が苦手で、どんなに暑くてもこうするようにしている。そんないつも通りのことをしていると、廊下から足音が近付いてきて、そちらに目をやると、春翔が顔を覗かせた。同時に、春翔はまた顔を赤くした。

「春来のエッチ!」

「いや、今は僕が覗かれているんだけど?」

 そうしていると、また母親がやってきた。

「これから緊急家族会議をするから、集まりなさい」

 どこか怒った様子の母親を相手に、春来は素直に従い、シャツを着た後、リビングへ向かった。

「もっと前に話すべきだったわね。春来も春翔ちゃんも、昔とは違うのよ。そのことをしっかり理解しないとダメよ?」

「うん、ごめんなさい」

「私も、ごめんなさい」

「ああ、別に、悪いとは思っていないのよ?」

「ううん、なんか昔と同じように、自分の家みたいに過ごしちゃって、それが原因だから……」

「別に、ここを自分の家みたいに思ってくれていいのよ? ただ、私達の家は年頃の女の子がいないから、それで今回は少しすれ違いがあったみたいね。というわけで、これからルールを作るわ」

 それから、春翔がいる間、こうしようといったルールを、母親は挙げていった。

 まず、洗面所や浴室を使う際は、使用中だとわかるよう、洗面所のドアノブに札をつけることになった。これは厚紙に紐を付けた簡易的なもので、父親が作ってくれた。そして、使用中の札がドアノブにある時は、洗面所に入らないようにして、水道を使いたいなら台所の水道を使うようにとのことだった。

 また、部屋のドアは基本的に閉めるようにすること。他の人の部屋に入る時は必ずドアをノックして、相手がドアを開けるまで勝手に開けないこと。ドアを開けっ放しにする時や廊下を移動する時は、いつ見られても問題ない格好でいること。

 聞いていて、どれも反対することができない、当然のことだと感じて、春来達は全部了承した。

 そうしたことから始まったものの、春翔が自分の家にいる生活は、春来にとって心地のいいものだった。母親が挙げたルールによって、洗面所を使ったり、部屋のドアを開けっ放しにしたり、そうしたことが気軽にできなくなったことを一切不便に感じることなく、むしろ春翔が家にいることを常に意識できて、何だか嬉しかった。

 テレビを見たり、ゲームをやったり、何もしないでゴロゴロしたり、どんな時でも春翔が一緒にいる。それは、春来にとって幸せな時間だった。

 そんな中、都大会において、春来の活躍は、ますます注目されるものになっていった。

 まず、孝太と対戦したことがプラスに働き、相手がこちらに注目するように動くことで、相手のポジションを崩すといったことが、春来もできるようになった。また、視線をフェイントに使うといったことも試しにやったところ、大きな効果があり、試合を有利に進めることができるようになった。

 そして、チーム力を重視するという意識をさらに強く持ったことで、味方だけでなく、相手も含めたフィールド内全部の状況を把握するといったことも、ドンドン精度が高まっていった。

 そんな春来を中心に、桜庭中学校は準決勝まで勝ち進んだ。この準決勝は、勝利すれば関東大会に進出することが決まる、大事な試合だ。とはいえ、初めから全部の試合に勝つつもりでいる春来達にとって、それはあまり関係のないことだった。

 そうして、準決勝前日。この日は試合がなく、また試合の疲れを少しでも癒すため、春来達はそれぞれ家で休むように顧問から言われた。それに従い、春来は自分の部屋でゴロゴロしていた。そんな春来に付き合うように、春翔も隣でゴロゴロし始めて、それはのんびりとした時間だった。

 その時、どこか焦っているというか、バタバタとした音が聞こえると、両親がノックもしないでドアを開けた。

「春翔ちゃん……それに春来も、落ち着いて聞いてほしいんだけど……」

 それから、父親は何があったのかを話した。


 準決勝当日。

 この日、春来と春翔は、試合会場に行くことすらなかった。

 そうして迎えた準決勝で、桜庭中学校サッカー部は、春来達がいなくても、どうにか勝とうと全員が全力で挑み、延長戦に入るほどの接戦だったそうだ。

 しかし、結果は0対1で負けてしまった。

 そうして、この年の桜庭中学校は、関東大会に進出することなく、ここで敗退となった。


 それから数日後。

 春来達は、ある場所に集まっていた。

 制服姿の同級生達。それだけでなく、小学校が一緒だった、奈々や結莉なども来てくれた。

 近所の人達もたくさん来てくれて、みんな黒い服を着ていた。

 キレイな花に、キレイな飾り付け。整列された椅子。

 そして、春翔の父親と母親の写真。それぞれ大きな額縁に入っていて、二人とも笑顔のいい写真だった。

 そうした一つ一つを見て、これが春翔の両親の葬式だと、春来は受け止めていた。

 春翔の両親が、旅行先から帰ってくる途中で、暴走したトラックに追突されて事故に遭った。最初の知らせはそういったもので、とにかく病院へ行こうと、春来達は家を出た。

 そうして、病院に到着して、詳しい状況などを両親は確認した。

 この時、春来と春翔は、ショックが大きいかもしれないといった配慮があり、直接話を聞くことはなかった。ただ、両親や病院の人達の態度を見て、ほとんど即死に近い状況だったのだろうということを、春来は何となく察してしまった。

 その後、両親は色々と動いてくれた。

 まず、こんな状況で試合に参加できるわけがなかったため、顧問に電話すると、事情を説明してくれた。

 それから、春翔の親戚を捜して、どうにか状況を伝えようとした。これは、春翔の両親から聞いていた通り、親戚と疎遠になっていたため、相当苦戦したようだった。それでも、どうにか連絡することはできたものの、かかわりたくないといった答えしかもらえなかったようだ。

 そうしたことがあり、今日の葬式は、父親が代理で喪主を務める形で行われることになった。ただ、父親だけでは当然大変そうで、母親も手伝いをしていた。

 そんな中、春来は春翔と一緒にいるようにしていた。

 そうしていると、隆と学、それに奈々と結莉が近付いてきた。

「みんな、今日は来てくれてありがとう」

 春来がそんな風に言うと、隆達は複雑な表情を見せた。

「その……まず、ごめんな。春来達が気を使わねえように、準決勝は絶対に勝ちたかったんだけど、負けちまった」

「僕がゴールを決められなかったせいです。ごめんなさい」

 準決勝の後、隆と学に会うのは今日が初めてなため、そんな言葉をかけられた。それに対して、春来は首を振った。

「ううん、僕も試合に行けなくて、ごめんね」

「何言ってんだ。むしろ、春翔をほっといて試合に来たら、殴ってたよ」

 そんな風に言われて、春来は安心したように息をついた。

「あれ? みんな、どうしたの?」

 不意に春翔がそんなことを言ったため、春来達はそちらに意識を向けた。

「今日、何かあるの?」

「うん、まあ……こうやってみんなで集まるの、久しぶりじゃん? だから、色々と話そうよ」

「うん、そうだね」

 そんな春翔を前にして、また隆達は複雑な表情を見せた。

 両親の死を知らされた後、春翔は、ずっとこんな感じで、どこかぼんやりとしてばかりだった。恐らく、両親の死を上手く理解できていないようで、これが葬式だということも、みんなが集まっている理由も、わかっていないようだった。

 ちょっとした別れがあった時だけでなく、映画の感動シーンですら泣いてしまうほど涙もろい春翔が、まったく泣いていないことからも、それは感じられた。

 そんな春翔を一人にできず、春来はなるべく一緒にいるようにしていた。

「春翔、こうしてちゃんと話すのは久しぶりね。元気だったかしら?」

 そんな中、結莉が春翔に話しかけた。

「うん、久しぶりだね。結莉ちゃんも元気だった?」

「ええ、でも……ちょっと学校の愚痴を聞いてもらってもいいかしら? 奈々も、色々と話したいことがあるわよね?」

「……うん、そうだった! 春翔ちゃん、私の話も聞いてよ!」

「うん、聞きたい」

 その時、奈々は、隆に目配せのようなことをした。すると、隆は軽く頷いた後、春来の腕を掴んだ。

「春来、学、トイレ行きたくねえか? 場所がわからねえから、一緒に行こう。春翔達は、女子トークでもしててくれ」

 それは、春翔がいない所で、話したいことがあるといった思いを示すものだと、すぐにわかった。そのため、春来はそれを受けることにした。

「それじゃあ、ちょっと行ってくるね」

 少し心配だったものの、奈々と結莉が一緒なら大丈夫だろう。そう思い、春来は春翔を残して、その場を後にした。

「……春来、大丈夫か?」

 春翔達から離れたところで、隆はそんな質問をしてきた。

「さっき見てもらった通り、春翔は両親の死が理解できていないみたいで、今日が葬式だってこともわかっていないんだと思う。ただ、僕だけじゃなくて、父さんと母さんも、なるべく春翔と一緒にいるようにしているから……」

「そうじゃねえよ。生まれた時から一緒にいて、春翔の両親は、春来にとっても本当の両親みてえなものだったんだろ? そんな二人が亡くなって……春来は大丈夫なのかよ?」

 不意にそんなことを言われて、春来は上手く言葉を返すことができなかった。

「一年前、春来達が助けてくれなかったら、俺はどうなってたかわからねえ。俺にとって、春来達は恩人なんだよ」

「それは僕も同じです。今もこうして一緒にサッカーができているのは、春来さん達のおかげです。本当に感謝しています」

「だから、俺も学も、力になりてえんだ。一人で色んなことを抱えねえで、俺達に頼ってくれよ」

 そこまで言われて、春来は胸が熱くなった。

「ありがとう。でも、今は春翔のことが心配で……だから、僕は大丈夫だよ」

 その言葉に、嘘はなかった。しかし、隆は納得いかない様子で、春来の胸倉を掴んだ。

「だったら、そんな顔するんじゃねえよ! 大丈夫だって言うなら、それこそ笑えよ!」

「隆さん、騒いだらダメですよ!」

 学が止めたものの、隆は春来の胸倉を掴んだまま、離さなかった。

 そんな隆の怒った顔を見て、春来は自然と言葉が溢れた。

「春翔の両親が亡くなったの……僕のせいかもしれない」

「は?」

「二回戦があった後、二人を見送る時、何だか変な気がして、呼び止めたんだけど、何で呼び止めたのか、自分でもわからなくて、そのまま二人を旅行に行かせちゃって……それに、試合中に靴紐が切れて、不吉だって隆は言ったじゃん? そのことを伝えていたら……」

 そんな話をしていたら、隆が春来を殴った。

「隆さん!?」

「ふざけんな! だったら、春来の靴紐が切れて、不吉だって感じた俺が春翔の親に会って、不吉だから旅行をやめてくださいって言えば良かったってことじゃねえか! 俺のせいだってことじゃねえか!」

「いや、そんなこと言いたいんじゃなくて、隆のせいじゃなくて……」

「だったら、春来のせいでもねえだろうが!」

 それは、春来の心にあった、わだかまりを消す言葉だった。

 春翔の両親が亡くなったことを、上手く受け入れられていなかったのは、春来も同じだった。それは、何か自分が違った行動をとることで、二人が亡くなることはなかったんじゃないか。そんな疑問がずっとあったからだ。

 そうしたことを受け入れることができて、春来は隆に笑顔を向けた。

「隆の言う通りだよ。ありがとう」

「……俺のパンチ、効いたみてえだな」

「うん、かなり効いたよ」

 恐らく、腫れているだろうと思いつつ、春来は頬に手を当てた。

「謝らねえからな。その代わり、春来達が困った時、全力で助けになると約束する」

「僕も、約束します!」

「……うん、ありがとう。二人に頼らせてもらうよ」

 その後、春来達は春翔達の所に戻り、顔の腫れを心配されつつ、葬式が始まると、それに参列した。

 そうして、春来は春翔の両親の死を受け入れつつ、それをまだ受け入れることができない春翔のため、自分に何ができるかを考えた。

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