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登場人物紹介(Chapter4)



 読者様、お付き合い頂き誠にありがとうございます。ひしめき合う前世かつて現世いま。夏南汰とナツメ、そして雪之丞と冬樹。一生懸命生きたはずの過去が許さなかったり、果たせなかった過去の想いに妨害されたり。


 愛だったはずなのに……これは切ない事態なのです。



 悲しいあの事件についてはまた後ほど触れさせて頂くことにしまして、『Chapter4』の登場人物紹介をイラスト付きでお送り致します。


 ここではあくまでも実際に“登場”した人物。故に今回紹介させて頂くのは二人でございます。


 現段階ではほんの少しの登場であったこの人のことも覚えていらっしゃいますでしょうか?





挿絵(By みてみん)


 ✴︎マドカ(四十五歳)


 稀少生物研究所内の食堂にて栄養士長を務めている女性。全体的にふくよかな体型と血色の良い大きな丸顔が特徴。普段は専ら割烹着姿であり、私服を目にした者は数える程しか居ないと言われている。ミステリアスとは程遠い印象であるが、その私生活は謎に満ちていると言えるだろう(しかし“食堂のおばちゃん”が板に付きすぎている為に、誰も探ろうとはしない)


挿絵(By みてみん)


 一部の者の話によると、野鳥の観察や紅葉狩りなど自然を楽しむ旅が趣味なのだそう。豪快である反面、相手の体調を見抜いて料理をカスタマイズする細やかな気遣いはまさに母の貫禄と呼んで然るべき。しかし実際に“母”なのか、そもそも誰かの妻なのかどうかさえ定かではない(そして誰も探らない)


 誕生日:二月二十八日(魚座)

 長所:おおらか

 短所:優柔不断


★☆★☆★☆★☆★☆


挿絵(By みてみん)


 ✴︎ワダツミ(年齢不詳)


 失意のナツメが訪れた深夜の海岸へ何処からか現れた不思議な少女(正確には性別も不詳)。絹糸のような白銀の長い髪。そして深海と夕日を閉じ込めたような青とあかの二色の瞳が特徴である。外見でだけで言うと七〜八歳くらいに見えるが、話し口調がやけに年長者っぽく年相応の振る舞いとは言い難い。


挿絵(By みてみん)


 “磐座家の先祖”“てんと星幽の中間に立つ”という話が事実ならば、おそらく実年齢は数百歳にも及ぶのだろう。人間と言えるのかさえ怪しい。記憶を操作する力でも持っているのだろうか、彼女の言葉の全てがナツメの記憶に残っている訳ではなさそうだ。


 ……今のところは。


 誕生日:不明

 長所:強いて言うなら落ち着きがある

 短所:強いて言うなら回りくどい





 主人公だけが知らなかった事実。この章でもいくつか明らかになりましたね。過去があまりに遠いが為に、秘められし真実もまた少しずつ紐解かれるのでございます。


 きっとまだ眠っているものが……?



 こんなことを著者が言うなど可笑しな話かも知れませんが、この章に於いてのユキの決断はわかるようなわからないような……そんな感覚なのです。



 どのみち元には戻れない。今を選ぶと決めたはずの彼が何故?





挿絵(By みてみん)



 歯車は狂ったまま動き出してしまった。だとしても、今を精一杯愛する道もあっただろうに。



 思考が追い付かないくらいの展開と深い悲しみに見舞われたナツメは、どうやらはっきりと思い出すことも出来ないみたいですが……



――生まれ、変わらな、きゃ。僕は、君を、守る、ため、に……っ、強く……――



――待って、て、かなら、ず――



 そう、ユキは確かにこう言ったんですよね。少し遠のいて見てみるとこの台詞、まるで何か約束を交わしているかのようです。



 夢かうつつかも定かでない“ワダツミ”。彼女はこの先幾度も巡る時の中で一体いつの新月を指しているのか。


 まだ何かが動く可能性があるようです。



 繰り返す輪廻転生と運命の物語である本作ですが、実はこの登場人物紹介にもちょっとした伏線が紛れております。


 著者の遊び心程度のものです。前世と今世。この二つにはある共通点があるのですが……答えはまだちょっと先延ばしにさせて頂きますね。お気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが、良かったら推測してみて下さいませ。



 そして次回からはまた番外編へと進みます。もはや定番とも言える夏呼視点の他にも語りたい人が居るみたいですよ?


 特に著者が感激致しました“とっておき”第三弾は皆様にも是非お楽しみ頂きたいところです。



 では、これにて。



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