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登場人物紹介(四ノ章)



 読者様、お付き合い下さり誠にありがとうございます。舞台は主に現代でありながらも夏南汰の視点でお送り致しました『四ノ章』は、二つの時代と世界が入り混じり、謎が紐解かれていく章でございました。


 恐らくはなかなか容赦のない事実も判明したところかと思います。


 “その先が無かった”と考えられるユキよりも先にそうなったのは夏南汰の方だったのです。


 しかし、主人公がこうなった後をより濃くえがいていくのが、幽体世界アストラルを舞台としたこのシリーズの特徴とも言えるかも知れません。



 さて、また新たな登場人物が加わりましたところで、イラスト付き登場人物紹介へと移らせて頂きます。混在している章である為、現在と過去のキャラクターを共に紹介していきますね。





挿絵(By みてみん)


 ✴︎秋瀬あきせ陽南汰ひなた(物質世界:二十九歳/幽体世界:二十五歳)


 秋瀬家の長男。夏南汰の兄。外見、内面共に硬派な印象。角刈り頭と逞しい体格が相俟って、絵に描いたような日本男児の風貌を誇っている。厳格な表情が板につき過ぎた為か、笑顔を見せることはほぼ皆無である。


挿絵(By みてみん)


 母親に溺愛された夏南汰とは対照的に、厳しい父親に躾けられ、当然であるかのような流れで貿易の仕事を継いでいる。幼い頃から夏南汰を遠ざける傾向があったが、それは無防備で愛らしい弟を(主に自分から)守る為だったそう。どうやら前々から敵視していたらしい雪之丞を盗人であるかの如く非難する理由は……?


 誕生日:十月三十日(蠍座)

 長所:義理堅い

 短所:融通がきかない


★☆★☆★☆★☆★☆


挿絵(By みてみん)


 ✴︎アズライト・ベクルックス(五十歳)


 ナツメたちが所属する『稀少生物研究所』の所長。年齢の割に若々しく、細身の身体を更に強調させるタイトな衣類を好んで着用。冬は三揃えの背広姿となる。大抵の物事には動じない堂々とした佇まい。貫禄があり、謎の多い人物でもある。


挿絵(By みてみん)


 何処か“魔族”を彷彿とさせる冷たげな顔立ちであるがゆえに、外見の印象だけで言うなら裏稼業の幹部であるかのようだ。しかし内面は意外と熱い精神を持ち合わせており、冷静ながらも寛大に受け止める様は深い度量を感じさせる。上からの目線ではなく等身大で接する気さくな人柄が子どもたちに大人気である。


 誕生日:一月二十五日(水瓶座)

 長所:寛容

 短所:夢見がち


★☆★☆★☆★☆★☆


 以上。四ノ章から大きく動き出した主要キャラクターを紹介させて頂きました。


「おぉぉぉい!」


 次回よりまたChapter……


「僕を無視するの〜? そりゃないよ〜!」


 HAHAHA!!



 おっと失礼。忘れていた訳ではありませんよ? ただこの人の登場シーンは『六. 迷者不問』の一度きりであり、今後登場するとしても名前だけでございます。なので本作中ではこのような形で紹介させて頂きますね。


挿絵(By みてみん)


 アイン(左)VSベクルックス(右)&謎の淑女(中央)


 研究所きっての色男、またの名をプレイボーイ、現代で言うところのチャラ男でいらっしゃるアインことアイドクレース・フォーマルハウトは、この当時で二十一歳。当時生物保護班班長であったベクルックスは三十八歳。愛しのレディを奪い合った壮絶な修羅場は十二年前の話でございます。


 アインは同シリーズ作品『ASTRAL LEGEND』の重要人物となっておりますので、こちらでは軽い紹介のみとさせて頂きました。ご興味のある方は是非会いに行って下さると、著者としても光栄でございます。





 度々の紹介にお付き合い頂きましたことを改めて感謝申し上げます。



 時代と世界と性を超えて再び出逢った二人は、抱え続けた想いを惜しみなく与え合います。何度求めても足りないくらい。片割れとも言える存在を失った歩みは、先の見えない吹雪の中を進むが如く、冷たく、寂しく、孤独だったのでしょう。



 約束はやがて絆を為した。勿忘草が引き寄せた。


 それは天の導きか、海神わだつみの慈悲か。あるいは新たなる試練なのか。



 甘く、淡く、微睡む二人が身を置くこの場所も実際のところ決して優しくはない。焦がれる想いを重ねたまま、いかづちに身を焦がしてしまうのでしょうか……?



 次回、『Chapter4』へ移る前に番外編二話が入ります。


 とても“冒険記”とは言い難い、回を追うごとに怪しくなっていった題名。今回はどうなることやら。語り手はやはり夏呼です。



挿絵(By みてみん)



 そう。幻想の夜にもつれる胡蝶となったこちらの関係もまた、異なる形の真実なのでございます。


 二話目には“とっておき”第二弾をご用意しております。著者にとって嬉しいのはもちろんのこと、読者様にも是非お楽しみ頂きたい素敵な世界を夏呼に語らせていこうと思います。


 では、これにて。



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