表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月を染めゆく緋色のベルベット  作者: 藍スミレ
62/101

内容

「……何だよ」


 怪訝な眼差しでガインを見据えるヴァルドレッド。


「俺から出す条件はただ一つ」


 ガインは顎から伸びた髭を手で撫でながら、ヴァルドレッドの目をジッと見据える。



「アンタの命を貰おう、大騎士ヴァルドレッド卿」



 ヴァルドレッドを見据えるガインの目に、グッと力が篭った。

 さながら、怒り狂う猛牛のような眼差しだ。

 ロウはすっかりその眼力に気圧され、下を向いてブルブルと震えている。


 一方で、対峙している当の本人であるヴァルドレッドは、真剣な眼差しではあるが、あまり気にならないようだ。

 歴戦の大騎士にとっては、このくらい当然といえば当然なのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ