表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月を染めゆく緋色のベルベット  作者: 藍スミレ
59/101

果たして

「俺達には爺さんの腕が絶対に必要なんだ。例え何度も断られようと何度だって行かせてもらうぜ」


 自信満々に話すヴァルドレッド。

 一方で、本当にそうなるだろうなと瞬時に悟るガイン。


 逃げ場などなく、どちらも苦痛を伴う選択しかない。

 ならば、一体どちらを選択して良しとするか。


「ちっ、本当に毎日来そうだなぁアンタ」


「毎日、一時間毎に行ってやるよ」


 冗談などではない。

 顔は笑っているが、目は笑っていない。


 ガインは頭を抱えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ