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  作者: 暮伊豆


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4号車の罠

黒田は助手席のドアを閉めた後、ポケットに手を入れて何やらボタンを押した。

すると、覆面パトカーはやけにいい加速で走り出した。

自動販売機どころか、海へと向かって。


ここは突堤だ。道をまっすぐ進めば当然ながら海に落ちる。


車内では新人の藤島が何やら焦っているが、覆面パトカーはぐんぐん加速していく。


「くくっ、悪いな藤島。薄ら馬鹿なんかと心中させてよ」


車は止まらない。車内では藤島がブレーキを踏んだりサイドブレーキを引いたり、ハンドルを切ったりもしている。だが、車は無情にもまっすぐ進み続ける。

『この先海』『危険』などと書かれた柵や看板を撥ね飛ばしながら。


そしてついに、フェンスすら突き破り……黒い覆面パトカーは海へと飛び込んだ。何かを踏んだらしく、やけに高く舞い上がってから。

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普段はこんなのを書いてます。
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― 新着の感想 ―
なんてことなの!(´;ω;`)ブワッ 黒田ー!キサマは許さんわ! 最初からなんか嫌いだったわー!(発狂)
これはひどい。
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