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  作者: 暮伊豆


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次郎の日常

一朗と一哲が瀧川家の私室で杯を傾けている頃。次郎は汗を流して働いていた。




「おらぁ次郎ぉ! もうちょい上じゃあ! そう! そのまま動くなぁ!」


「おっしゃあ! そこでええ! そのまま打ち殺しとけや!」


「そんだら次郎はこっからあっこまでやれ。おうリンゾー、面倒みちゃれよ?」


「はいよー。つーかもう次郎できろうがね? のお次郎ぉ?」


曖昧に返事を返す次郎。リンゾーから見ればもう一人前なのだろうか。

あそこからここまでをやれと言われた次郎。言われた通りの場所で作業を始める。

ロープにぶら下がり、斜面に向かってひたすらハンマーを叩きつける次郎。昔はすぐに手首が痛くなったものだが、今では一時間だってハンマーを振るっていられる。


言われた場所の作業が終われば次の場所へ。次郎以外の者なら見ればどこをやればいいのか分かるのだが、次郎にはまだ分からない。

だからきちんと聞くようになった。次郎にしてはかなりの成長だろう。昔は何をしていいか分からない時は、ただおろおろするだけだったのだから。


同時刻、瀧川家では……

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― 新着の感想 ―
[一言] 次郎、立派になって……!(ホロリ)
[良い点] 『次郎の日常』まで拝読しました。 次郎は少しずつ成長していますね。 コツコツと真面目にやっていくところが良いところですね。 瀧川家、どうなっているのでしょうか。気になります~(^^)
[良い点] 更新、ありがとうございます。 次郎、頼もしくなってきましたね。 できることが増えてきている様子がよくわかって嬉しいです。
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