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【GAME1-5】逆襲へのメッセージ!!

――TIPS――

【アメイジングカード】

カードゲーム『AMAZING』での決闘に挑む際に使われるカード。

召喚装甲具『カードスキャンブレス』に装填することでユニット(配下)や武器を召喚したり、必殺技を発動出来る。


またゲームワールドでは探索や収集などにもカードを使うことが出来、ゲームワールドで手に入れられるアイテムは皆アメイジングカードとして一括されている。


さて肝心のカードバトル『AMAZING』のルールは……また次回!

 

 ――――さて、場面変わって今度は中央から南方面に位置するショッピング等のサービスを目的としたメインストリートエリア。

 左右にアイテムやアバター衣装等その他諸々の店が隣接しているストリートには、御機嫌にはしゃぐ彼女らの声が。


「キャー! 穂香ちゃん似合ってる~♡︎」

「似合ってるじゃないですよ! ビスチェにフリルスカートってまるで踊り子の衣装じゃないですか!!」

「まぁまぁそう言わずに~、穂香ちゃんアバターもおっぱいデカイんだからセクシーで悩殺させないと☆」

「私そんなキャラじゃありませんッ!!!」


 どうですか皆さん? みのり、レミ、穂香のメインヒロイン3人のガールズトークなんてサービス過剰でしょ!? とはいえ色気を魅せるのは恥ずかしくて苦手な穂香は、コーデにお気に召さない様子だった。


「でもずっと魔導士のローブだけじゃつまんないよ? ほらまだおすすめコーデあるから着てみてよ!」


 なんて呑気に思ったのも束の間、レミが試着室のカーテンを開いた、これがマズかった。


「……あれレミちゃん、その()()()みたいなの何?」


 みのりが指差す試着室にポツンと転がっている黒い玉。シューっと導火線に火が付いたまま不穏な空気を漂わせる。これ即ち……



「――――――爆弾ッッ!!!?」

「危ない!!!」


 穂香は咄嗟にカードスキャンブレスを起動させて、みのりとレミと一緒に固まってカードをスキャンした!


『アクションカード……【テレポート】!!』


 ピシュン……ッ!!


 みのりとレミを巻き込んで穂香の発動したアメイジングカードの力で、店から遠く離れた場所に瞬間移動した。その数秒後には、


 ――――ドカァァァァァン!!!!


 メインストリートの店からガラスをも打ち破る凄まじい火柱と爆音が響き渡る。間一髪爆破に逃れた三人はおぞましい気持ちに苛まれながら、その様子を遠くから傍観した。


「危なかった……」

「でも平気でこんな事するなんて……許せない――!!」


 危機を逃れ安堵するレミと、暴挙に怒りを覚えたみのり。それぞれの感情が交錯するなかで穂香はあることを心配していた。


(後でビスチェとフリル返さなくちゃ……)


 ……いやお金払ってそのまま着ちゃえば?


「嫌ですッッ!!!!」


 ▶▶▶ NEXT▽


 それぞれの奇襲が収まりかけた頃、剣は6人全員に連絡して各所で起こった不意討ち等々をプレイギアで報告しあった。


「……成る程、槍ちゃんはカードショップに、豪樹さんはペニーアーケードでキラーが待ち伏せてたってか……敵も中々やるじゃねぇか」


「それよりも剣くんは大丈夫? 誰かにやられてたりしなかった?」

「あぁ全然平気! プレイヤー達がちょっかい出してきたくらいかな」


 みのりが心配するまでもなく、剣の周りには先程の数十名の武装プレイヤーが返り討ちにあって、バタバタ倒れながら消滅していく様が見られた。今の剣に向かう所敵無しと言った所か。


「多分この後、コイツらを仕掛けた張本人が直々に俺達に喧嘩ふっかけるだろうぜ」


「……剣さんは敵の正体のおおよその検討が付いたんですか?」

 その剣の返答に疑問を感じたのか、穂香が質問をしてきた。


「さっきの連中ボコしてたら直ぐに答えが見つかったよ。ちょっと画像送るわ」


 剣は先程撮影した写真の画像を6人に一斉送信させた。それは武装プレイヤーの体の一部を撮った写真。胸のアーマーに()()()のマークが大々的に撮られていた。


「このマークは……(さぎ)?」


()()()のマーク、即ち……【ブラックヘロン】」



「「「「えぇっ!? ブラックヘロン!!?」」」」


 その答えにみのり、レミ、槍一郎、豪樹の四人が過剰に反応した。


 かつて倭刀も穂香も仲間になっていない頃、一年前にゲームワールドのG-1グランプリ予選にて無差別銃撃・拘束を引き起こし、混乱を巻き起こしたプレイヤーテロ集団【ブラックヘロン】が再び活動を始めていたのだ!!


 ところで、倭刀と穂香はこの集団の事を知っていたのだろうか?


「えぇ、噂には聞いてましたけど……」

「俺は剣さん達が壊滅させたってのを後から聞いたが、まさか犯人がそいつらだったなんて……」


 テロ集団とはいえ、ゲームワールド消滅寸前までいった本物の悪。しかしボスが消息不明の状態で誰がこの組織を動かしているのか……?


 ピリリリリ――!


 剣達7人のプレイギアからバイブレーションと共に着信音が聞こえた。


 ◇――――――――――――――――――◇

 ・『ブラックヘロン』様から

 メッセージが1通届きました!

 ◇――――――――――――――――――◇


「――!!」

 この通知を見た7人の戦慄が走る。

 剣が先陣を切って、恐る恐るとメッセージを開いた。



 《愚かな7人のゲーム戦士に次ぐ。

 このメッセージの下に添付した

 ゲートコードを入力して我が決闘場へ来い。

 ブラックヘロン一年越しの復讐を

 お前ら7人に味わわせてやる……!!


 ――『KDMW5T1JEJ』――》


 剣の思惑通り、真犯人が自ら挑戦を仕掛けてきた。メッセージの下に書かれた10文字の『ゲートコード』はプレイギアで入力すると目の前にゲートが現れ、特定の場所へとワープが出来るのだ。


「……どうする、剣くん……?」

「このまま野放しにする訳にも行かねぇだろ。受けてたつぜその決闘!!」


 剣の決断により、6人も同行することに決めた。皆はプレイギアでメッセージのゲートコードを入力して、ゲートを出現。

 そのまま7人はブラックヘロンの決闘場に繋がるゲートへと入っていった……!!



「『ゲート・オープン』――!!」



 ▶▶▶ TO BE CONTINUED...▽

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