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【GAMEWORLD ONLINE】真・極限遊戯戦記 ゲームウォーリアー ~ULTIMATE SOUL OF ACE〜  作者:
4th STAGE―ゲーム戦士魂大爆発・本当の正義は何処だ……!?―
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【GAME58-9】修羅のトライアングル・バトルロワイヤルモード!!

――TIPS――

【ゲーム戦士・プレイヤーステータス】

☆――――――――――――――――――☆

 ・ネーム:鳳凰堂雲雀 ♀

 ・オンラインネーム『ひばりだよ〜♪』


 ・プレイヤーランク:A+

 ・ジョブ:『吟遊詩人/暗殺者』

 ・PAS:※近日公開


[プレイヤーステータス]

 ・アクション:B+・シューティング:B

 ・ロールプレイ:C・タクティクス:B++

 ・スピード:S・ブレイン:C++

 ・ハート:B・ミュージック:SS

 ・ラック:A++


[プレイヤースキル]

 ・【ハッスルダンス】【急所へのついばみ】など


[エンブレム]

 ・殿堂入りプレイヤー

『ポップンミュージック』『太鼓の達人』

 ・完全制覇

『マチカドカラオケTV』など

☆――――――――――――――――――☆ 

 ――さて満を持して、久々のゲーム展開に持ち込まれようとしておりますゲームウォーリアー、ですが……あとちょっとだけお話にお付き合いの程を。


 舞台変わって、地底湖浮かぶ地底空間・B6層。


「史也さん、銃司くんと繋がらないって……?」

「大した事では無い、レミ。実はB2層にいる銃司と常に連絡を取れるようプレイギアで繋がっていたんだが……、おそらくジーナ達と決闘している間に何かあったんだと思われる」


 立海遊戯戦団の参謀長・大門史也から、銃司への着信不通によって不穏な空気が流れている事を察したシャッフルのレミ・倭刀・穂香。そしてサザンクロスのジーナとガクルックス。

 1時間弱に渡る2対2のアメイジングバトルの最中、プレイギアは通信が途絶え、その間に例の三つ巴事件が起きたという訳なのです。


 ここは参謀として、報連相の法則に従って粘り強く銃司の着信を試みる史也。すると、


『――――史也兄か、どうした?』

「銃司か!」


 4回の発信でようやく銃司のプレイギアに繋がった。


「音質がクリアになっていると言うことは、そっちのゲームは終わったのか」

『悠長に言ってる場合か! そっちの返答が無いから心配しただろうが。何かあったのか?』


 まるで世話の焼ける弟を気に掛ける兄貴のような史也との掛け合い。出来ればこれ以上、史也のストレスを増やすなと釘を刺したい所だが……時既に遅し。


「何かあったか……今は無いが、()()()()その何かを起こす所だ」


『……どういう事だ?』



「今からデルタのデクルックスと、鳳凰堂孔雀の妹と決闘する。1時間後には両方ブチ殺して頭蓋骨持ってWGCに納品してくるから」


 兄貴の迷惑顧みず、とんでもない事やろうとしてるんですが弟分!!



「…………え、何?? お前何する気なん? モン◯ンしてるの? ねぇ、ワイ◯ズやってんのか?? 闘技場か???」


 誰かーッッ! 史也さんに1ダース分の胃薬を届けて来てーー!!


「悪いが、もうゲームの始める時間だ。また後でな」

『ちょっ、待て! じゅ――――』

 史也の弁解もガン無視に、非情にも銃司のプレイギアから着信は切られた。




 ……………さぁ、気を取り直して。

 立海銃司・デルタのデクルックス・鳳凰堂孔雀、狂気に自惚れしゲーム狂戦士(バーサーカー)よ、準備は出来たか!?


「「「アメイジング・バトルロワイヤル! READY!!」」」


『――――START UP(スタートアップ)!!!』


 史也さんの救済は無いのかとツッコんでる方は御容赦。何しろこのアメイジングバトル、前回のレミと史也のクロスデュエルから2年(!?)経ってるという事実にこれはアカンと、史也だけでなく作者も血の気が引いた様で。


 てな感じでいきなりのゲームスタートとなりましたが、3人の中で先手が早かったのは彼!


 ――――B、B、B、B、BANG!!!


「きゃあっ!」

「っ……!!」


 撃てば弾散る紅蓮の閃光! カードスキャンブレスの進化系、アサルトガン型新型召喚機【ACS・マグナサモナー】を装備していた立海銃司がカードを消費する前に召喚機の装填弾で牽制する!


 しかし意外とすばしっこいデクルックスと雲雀。弾を撃つも当たらず、威嚇射撃となる。

 他の二人は通常のカードスキャンブレスしか装備していない為、攻撃は出来ず、カードを使用するエネルギー『EG(エネルギーゲージ)』を溜めるしかない。


 だが銃司は、その手を緩めることは無い!!


『ユニットカード、【地獄の底の使い魔】!!』


 ◎――――――――――――――――――◎

 <ユニットカード>

【地獄の底の使い魔】EG:①

 AP:50 DP:50 AS:10

 属性 黒/赤 ユニット/デビル


 ・能力:[チェーンブレイク]

 ※召喚時、ブロックが出来ない代わりに

 AP/DP+100の調整を得ることが出来る。

 ◎――――――――――――――――――◎


 このカード表記も、超久々だぁ〜と作者が書きながら悶えてます。


 そして銃司の初手ユニットには〔チェーンブレイク〕という強化能力が備わってます。ブロックが出来ない代わりに攻防パワーアップという恩恵。それに躊躇わず銃司は強化を選んだ。



 〔《地獄の底の使い魔》AP/DP 50→150〕


 使い魔に拳銃と、二重に構える魔王に相手は黙っている筈も無い。次に仕掛けたのは鳳凰堂孔雀の妹・雲雀。


『ツールカード、【探索準備】!!』


 ◎――――――――――――――――――◎

 〈ツールカード〉

【探索準備】

 属性:緑 EG:②

 ・効果:自分はEGを③追加する。

 その後カードを1枚ドローする。

 ◎――――――――――――――――――◎


「これでわたしのEG(えねるぎーげーじ)が増えて〜、カードを1枚引けるの♪」

 ご機嫌にデッキからカードを引く雲雀。これでEGは④に増加し、手札は6枚と潤った。


「ふん、アドバンテージを拡げに来たか」

 等と捨て台詞を吐き捨てる銃司。


 片や守りを固め、片や攻めの体勢に入るファイティングスタイルを魅せる二人。

 対するデルタのデクルックス、まだ目立った動きを見せる事無く、戦況を見計らう。


(このバトルロワイヤルモード、攻撃の標的が不透明な所がミソだな。ヘイトの向け方によっては、立海がどんな強いカードを出しても鳳凰堂に向ける可能性もあるし、その逆もあり得る訳だ)


 相手が不確実であるこのルール、プレイヤーの考え方次第で狙われる相手も大きく決まる。どちらが潰すのが利口か、これも盤面次第で大きく変わる事だろう。


 しかし、対戦相手の全員が闘争心剥き出しの狂戦士となると、『もう面倒くせーから全員殺す!!』なんて事もあり得るか……いや、そんな向こう見ずな輩達ではない。


(焦ることは無い。こっちもマイペースに盤面を揃えて、互いに潰し合うよう仕掛けてやる)


 狡猾に獲物を剥ぎ取る気満々のデクルックス。実に彼らしい思考だが、大物程上手く事は運ばないもの。


 ――――鳳凰堂雲雀が、その波を引き起こす!


「EG⑦になったからー、2枚連続でカードスキャン! 」


 その1枚目の発動に、私Mr.Gも、銃司達も、読者の皆さんも驚いた!!


『ツールカード、【コントラクトリング】!!』


 ◎――――――――――――――――――◎

 〈ツールカード〉

【コントラクトリング】

 属性:無 EG:③

 効果:このカードの発動後、

 続けてユニットカードを召喚する事で

 そのユニットは〘ユニットウォーリアー〙となる。

 ◎――――――――――――――――――◎


「コッ、《コントラクトリング》!? それって確か……サバイバーモードで【ユニットウォーリアー】を召喚するのに使ったアイテムじゃ……!!?」


 ギャラリー側の綾小路優が狼狽えてますが、そうなんです!

 プレイヤー100人のサバイバルバトル、アメイジング・サバイバーモードの要となった【ユニットウォーリアー】。それを召喚するのに使われたアイテムが《コントラクトリング》。


 実は、桐山剣のGXキャリバー獲得クエストのダンジョンでも、《コントラクトリング》のカードが出てましたが(※【GAME48-4】参照)、この時は特別なカード扱いで公式としては出ていなかった。

 それが今日公式カードとして登場し、雲雀の手に渡った訳ですが……と言うことは。


 アメイジングバトルに、【ユニットウォーリアー】が出るという事なのか……!?


「いくよー! 【森林のデュアルファング】、こんとらくと!!」


『【森林のデュアルファング】、契約(コントラクト)!! ユニットウォーリアー・サモンアップ!!!』


 カードの装填と共に、電子サラウンドBGMの音響に乗せて招来されるユニットウォーリアー。その姿は無機質なAIで動くユニットとは格別に、まるで本当に命が宿って生まれたかのような生き生きとした姿・初動でフィールドに馳せ参じた!


『我が名は“デュアルファング”。森林を愛し、ゲーム戦士と共に闘う者なり!!』


 シャベッタァァァァなおまけ付き。アメイジングに荒波を引き起こすユニットウォーリアー、再びゲーム戦士の前に立ちはだかる!!


 ――本日のゲーム、これまでッッ!!



 ▶▶▶ TO BE CONTINUED...▽


小説を読んで『面白かったぁ!』と思った皆様、是非とも下の「ブックマーク追加」や感想・レビュー等を何卒お願い致します!


更には後書きと広告より下の評価ボタンでちょちょいと『★★★★★』の5つ星を付けて、作者やこの物語を盛り上げて下さいませ!


次回もゲームウォーリアーをお楽しみに!!

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