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【GAMEWORLD ONLINE】真・極限遊戯戦記 ゲームウォーリアー ~ULTIMATE SOUL OF ACE〜  作者: Kazu―慶―
4th STAGE―ゲーム戦士魂大爆発・本当の正義は何処だ……!?―
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【GAME44-3】スカウト試練勝負! 日本一激安なゲーセン!?

 ――宮城は仙台を代表するゲームチーム『瑞鳳旋風堂』の主将・伊達神奈。彼女がわざわざ反対側の四国は香川にて遠征に向かったのは、香川を代表とする凄腕のゲーム戦士をチームにスカウトする為であった。


 そこでなんの因果か、奇遇にも香川に迷い込んでしまったシャッフルは桐山剣らも鉢合わせて、剣は大阪への帰還とうどんを御馳走になった対価に、成り行きついででご当地香川でのゲーム勝負を挑むことになった。


 我らが主人公・桐山剣と対戦する香川のゲーム戦士、石倉翔破(いしくらしょうは)(18)は如何なる能力を持っているのでしょうか?


 ▶▶▶ NEXT▽


 ――丸亀から代わって、舞台は同じ香川でちょっと走った『多度津(たどつ)町』。ここでは何と少林寺拳法の総本山・総本部があると言われている町で有名なゲームセンターがあるらしい。

 剣ら御一行は神奈さんの自費でレンタカーを借りて、そのゲーセンへと辿り着いた。


「さぁ着いたよ! ここが()()()()()()()()()()()()さ!!」


 剣と翔破らの眼前に立つ施設は、何の変哲もないごく普通のゲーセン。祝日の昼間というのもあって店内では子供達や保護者のお客でごった返していた。しかしここで一番気になるのは、このゲーセンの代名詞であった。


「ちょっと待ってくださいよ神奈さん。こんなシンプルイズベストなゲーセンが何で“日本一安い”って呼ばれてるんすか?」


 質問を仕掛けたのは桐山剣、彼も大阪出身故に安値と豪語されている『50円ゲームセンター』が新世界にある事を知ってる為、半信半疑な所があった。


「ふふふ、世の中には実際に行ってみないと分からない事は沢山あるのさ。中に入ればその理由が直ぐに分かる」


 神奈さんもこう言ってるならば、剣も行かない訳にはいかない。騙されたと思って堂々と店内に入り、キョロキョロと目に入った筐体やらを調べた途端、“日本一安い”の意味を即効で知る事となった。


「な?!! クレーンが一回20円だとぉぉぉぉ!!!??」


 これには庶民代表の剣もびっくらこいた! 何しろ三

 つ鉤型のクレーンゲームに景品がミニアイスの筐体が、一回プレイ20円で出来るというのだから良心的過ぎるプライス!

 それだけでなく太鼓の◯人やらレースゲームでも30円でプレイ可能、なけなしのお小遣いでゲームをするのも躊躇う子供達の金銭事情を知ってのもてなしか、気分は駄菓子屋な値段に剣も感服。


(なる程、確かに日本一安い言われる訳や。50円ゲーセンが霞んで見えるぜ! 良いなぁ、こんな値段でゲーム出来るなんてよぉ!!)


 ご当地香川のゲーセンの凄さに羨ましがる剣。その様子を見ていた翔破も自慢気に語る。


「どーだびっくりしたろ? うちもここのゲーセンで毎日腕を磨きかけたんや。今は無いけど昔はチョコを景品にして()()()()()でやれるクレーンゲームもあったんよ」


「それって……よう赤字にならんかったなここ」

 ここまで安くすると流石の剣も唖然となる。


「まぁとにかく、ここが有名なゲーセンって事は分かった。そんで神奈さん、俺らをここへ連れてきたって事は……」

「勿論、二人でゲーム勝負に決まってるじゃないか。翔破の実力を魅せるに相応しいアーケード勝負でね!!」



 ―――はい、という訳で今回のゲームバトルは『アメイジング』から払拭して、久々のアーケードゲーム対決!!


 ――――――――PLAY GAME――――――――

 ☆神奈さん印・即興ゲーム☆

【クレーンゲーム・アーケード合戦】

 ・ジャンル:未分類

 ・プレイヤーレベル:指定なし


 ルール

 店内のアーケードの中から

 クレーンゲーム・UFOキャッチャーといった

 景品付きのゲームを行い、獲得した景品の

 量・大きさ・レア度を神奈さん直々に裁定し、

 一番点数の高かった者を勝者とする。


 ※ただしプレイに使う料金は1000円分まで

 自由に使うものとする。

 また反則行為・他の客の迷惑になるようなプレイは

 失格と見做す。

 ―――――――――――――――――――――――――


「つまりはクレーンゲームを1000円分自由に使って、そのお金でゲットした景品を競い合うんだ。量が多くてもお菓子ばっかじゃ駄目だし、高そうな商品一個だけでも勝てる裁定はしないからそのつもりでやりな」


「え、待って。まさかその1000円って……」

「剣が()()()出すんだよ。当たり前じゃないか、ゲームのプレイ料金まで奢るほど私は甘くないよ」

「そんなご無体な!!!」


 1000円すら致死量の剣にとって、神奈さんの妥協しない参加条件から苦しいゲームとなる訳だが、ここはアメとムチを使い分ける主将さん。ちゃんとそうさせる訳がありました。


「でも勝っても負けても、自分の力で獲得した景品は自分のものにしても良いぞ。つまり剣は、みのりや桜のご機嫌を直す為にぬいぐるみとかお菓子を獲得するだけでもOKだ。それだけでも1000円出す有義はあるだろう?」

「あっ……!」


 剣が振り返れば、そこには若干拗ねているみのりとそれに苦笑いする桜の姿。まだ自分のせいで道に迷った事に腹立ててるのだろう。それを知った剣は急激にやる気が湧いてきた。


「ッしゃ分かった! こーなりゃ俺も男や、二人にぬいぐるみでもアイスでもいっぱい取ってやらぁ!!」


「じゃ期待して待ってるね、剣く〜ん! 私あっちのシュークリームとー、フワフワのぬいぐるみとー、フィギュアと高そうな音楽プレーヤー欲しいな〜♡♡」

「わ、私は何でも構いませんから……」


 剣の意思表明を聞いて味を占めたのか、みのりはようやく剣に口を開いておねだり欲求だ! 桜は遠慮しがちに一歩引いた優しさを見せるが、これにより自分からハードルを上げる始末になってしまった剣。



(参ったなぁ…………(超困惑))



 さぁ果たして剣は、Wヒロインのリクエストにお応えして景品獲得なるのでしょうか? そして未だ謎に包まれた対戦相手・翔破の能力は如何なるものになるのでしょうか!?

 勝負の行方はまた次回にお伝えしましょう! ――本日のゲーム、これまでッッ!!



 ▶▶▶ TO BE CONTINUED...▽

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