表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【GAMEWORLD ONLINE】真・極限遊戯戦記 ゲームウォーリアー ~ULTIMATE SOUL OF ACE〜  作者:
TUTORIAL STAGE―ゲーム戦士・颯爽登場!!―
2/468

【BEGINNING】ゲームワールドオンライン・旅立つ!!

あの桐山剣と河合みのりが帰って来た!!


究極のVRMMO・【ゲームワールドオンライン】の復活は、ゲーム戦士の復活を意味していた!!


しかしゲームを始める前に、何やら準備しなければいけないことがあるそうで……?


NOW LORDING……CONNECTED!▽

 ――――【GAME WORLD(ゲームワールド) ONLINE(オンライン)】、それは現実に繋がった電脳世界。


 街も森も海も空も、()()()()()()()()()()()()超巨大オンラインゲームネットワーク。


 この世界に設置された数々のゲーム、チェスやパズル、カードゲームやサバイバルゲーム、懐かしのレトロゲームまで幾多のゲームがこの世界に凝縮されている。

 そんなゲーム達をクリアすれば賞金は勿論のこと、それ以上に豪華な報酬も約束されているのだ。


 そしてこの世界のゲームを全てクリアし、完全制覇した者は、富も名声も絶大な力をも与える【マスターオブプレイヤー】の称号を得られるという……!



 そんなゲームで世界を動かす『超次元ゲーム時代』を象徴する巨大VRMMORPGだったのだが……、堅物の考える事はワンパターンというか何と言うか、ゲームワールドを俗悪に考える者も少なくなかった。


 故に俺らが活躍していた時期に二度もテロや戦争を引き起こしたもんだから、ゲームワールドを管理している会社【WGC (ワールド・ゲーム・コーポレーション)】は世間から相当な槍玉にあげられた。


 WGCの役員も総入れ替え、お偉いさんらは総辞職等の混乱が続き、政府の命令によりゲームワールドオンラインは()()()()。暫くの休止が言い渡されていた。あれから一年……!!



≪史上最大のVRMMORPG【ゲームワールドオンライン】、本日一年ぶりにリニューアルオープン!!≫



 今日のプレイギアのネットニュース記事に大々的に報道されてから、俺達はおろか全プレイヤーが熱狂した。

「またあのゲームが出来る!」とか「今度こそ完全制覇してやる!!」なんて嬉々(きき)としたコメントが町並みから聞こえるくらい。


 かという俺達もゲーセンのゲームばっかで退屈してた所だし、また夢の続きが出来ると思うと心が踊る!!



 ――――その夢は勿論、ゲームワールドオンラインを制覇し、【マスターオブプレイヤー】になること!!

 もう一刻も早く、仲間と一緒にゲームワールドに旅立ちたい!!!



 ▶▶▶ NEXT▽


「……これが、ゲームワールドに行くための()()()()()?」

「ヘルメットっていうか、ヘッドギア型のVRゴーグルみたい」


 俺とみのりはずっしりと重く、まるで戦隊もののマスクのようなヘッドギアの箱をマジマジと見つめる。一年間の間でゲームワールドにフルダイブする方法も変化されていた。


 今回から電脳世界へ転送する為の器具として【GWギア】(定格:約50000円)というフルフェイスメットタイプのヘッドギアが採用された。


 このGWギアを着けることによって、プレイヤーの脳内からゲームワールドの世界観が送信され、五感全てから本当に異世界に来たような感覚を味わえるという。


 この時にキャラを操作するのはゲームのコントローラーではなく、自分の脳波。つまり頭だけで五体満足に『アバター』と呼ばれる第二の肉体を動かせる。これが安全性と心身のハンディキャップを無くし、改善させた結果の反物。


 俺とみのりはプレリリース前からGWギアを予約購入していた為、早速開封して俺の家で二人揃って旅立つ事になった。


「プレイギアのプレイヤーコードをGWギアに登録させて……、よしッ!」

「後はGWギアの転送ボタンを押せば、ゲームワールドに行けるのね!!」


 GWギアの操作は至って簡単。まず自分のプレイギアのアドレスコードをGWギアに登録し、箱に同封されていたプレイギアの遠隔操作用ブレスレットを着けて、GWギアの右モジュールにある転送ボタンを押すだけ。


 赤とピンクのヘッドギアを被った俺達の準備は整った……!


「何か私ドキドキしてきた……!!」

「俺もだみのり……! ほんじゃ、行くぜ!!」


 二人は右モジュールのボタンを長押しして、転送送信ダイブへの掛け声を掛けた!



「「ダイブ・オン!! 『TRANSFER(転送)』ッッ!!!!」」



 俺とみのり、この時代の今を生きるゲーム戦士の意識が、未知なる電脳空間へと誘われた――!!



 ▶▶▶ NOW LORDING......▽

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ