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【GAMEWORLD ONLINE】真・極限遊戯戦記 ゲームウォーリアー ~ULTIMATE SOUL OF ACE〜  作者:
BONUS STAGE―大激突! シャッフルオールスターズVS立海遊戯戦団!!―
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【GAME18-3】シャッフル・フォーメーションを構築せよ!!

――TIPS――

ゲーム内で使用できる【プレイヤースキル】。

組み合わせ次第では難関ゲームを軽々クリア出来る事も可能だが、逆にチート過ぎてゲームのルールから禁止されているプレイヤースキルの登録も存在する。要注意だ!

 

 ――立海遊戯戦団の新メンバーの存在を示唆したシャッフルオールスターズ。

 だが不安に煽られてる場合じゃなし、7VS7のドッジボールバトルロワイヤルである『スマッシュ・ブレイカーズ』に備えて、剣たち7人はゲームに備える為に直ぐ様特訓を始める事となった!


「まずは模擬実戦でどんなゲームなのか身体に叩き込んで、その後に個々の能力をチェックしてから前衛・後衛のポジションを決めるで!」


 ゲームジム・ギャラクシー。室内の400平方メートルの仮設フィールドに移動した剣たちは、シュミレーションとしてスマッシュ・ブレイカーズの実戦をぶっつけ本番で行う事になった。


 ……しかしゲームジムは一体何坪設けてるんでしょうかね?


 各陣地の中央には心臓部と言われるレッドフラッグ、陣地に二分割するように敷かれた前衛・後衛のボーダーライン、それぞれ2箇所に防衛用のシェルターが設置されている。

 まだ感覚を掴めていない剣たちの相手は、AI機能搭載のシュミレート用アンドロイド7体が担当する。


「なんてったってやってみな分かんねぇもんな! やってみるか!!」


 模擬でも本番でもゲームとなれば気合入りて本気になるのが剣、その覇気に押されて仲間たちも気合が入る。


『READY SET……』


 音声アナウンスが試合開始へ促すスタートコール。


『SMASH! GO!!!!』


 するとその刹那、フィールド上空から赤青の二つのボール『スマッシュボール』が溢れ落ちた!


「そいつを素早く取って先制するんや!!」

「「マジかッ!!!」」


 急いで取りに行くのは剣と倭刀。アンドロイドそっちのけで強引にスマッシュボールを分捕ったと思いきや、直ぐ様そのボールをスパァァァンと勢い良くぶつける血の気盛んな二人。


「何か二人とも野蛮……」

「いやドッジボールって大体そんな感じだから」


 女の子と男の子でゲームへの感覚は違う所はありますが、ドッジボールは特に違いが激しい、故に闘争心パリバリの二人に引いてる女性陣。だが一番浅はかだったのは……


 ――ヒュンッ


「!!?」


 ――――SMAAAAAASH!!!


「痛゛ああああああああ!!!!!?」


 柔らかい素材で作られたスマッシュボールが倭刀の尻にバァァァンと当たってアウト、何ともタイムリーな展開。


「あー言い忘れたけどアンドロイドに『プレイヤースキル』付けといたから気ぃ抜くなよー。【豪速球】つって160キロの速球投げるスキル」


「死んでまうわ!!!!!」


 ……とまぁこんな茶番もなんのその、他のメンバーも前衛・後衛で適当に分かれながらのスマッシュ合戦を繰り広げた。


 しかしドッジボールというゲームは女子には嫌煙しやすいものですが、プレイヤースキルや胴体・頭部にアウト裁定されないプロテクター装着で多少のハンデがある。みのりもレミも穂香も怖がることなくゲームに参加し、善戦していく。


(((でも160キロ速球は流石に怖い……)))


 心の声は駄々漏れで、多少ダイジェストと荒い部分がありますが……

 このゲームで使っても良いのは『プレイヤースキル』だけではない。大事な切り札も使ってヨシ!


「PAS発動! 【七連流星球】!!」


 いざとなったら魂を込めろ! 豪樹がフィニッシュのPASを発動した途端に7()()()()()!! スマッシュボールも7つに別れて残りのアンドロイドを一網打尽!!!


『TEAM KNOCKOUT!!』


 アンドロイド集団7体全滅した所で、ゲームセット。

 このようにチームを全滅させるか、敵チームのフラッグを取ることで3点セットの2点先取で勝利するのがこのゲームの仕組みとなっているのだ。


 ▶▶▶ NEXT▽



「――実戦して分かったやろうけど、この『スマッシュ・ブレイカーズ』の必要な要素は【ボールの命中力】【速度力】【瞬発力】の3つや。それに伴ったテストの結果で前衛・後衛を決めたるで」


 その3つのテストがこちら。


 ①10メートル先の的にスマッシュボールを命中させる。プレイヤースキル・PASを使わず己の力で打つこと。


「ボールを投げるときゃ遠心力や回転を掛けながらボールのスピードに乗らなアカン。身体は捻って、尚且足先を標準に狙いを定めて……」


 ――――ドォォオオオオン!!!!


「こうすれば的ド真ん中に当たって、威力も抜群に効くって訳や」

「豪樹さん、俺らがやる前に的破壊するの止めてください」



 ★②50メートル走。シンプルだがフラッグを取るのが早いプレイヤーを見極める為に行う。


「……で、何で私が槍くんとやるの!?」

「何となく、みのりちゃんどれだけ速いかなって思ったから」


「ヨーイ、スタート!」


 結果:槍一郎の圧勝☆


「うぇぇええええん!!」

「何しとんねん!!!」


 ★③6人の投げるボールを避けるテスト。どんな球でも回避できるか。


「倭刀行くぞー」

「あいよ、いつでも来いや!」

「「「せーの……」」」


 ――――SMAAAAAASH!!!!!×6


「一気に投げんなや皆して!!!」

「何か最近調子乗ってるから……」




 ――そして、シャッフルオールスターズのポジションが決まった!!


 ・前衛ヴァンガード4名

 倭刀、レミ、穂香、槍一郎


 ・後衛リアガード3名

 剣、豪樹、みのり


 この陣で新ゲーム『スマッシュ・ブレイカーズ』、立海遊戯戦団の全面勝負に挑む!!!



 ▶▶▶ TO BE CONTINUED...▽


▶▶▶ INFORMATION《お知らせ》

はい皆さん、Mr.Gでございます!


今年2020年も、ゲーム・ウォーリアーを御自愛頂きありがとうございました!!

この作品から読み始めた方、そして前作『極限遊戯戦記』から続けて読んでくれました方も感謝感激雨あられで御座います!


来年は2021年、更にゲーム・ウォーリアーはパワーアップを繰り返し、皆様の魂に響く物語をお届けしようと思います故今後もご贔屓の程を!!


それでは今年2020年のゲーム、これまでッッ!!!

良いお年を〜〜!!!!


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