表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/24

瓜子姫

昔々、瓜から生まれた瓜子姫という美しい娘がいました。

評判の娘にお殿様との縁談が来て両親は大喜び。けれど、瓜子姫は結婚が嫌で泣いて暮らしていました。


ある日、瓜子姫の親友の天邪鬼が「なら代わってやろう」と提案しました。

はたして婚礼の日、輿に乗っていたのは姫に化けた天邪鬼のほうでした。

けれど、花嫁の顔隠しを取ればそれが瓜子姫ではないことはすぐにわかってしまいます。そうなれば、天邪鬼がどんなひどい目にあうかわかりません。

瓜子姫は親友が心配でこっそりついていきました。

花嫁道中がある一本の木に差し掛かったとき、瓜子姫は我慢がならなくなって

「ほんものの瓜子はここにいます!その人はわたしのわがままに付き合ってくれた親切な人なのです。代わってください」と叫びました。

すると輿のなかから「心配ご無用!」と快活な声が響きました。

白無垢を着た天邪鬼がパッと飛び出してきて、あっという間にお供のものたちをのしてしまいました。目にもとまらぬ早わざでした。

お供のものたちが全員気絶しているのを確かめてから、天邪鬼は瓜子姫へニッと笑いかけました。

それから花嫁道具のなかから小ぶりで金になりそうなものを物色し、瓜子姫の手を取って風のように逃げていったといいます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ