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赤ダン携えし女傑  作者: TAK
マッスルゴーレムコンテスト~筋肉巨人祭
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第五学年修了

マットがトレーニング仲間に加わり数か月後、タチアナは教員としてアカデミーに復帰し、教員の務めを果たす傍ら、エイミーやマットと共に学徒組合の活動にも携わり、休日のみトレーニングルームでアイナ達と共に鍛える日々を送っていた。そして、一の月の二十五の日がやって来た。



「では皆さん、ニュートラル科第五学年の修了式を終わりますが、皆で大掃除をしてから解散と致します。」


担任のルミナは第五学年最後の挨拶をした。アイナ達は大掃除を済ませた。


「マット、あんたはこれから学徒組合なんだろ?」


アイナはマットに聞いた。


「うん、今日から僕もエイミーと一緒に組合幹部代表だからこれから忙しくなるね。」


マットはアイナにこれから忙しくなると答えた。


「じゃ、あそこに来れない日は自室で身体鍛えなよ。うちはこれからも存分身体鍛えるからな。」


アイナはマットにトレーニングルームに来れない日は自室で身体を鍛えるよう釘を刺した。


「うん、そのつもりだよ。アイナ、来月のイベントに向けて頑張れよ!」


マットはアイナに来れない日も身体を鍛えるつもりだと述べ、来月開催の筋肉巨人祭に向けて頑張れと励ました。


「うん、有難う。」


アイナはお礼を言ってマットと別れ、AU会館のトレーニングルームに向かった。



AU会館のトレーニングルームでメフレックスはアイナとアーニャに話をした。


「あなた達、修了式を済ませたわね。今日は、例のイベントについての話があるの。マッスルゴーレムコンテストが来月の九の日にある事は聞いたわよね。アイナ、アーニャ、明日あなた達をマッスルゴーレムコンテストの開催されるロードガルドにこのメフレックスが引率します。開催前日まで歯車騎士団内のAU会館内のトレーニングルームで集中訓練をしますので、心してお臨みなさい。それでは、いつも通り鍛錬をします。」

「うん。」

「はい。」


メフレックスはマッスルゴーレムコンテストに自分が引率すると二人に伝え、二人への鍛錬を指示した。アイナとアーニャはいつも通り鍛錬に勤しんだ。

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